1980年にドラフト4位指名で三菱重工業横浜からヤクルト・スワローズに入団。1988年に大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)に移籍、同年引退。左投げ・左打ちの外野手で、代打で活躍、1982年には代打逆転サヨナラホームランを含む、1シーズン3度の代打サヨナラ打を記録するなど、ここ一番の勝負に強い打者として活躍した。
と、いきなりプロ野球の話をしていますが、この店。
2階にある看板に注目。
「ステーキハウス 岩下正明」。
非常に斬新な店名なので、覚えていたのですが、このお店のランチがとても安くてうまいというので行ってきました。冒頭に書いた元プロ野球選手・岩下さんがオーナーシェフを勤めています。
実家が畜産農家というつながりから、引退後に料理の修業をしてお店を開きました。
プロ野球選手が引退後に飲食店を経営するというのは珍しいことではないですが、ご自身が料理人として仕事をするパターンはとても珍しいです。
このステーキハウスは目の前で焼いてくれるタイプで、とても物腰の柔らかいご主人があざやかなスパチラさばきで焼いていきます。
1000円のランチの肉はハラミなのですが、とても柔らかいです。焼き加減ももちろんオーダーできます。肉にはガーリックチップがついてくるので、一緒に食べるととてもおいしい。
焼き上がりののち一口大に切ってサーブ。
ご飯・味噌汁・ステーキ(100g)・サラダ・お漬物・もやし焼き・アイスクリーム・飲み物で1100円(税込)
超お得です。
我々は肉が150gで1300円のハラミランチです。
ほかにヒレ100gで1500円のランチメニューもありました。
ご飯は男女で量が違ってました。味噌汁はわかめと豆腐。
肉を焼いたあとのエキスを使って、もやしいためを作ってくれるのですが、これもとても香ばしくて美味。
お肉のたれは上が酢醤油+大根おろし、下はたまねぎ+しょうゆです。
店内は鉄板2つが設置されたアイランド型のカウンターが2つ、窓際にテーブル席。
ランチは14時までで我々は10分前に到着したのですが、お客さんは8割ぐらいの入りで、我々のあとに3グループが来店するほど繁盛している様子。すでにたまプラーザのこの場所で16年めだそうで、近場の常連客が多そうでした。
奥様もとても気さくでハロにかまってくれたり、抱っこしてくれまして、食事するのが助かりました。
岩下さんご本人は肉を焼くだけでなく、お水出したりアイスクリームだしたりとテキパキとお仕事してました。
お腹満腹で大満足。2階の店舗には階段でしか行けないのですが、降りるときにはご主人自らハロのベビーカーをかついで降ろしてくれて、恐縮したしだいです。
味といい人柄といい最高でしたので、また行きます!!