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ランカウイ島。【最終日】

機内泊。



機内食を食べたときに飲んだワインのせいか、眠ったり、たまに目を覚ましてボーッとしたりして過ごす。ダンナさんはずっと上海をし続けている。



ランカウイを出て、経由地のコタキナバルに着く少し前から、わたしの凹みもMAXに達していて、ダンナさんとはあまり口も聞かずにいた。



何度目かに目を覚ましたときに横を見ると、ようやくダンナさんも眠ったようだった。アイマスクをつけようかとも思ったけれど面倒になり、わたしもそのまま眠りつづける。



20041129-1.jpgふと目に紅い色を感じて目を開けると機内が薔薇色に染まっていた。一瞬何が起きたのだろう・・・と思ったけれど、すぐに朝陽が登っていることに気がつく。私達の席は西を向いていたようなので、カメラを持ってトイレの前の窓へ。



2枚写真をとってから、ダンナさんを起こそうか迷ったけれど、そっとしておくことに。あとで写真を見せてあげよう。



朝陽の薔薇色がオレンジ色に移り行く瞬間は、なんだか泣きそうになった。



AM7:00 成田着。



お蕎麦を食べてから帰宅。久しぶりのお醤油とカツオのお出汁にようやく、ほっとし機内での落ち込んでいた気持ちも少し晴れる。リムジンバスを待っている間、出発したときより空気がずっと冬に近づいたことを実感した。バスの中は、ヨダレをたらしながら熟睡。バスを待っている間に風邪を引きかけてしまったのか、すこし熱っぽい。



-*-

20041129-2.jpg













 (↑ フロントに届けてくれたクラッカーに添えてあったお手紙)



今回、わたしにとってなんと初めての海外旅行。結婚が決まったのは出発の1ヶ月前だったのだけれど、この南の島への旅行はそのずっと前から予定していたものだったのでした。ただ、当初、描いていたタイのサムイ島は日程が確定して申し込み→出発の期間が短くて、泊まりたい宿がとれなかったりで急遽、このランカウイ島行きとなったのですが、ほんとに良かった。



ダンナさんは「初めての海外にいいところすぎたね〜」と笑う。このあと例えば、お気楽にサイパンあたりへ行っても楽しめないんじゃないかという懸念かららしい。確かに、ランカウイ島でも、何組かあった日本人ツアー客とは自らは接触しようとはしなかったし・・・「まぁ〜どちらから〜」「ハネムーンいいわねぇ〜」などと、変に気を使って話すのはいやだった・・・。「いかにロコ好きかわかった^^」と言われるように、できるだけ現地にどっぷりつかっていたかったからなのでした。



つたない英語だったけれど、できるだけわからないことは聞いたり、考えて返事をして過ごしてみて、たくさんの経験を積むことが出来ました。若い頃、外国人の飲み仲間がいたこともあってか、発音や聞き取りにはある程度の自信があったけれど、やっぱりもっとボキャブラリーを増やさなくちゃ・・・と実感しました。



ランカウイは天候の変化が激しいと聞いていたけれど、素晴らしいお天気の連続で、とても快適な日々でした。関東の湿った夏とは違って、どこか爽やかなカラッとした暑さ。もちろんはじめて体験するジリジリとした南国の陽射しだったけれど、後半のスパ&エステのおかげか、こんなに真っ黒になったのに、日焼けに苦しむこともなく。



20041129-3.jpgもともとアジアンなカフェ飯が好きなので、自宅でもそれ風にしてみたりはしていたけれど、毎日それを食べて見て、調味料の使い方とか新たに開眼したところもあります。(すでに帰国の翌日、輸入食料品店でミーゴレンとナシゴレンの素を購入してたりw)



何度も書きましたが、この島で出会った全ての人々に感謝。

TRIMA KASHI! そして・・・JUMPA RAGI!(またね!)



絶対にまた行きたい島です。



最後に・・・最終日ななちゃんに渡した手紙。

(後半の英文の部分は公開するのはとても恥かしい、中学生以下の文章でめちゃめちゃですが、どうかご笑読くださいw)



Dear ななちゃん,



Terima kashi banyaku. Langkawi cantik baik hati sandara mara.

Kami sudah kahwin 2004/11/22.

Lalu, kami tiba Langkawi 2004/11/23.

ななちゃん banyak baik hati sandara mara.

Kami seronok Langkawi setiap.

Kami kabanagian Langkawi setiap.



And, many thank you to give us many crackers.

Many many beautiful fish eated cracker from my hand.

I'm so happy!!! and so surprise!!



I hope someday...maybe few years later,return back to Langkawi.



ありがとうございました。またね。

JUMPA LAGI!


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ランカウイ島。【第6日目】

■ AM9:30 起床



20041128-1.jpgランカウイでの最終日となった今日は、少しでも当初の目的だった『ビーチでのほほん』を満喫しようと、水着を着込んで朝食のレストランへ。



このレストランで、ダンナさんがサインしている間に「Inside? Outside?」と私が聞かれ、元気に「Outside!」と言って微笑んでもらえるのもコレで最後と思うと、なんだかやはり切なくて。



20041128-2.jpgこれまでずっと玉子料理はオムレツを指定していたダンナさんは、今日はスクランブルにしてもらっていた。わたしはいつもはハム&オニオンで食べていたチーズオムレツの中味の具を聞かれて「All・・・」と答えていた。(ALLと言っても、マッシュルームが加わるだけなのだけれど) 最初の朝食で食べた、ターキーのベーコンもまた食べてみた。このチープな味、忘れられなくなりそう。



20041128-3.jpg食事をしながらVTRを回すダンナさん(インタビューアーw)。最終日の感想など話したりしていたのですが、わたしたちがきたときから元気よく走り回ってる金髪の3歳くらいの男の子が立ち止まり、ニコニコとわたしを見ているのに気がついたので、思わず手を振ってしまいました。はにかんでお父さんに隠れてはまた、こちらを見る瞳が可愛い。



20041128-4.jpgまだ10時過ぎだというのにビーチには、どっかりと腰を据えて寝転んでる人たちが。ベストな位置に2つ空いているのを見つけて、そこに陣取る。今日の海は今までで一番澄んでいたように思った。部屋にはアイランドホッピングで集めた貝殻が荷物にしまいこんで会ったんだけれど、このホテルのビーチではなにも拾っていなかったことを思い出して。1cmにも満たない小さ目のものばかりを拾ってみたり。



20041128-5.jpgこっちに来て読んだ本は、女流文学家の林芙美子のパリ滞在中の記録。どうしてこんなものを選んだかというと、かつてわたしが産まれた時、父方の祖母がこの作家が大好きでわたしにこの『芙美子』という名前をつけたがっていたからだった。(「あまりいい人生ではなかったので却下!」と父が反対したおかげでその名前にはならずにすみました) 軽いつくりだったのと、淡々と毎日が綴られているスタイルのものだったので、細切れに読み進める旅のお供にはとてもよかった。午前でこれを読み終えてしまったので、午後からは詩集を。これはいろいろな人の作品が掲載されたものなんだけれど、かつて2年ほど師と仰いだ人のものが載っていて嬉しかった。それぞれの簡単な略歴もついているのだけれど、どうやらまだお元気そうでなにより。



最終日とはいえ、レイトチェックアウトなので夕方までのんびりしていられるというのに、気分はどんどん悲しくなってしまう。



20041128-6.jpgお昼になったので気を取り直しKittaレストランまでお散歩がてら出かける。今日はチャーハンと牛肉の生姜焼きを1皿つづ注文してふたりで食べる。また、この島にきたらここに来たいな。



ホテルに戻って、プールサイドに移動しまたのんびりと。



20041128-7.jpgPM4:45にロビーにお迎えが来るので、PM4:00ぎりぎりまでプールにいました。シャワーを浴びて最後の荷物チェック。ロビー棟までカートを呼ぼうかとも思ったけれど、やっぱりいつもの道をのんびりと歩きました。きょうは空港へのお見送りはななちゃんとは別の人になるらしいと聞いていたのだけれど、行ってみるとなんとななちゃん来てくれていました。このあとで、「ガイドの仕事があるけれど少しならダイジョブネ」と迎えの車がくるまでいてくれました。ダンナさんがチェックアウトの手続きをしている間、エントランスの熱帯植物の生い茂った通路にあるベンチに腰掛けて、おしゃべり。



「ななちゃんにお手紙書いたよ」

「ホント?!ウレシイネ。コレ、ナナチャンのファミリーから。奥さんが用意してくれた」

チップの10.00RMも同封した、わたしのつたないマレー語で書いた手紙を渡すと、ななちゃんは小さな紙包みをくれました。すぐに開けるのはなんだかハシタナイ気がして「ありがとありがと」ばかり言って受け取る。間もなくダンナさんも戻ってきたので、3人で今回の感想や、ツアー以外でどう過ごしていたかなんかを話していました。

「今度来たとき、ななちゃんの家にキテ。奥さん料理するよ」と言ってくれました。



迎えの車がきてしまったので、3人で記念写真を撮ってもらってお別れ。



車に乗り込んでから、さっきの包みを開けて見ると、キレイな可愛い花瓶が出てきました。もう、嬉しいやら寂しいやら、こんなステキな心遣いをしてくれたななちゃん、ななちゃんの奥さんに感謝の気持ちで、涙がいくら拭っても拭ってもこみ上げてきました。しまいには嗚咽になっちゃうくらいに・・・^^;



深呼吸をして、外の景色を見るとやっぱり泣けて。いつかまた、こうして幸せな気持ちでここに来ることができますように。



この島の人々は、観光地であるにもかかわらず変に媚びることもなく、言葉がうまく通じなくても一生懸命に相手の目を見つめて、その意を汲み取ろうとします。それが通じたときに、目がキラキラして、とても嬉しい表情をします。もちろん、みんにそれぞれの生活は日本のわたし達と比べるととても貧しかったり、不便だったりするのに、このShort stay〜短期滞在者たちを温かく受け入れて、やっぱり暖かく送り出してくれました。



ななちゃんと話していたときに降っていたスコールはいつまでも止むことなく、空港に着いてからも降り続いていました。

「今日、雨フッタよ。ずっと晴れてたネ。これ悲し涙。バイバイ〜サヨナラ〜って。」

「うん。帰りたくない〜って。でも絶対またくるよ。JUMPA RAGI!」



ランカウイ空港で出迎えてくれたガイドさんが搭乗手続きまで全て済ませてくれたので、お土産屋さんへ。手持ちのリンギットを消費したかったのもあるけれど、自分用のパレオやお土産購入。その他に、ダンナさんが「ほら、これ欲しいでしょう?」と、手作りの白いアルバムを選んでくれた。帰ったら、この旅行の写真を貼ろう。



20041128-8.jpgクアラルンプールで使う現金を少しだけ手元に残し、リンギットとカード併用でお支払いしていました。



クアラルンプールはトランジットが1時間しかないので、急いでお土産とバーガーキングで軽く食事。初めて入りましたが、すごく美味しかった。よくアメリカ映画で見かけるお店だったので、ぜひ入ってみたかったのです。



20041128-9.jpg・・・でここで調べて見ると・・・

1996〜2001まで日本でも展開されていたんですね。〜日本マクドナルドが打ち出した、平日半額キャンペーン等の相次ぐ低価格路線の競争に敗れ、2001年3月末に業務終了・撤退した〜とありました。なるほど。あのボリュームじゃ、安売りしてられないですね。タンナさんは、ダブルチーズバーガー+ポテト+炭酸苦手なのにオレンジサイダー(超オレンジ色)。わたしはWhopperというメインの大きいハンバーガ単品。



20041128-10.jpgPM9:00 クアラルンプール発。すぐに機内食が出て、ビールも貰って食べ終わったかと思うと、コタキナバル経由だったので一度、機外へ。コタキナバルの空港はちょっと古くてこじんまりした途方空港。トイレにいったらやはり、いつものホース発見。イスラムの6歳くらいの女の子が出てきた後に入ったら、やっぱり床はべちゃべちゃ。そういえば、おんなのこのズボンも濡れていた・・・どうやって洗って出てくるのかは謎。



20041128-11.jpgコタキナバルで乗り継ぎ便と合流して出発。しばらくしてまた機内食。ダンナさんはさすがにパス。わたしは受け取ったものの、もうあまり食べられなくて少し手をつけただけで、ワインを飲んでおやすみなさい。







■□■□■□■□■【リンギットお小遣い帳】1.00RM=約\30■□■



Ginger Beef・・・12.00RM

Fried rice・・・5.00RM



Double Cheese Burger Meal・・・9.90RM

Whopper・・・6.80RM



お土産など・・・170.00RM位(滞在中)



Sheraton Langkawi-チェックアウト時

Unicef募金・・・3.75RM

Karma Jaya・・・198.00RM(2日目の夕食)

国際電話・・・70.00RM(ふたりの実家へ)

Lokal通話・・・1.50RM(スパなどの予約)

携帯へ通話・・・10.40RM(ななちゃんにかけた)



枕銭(チップ)・・・2.00RM
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ランカウイ島。【第5日目】

■ AM9:30 起床

今日は、午後からスパ&エステの予約をしてあるので、それまでプールでまったりの予定。

レストランから直行できるように、水着の上にキャミワンピ1枚をストンと着て部屋を出ました。



今朝もやっぱりご飯は美味しく、メープルシロップたっぷりのパンケーキや、オムレツ、チーズ、ミーゴレン少しなどなど。ダンナさんは、相変わらずお粥を中心に展開の模様。



ビーチとプールは隣接しているので自由に行ったり来たり出来るのですが、滞在中の多くはプールサイドが多かったです。プールごしに見えるビーチの景色がとても和やかであったり、足に砂がつかないことや、海水に使っていると唇が塩辛くなってくるのもあって。陽射しもプールサイドのほうが少し穏やかな気がしたり。



20041127-1.jpgこうして本を読みたまに居眠りしたりしながらも、時折あたりを見渡すと、結構小さなBaby連れのご夫婦も多いです。とても軽量タイプのベビーカーに乗せられて、ビーチベッドと椰子の樹の木陰ですやすやと眠る姿は、まさに天使。ブロンドのクリクリくせっ毛がまた可愛くて。



ヨーロッパあたりからの人はかなり長期滞在しているのか、わたしたちが到着したときから既に、このホテルの勝手知ったる風な人たちも、未だにのんびりしています。わたしたちは今回、通常のツアーに+1日の延泊をつけて、現地5泊+帰りの機内1泊というスケジュール。それでも、残すところ今日と明日だけ・・・となるとちょっと寂しい気持ちも。



今度来るときは、少し安めのホテルでも構わないからレストランや屋台の多いパンタイチェナンあたりに滞在するのもいいね〜なんて話してみたり。次回はダンナさんはわたしを別の国のビーチに連れて行きたいようだけれど、初海外にしてすっかりランカウイに魅せられたわたしは、「次もランカウイ」「その次もランカウイ」「なんなら住むので月に2〜3万円仕送りしてくれれば生きていけるし」などと、恐ろしい冗談を言ってしまったり。



はぁ〜帰りたくない;;



PM2:00になったので、一旦部屋に戻ってシャワー。お昼ご飯は、帰るときの荷物減らしもかねてわたしは非常用カップ麺。現地のもので『四川風』と書いていたのですが、あっさりして普通に美味しかったです。ダンナさんは、朝ご飯のときに食べきれずに持ってきた小さ目のアップルパイとあたたかい紅茶。



そのあとロビーへ行くと、ちょっと遅れてお迎えが到着。車で2〜3分のところにあるランカウイ・ラグーン・ホテルという島で一番新しいホテルにあるスパですが、ここはアイランドホッピングのガイドだった文さんオススメのところ。水上コテージが沢山建ち並んだ、ステキなリゾートです。



案内されてみると、受け付けはなんと日本人女性でした。冷たいマンゴージュースとおしぼりをいただいたあと、ちょっと安心してコテージの3階へ。アジアンな天井の高いその部屋には施術用のベッドがふたつ並んでいました。エステティシャンの女性2名は、「キモチイイ?」以外は日本語が話せない模様。指示されたとおり、紙の使い捨てショーツを履くのですがフリーサイズのため、おむつをした赤ちゃんのような姿に思わず、ゲラゲラと笑ってしまう。ショーツをつけた上から、男性はボクサーパンツを、女性はパレオのような1枚布を巻きつけベッドにうつ伏せに。



よくあるマッサージ用のベッドのように頭の部分がまあるく抜いてあるのですが、そこから顔をしたに向けると小さな素焼きのお椀に、真っ赤なハイビスカスが1輪。これだけで、なんだか幸せな気持ちに。そのあと、最初にアロマオイルをじゃぶじゃぶと贅沢に塗られ足許から全身をくまなくマッサージ。軽くストレッチも入っていて、とってもいやされます。ダンナさんは途中で「ちょっと強すぎるから弱めにね」みたいなリクエストをしていましたが、わたしはもっと強くされても良かったくらい。



仰向けになったりうつ伏せになったりしている間、仰向けのときはキュウリのスライスを瞼に乗せられるんだけど、これがひんやりしてて気持ちいい。



さんざんマッサージされたあと、何かを粉々にしたものがはいったペーストのようなものでまたマッサージ。そのあとにまたトローリとしたものを塗りたくられてマッサージ。ここでコーヒーの香りがしたので「What's this?」と聞くと、コーヒー豆をクラッシュしたものとフレッシュパパイヤだと言っていました。そういえば、洗顔料でもパパイン酵素入りのがソニプラなんかで売られていたなぁ・・・と納得。



で、そのあと2人の女性が部屋から出て行った気配がしたかと思うと、なんと大量のバナナの葉っぱを持って戻ってきました。それで、全身をすっぽり覆われる。最初は冷たい感触だったのでですが、次第に体がポカポカしてきました。時折、陽射しの加減や施術の行程にあわせ、レースのカーテンをしてくれたり、窓を開け放ってくれたり。窓が開くと風の匂いや音で、ここが水上コテージであることを実感します。



次はヘアエステに移ったらしく、たっぷりのココナッツオイルを使ってマッサージされます。もうほんとに、これでもかというくらいにたっぷり。そして仕上げはカフィーライムというものでトリートメント。



そのあと、部屋にあるバスルームに移動して全身を良く洗ったあと、真っ赤なハイビスカスがたくさん浮かべられたジェットバスに。お花の浮かんだお風呂に入るのは、女の子の永遠の夢でなんだか身も心もほっこり。



お風呂から出ると次はフェィシャル。いろんなオイルやクリームを次々と塗られマッサージされては拭き取られを繰り返し、3時間半のコースは終了。



1階に下りると、なんとスタッフ総出でお出迎え。照れくさかったです。日本人スタッフの女性はどうやらマネージャーの模様。ハーブティとドライフルーツを頂きながら、いろいろと楽しくお話のあとダンナさんお支払い。ひとり約1万円。彼が去年モルディブで受けたときは、金額が倍で時間ももっと短いものだったそう。かなりグレードの高いスパだったらしいのですが、部屋の雰囲気もこちらが上かもとのことで、なんだかわたしも嬉しくなりました。



やはりスタッフ総出で建物の外までお見送りをされ、みんなに「Terima kashi!(ありがとう)」と言った後、わたしを担当してくれたバリ出身の女性に「Jumpa ragi!(またね)」と微笑みかけると、満面の笑顔で「Sama-sama(どういたしまして)」と手を振ってくださいました。



現地のカタコト英語のドライバーさんが玄関まで迎えにきてくれていたので車に。



途中でダンナさんが「晩飯を食べていくのでここでおろしてねん」と伝え降車。「昨日のKittaレストランでもいいかなぁ〜でももう一軒あったよね〜せっかくだからKittaは最終日のランチで行こうか〜」と、今日は別のお店に言ってみることに。



20041127-2.jpg漁村海鮮飯店。実は、我ダンナさん・・・エビが苦手だったりします。だいじょうぶでしょうか????



もちろんここもオープンカフェ風のつくりです。というか壁が無いだけとも言う。テーブルについて英語と中国語のメニューを見ると、Riceがありません。今日は、ご飯の気分だったのだけど・・・。一応ライスを使ったメニューはないのか聞いてみますが、オーナーらしきおじさん、困った顔でナイとのこと。「ん〜どうしようか〜でもライスの気分だよね〜」とこちらが難しい顔をしていると、おじさん焦りの表情。「ここで妥協するのは・・・Kittaに行く?」と相談していると、おじさん「いやぁ〜だったらほら、ヌードルどう?これこれ、このページ!」とメニューを開きます。それでも「さて〜どうするか〜」と渋っていると

「ならエビはどうだ」

「いや彼、エビ苦手なのよ。今日はライスの気・・・」

「じゃ、カニ!カニならどうだ!」

「ん〜だから、ライスが食べたかったから〜」

「だったら、ほれ!やっぱりヌードルだろ」

おじさんの焦りの表情がどんどん濃くなっていきます。周りを見渡すと、わたしたちの他のお客さんは中国系の2人のみ。

ダンナさんとなんだか、このおじさんが可哀相になってきてしまい「OK!じゃ、このインド風焼きそばと卵とキノコのスープで。飲み物はTigerビールある?」おじさん一気に脱力。安堵の表情も束の間、ガラスの冷蔵庫を見て「Tigerはないんじゃよ・・・」。思わず笑いそうになるのをこらえて「OK!OK!じゃ、そこのSKOL Beer」。



20041127-3.jpgこのビールはこっちにきてなんどか飲んでいますが、口当たりのスッキリした癖のない美味しいビールです。



おじさん、急いで冷え冷えのジョッキ(ただしバラバラの)2つと、ビール2缶を持ってきます。



20041127-4.jpg暫くして料理が出てきて食べて見ると、そんなに悪くない・・・というか美味しいカレー味の焼そばでした。ただし、玉子とキノコのスープに玉子が見当たらなかった・・・。でも、もうこのおじさんのあの顔を見るのは可哀相なので、味もあっさり風味で美味しかったので、そのまま食べることに。



心なしかおじさん、こちらが一口食べるごとにちらちらとこちらの表情を気にしています。わたしたちが、にこやかにVTRを回したりしながら食べていると安心したのか、従業員とともに離れたテーブルでまかないタイムにはいった模様。



20041127-5.jpg量がちょっと足りなかったので、オムレツを追加。おじさん、嬉しそうです。オムレツとあったのだけど、揚げ焼き玉子のようなカンジのが出てきたけれど、これも美味しくいただきました。



ホテルの冷蔵庫のビールの在庫が心もとなかったので、帰りがけにビール2本テイクアウト。ダンナさん、チェックの際にまたも中国語で何か言ってました。もしや「飯ないのか(゚Д゚)ゴルァ!!」なんて言っていたらどうしましょう・・・いえいえ「美味しかったよ」といってあげた模様。



夜道をテクテク、ホテルまでもどりちょっとまったり。



そのあと、ダンナさんはテレビをつけてNHKスペシャルでやってたローマ帝国のやつを観ていました。留守録してあるのにね〜。けれど、滞在中テレビをつけたのはこのときで確か2度目。NHK-BSはやってるから、ニュースでもなんでも見られるけれど、少しもそんな気が起きない。最初につけたときも現地の番組をBGMがわりにつけた程度だった気がします。



そういえばホテルのビジネスルームにはインターネットに接続されたPCも何台かあるのだけれど、使おうとも思いませんでした。ホテルもそうだけど、街のインターネットカフェも日本語はインストールされいるらしいのですが。



そしてそのあと「今夜のうちに荷物のパッキングしておくようにね」とダンナさんに言われ、一気に気分は凹みます。



「南の島にきて、いつもこの時間が一番せつないよ・・・」そういうダンナさんを横目に、泣きたくなるような気持ち。しぶしぶ荷物を片付けました。



明日は最終日。



おやすみなさい。





■□■□■□■□■【リンギットお小遣い帳】1.00RM=約\30■□■



Lagoon Resort-SPA・・・640.00RM(ふたりぶん)



SKOL Beer・・・12.00RM(4本/含テイクアウト)

Indian Fried Rice・・・5.00RM位

Egg and Mushroom Soup・・・5.00RM位

Omelet・・・4.00RM位



枕銭(チップ)・・・2.00RM
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ランカウイ島。【第4日目】

■ AM7:00 目覚ましset

■ AM7:20 起床



今日は、パヤ島シュノーケルツアーの日。



20041126-1.jpgもともとダンナさんは、いつもの南の島ではな〜んにもせず、ビール飲んでビーチでぐうたらするのが最高の幸せというポリシーを持っているにもかかわらず、わたしの初海外&ハネムーンのせいか、今日はシュノーケルのツアーを申し込んでくれました。



お迎えのクルマはAM8:10の予定のため、大慌てで準備。もともとはマスカラ命・アイメイク命のわたしだったのですが、ダンナさんとつきあってからはナチュラルメイクが基本になっていて、この島に着てからはほとんどノーメイクで過ごしています。けど、外で遊ぶ日は、基礎化粧品をたっぷり使ったあと、日焼け止め(SPF50)をしっかり塗ってお出かけを心がけています。



20041126-2.jpg朝食はいつものレストランへ。人気の玉子料理のコーナーは数人並んでいるのと、注文から焼き上がりまで多少時間を要するので今日は泣く泣くパス。もうこの国に来てから何度となく食しているミーゴレンLoveをメインにお気に入りのチキンソーセージなどなど。ダンナさんは、今日も中華粥メイン。ふだん自宅で作るときも、中華街で食べた味を再現するべく、毎回お米から土鍋で炊いているのだけれど、ここのはそれよりももっと美味しい。食べるとき、ナンプラーをちょろりとたらすのが秘訣みたい。



20041126-3.jpg食事の後フロントへ。昨日借りたレンタカー(半日の設定が無く、今日の昼までの24時間レンタルしていた)のキィをフロントに返却依頼するため。「今日は、わたしがフロントには茄子の挑戦してみるね」とあらかじめ、ダンナさんに言っておく。

まずは、ガイドのななちゃんが「朝のうちにフロントに預けておくよ」といっていた、魚の餌付けのためのクラッカーを受け取る。「Good mornig! This is 1112・・・」とルームナンバーを言った途端に笑顔で「Crackers!」とクラッカーを渡されました。中をあけると、ナナちゃんから走り書きのお手紙。ちょっと感激してそのあと、キィのことを切り出す。

「Now we must go to Tour. So,please return this key to rent-a-car. 」みたいなカンジ。相変わらず文法は???だけれど、いいんです・・・通じるならw 最後にdeskってつけたほう良かったのかな?



10分くらい遅れてドライバーさん登場。ほかのホテルを回ってきたみたい。このシェラトンでわたしたちを拾ってあとはヨットハーバーのあるクアタウンへ。乗り込むと、日本人のオバちゃん3人組+日本人老夫婦1組+ロシア人カップル+アメリカ人ソロ女性。ちょっと嫌な予感・・・乗ってすぐにこの予感的中。3人かしましおばちゃんのひとりと、老夫婦のオバちゃん(ダンナさんによる命名・カニババ)が狭いクルマの中大声で喋る喋る。もうお互いの自慢話から始まって、いままでにいつたどのビーチがすごいとか、昨日のダイビングはどうだったとか、これから行く先のビーチの様子だとか。おばちゃんたち以外は無言・・・というかロシア人カップルに至っては、あからさまにうんざりした様子。クアタウンまでの30分以上をこれでは気分台無しとおもい、両耳に思い切り人差し指を突っ込んで、うしろのオバちゃんたちに見えるように右を見たり左を見たり。・・・しばらくするとやっと気がついたのか、ようやく静かに。



年令ではなく中味がオバちゃんな人種は、国外に出してはいけない!と心底思いました。若い子だと逆にこのあたりの加減というか、気遣いはよく出来ている気がするんだけど、どうしてなんだろう・・・。



途中であまりうるさいせいか、ドライバーさんも気を使ったようで、ラジオのスイッチが入りました・・・現地のラジオ局の包装なのに流れてきたのが日本のJ-POP。爆風スランプと佐野元春だったのに、ダンナさんもびっくり。結構、この状況に受けていたようでした。普段は、ダンナさんが音楽業界人なせいもあり、家で音楽を聞くということはほとんどしなくって、ドライブのときや、いい気分に酔った夜にお気に入りのアーティストのCDをかけるぐらにいの我が家なので、わたしも久しぶりに聞きました。しかもこの国でw



20041126-4.jpgハーバーでたくさんの人たちと合流。水上の心地よいテラスで紅茶のサービスを受けてから、シュノーケルとあくあらんぐのグループに分けられます。そしてさらに、日本語と英語のガイド別に分けられ、簡単なレクチャーを受けました。お昼のお弁当のチケットを受け取ってから、乗船。



20041126-5.jpg船で50分位で目的地パヤ島へ。船の中で、フィン・シュノーケルセット・ライフジャケットを渡され、ほとんど眠っていきました。着いてみると、ここはマレーシアでもお魚の量と水質が一番いいとのことで、楽しみにしていましたが、全くそのとおりでした。長く伸びた桟橋が海と空と白砂にとても綺麗でした。すらりとベンチとテーブルが並んだ屋根つきのビーチハウスに荷物をおき、英語でこのビーチの特徴・注意事項・スケジュールなど、再度レクチャーを受けます。



20041126-6.jpgAM10:30-12:00 思う存分シュノーケリング。なまこがたくさんいます。ダンナさんが「なまこが沢山いるのは、水がキレイな証拠なんだよ」と教わり納得。魚も小さいのから大きいのまで、信じられないくらい波打ち際までびっしりいます。水深はけっこうあって、許可されたフロートのあるあたりで8Mくらい。その先にはバラクーダーやサメもいるとのことでしたが、小さ目の・・・体長1Mくらいのサメはこちらがわにも来ていました。



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20041126-9.jpg昼過ぎに、チケットと交換にお弁当を受け取る。タンドリーチキン・サラダ・ツナとトマトのサンドイッチ・チキンソーセージ(チリソースとハーブで味付)・クラッカー・オレンジ1個・水。おいしく、もぐもぐいただきました。オレンジはこのあとのおやつに。クラッカーは、ななちゃんからもらったのがあるので、ホテルに持ち帰り。



20041126-10.jpg14:00過ぎ、14:30には上がるよう言われていたので、少し早めに帰り支度。更衣室はあるけれど、シャワーはなし。トイレの脇にある足洗い用の蛇口からは海水のみ。ウェットティッシュで全身を軽く拭いて、着替え。桟橋から船までは、タグボートのようなものり移動。(けっこうスリルがあって面白かった)



そうそう、このツアーは地元のダイビングショップが主催しているんだけど、お昼のお弁当の容器回収のときに「Terima Kashi!(ありがと)」と言うと、そうとう驚いて「Sama-sama(どういたしまして)」と言うのでマレー語のガイドブックを見せると笑って「ズルイ!」と言った後、メインガイドの若い男の人のところに戻り何か話していました。そうするとメインガイドの人がやってきて「Where are you come from?」「Yokohama」「Ma girl friend live in YOKOHAMA,too!!!!!」といろいろ盛り上がりました。どうやら、彼女はわたしたちと同じくに住んでいるようで、写真を見せてくれたり、わたし達の持っていたマレー語の本の『英語→日本語』版をみせてくれました。しっかり紀伊国屋か何処かのカバーつきのそれはとてもボロボロで、頑張って勉強しているんだなぁ・・・と感心したりして。



そんなわけで、クタクタになりながら帰りの船もほとんど熟睡。冷たいおしぼりのソービスが心地よかったです。帰りのクルマも来たときと同じメンツ。オバちゃんたちもぐったり疲れてて静かでした。が、ダンナさんがカニババと命名したオバちゃんが、ダンナさんの寝顔を撮影してました。わたしがオバちゃんを黙って見つめると、やめましたが。そう言えばパヤ島でも、病的なくらいわたしやダンナさんを撮り続けていたり、不審人物でした。1Mと離れていない距離から写されていの気がしたので、身を捩ったりしてよけると、オバちゃんもビデオを覗きながらしっかりこちらの動きと同調するので、気のせいでもなんでもなかったみたい。おばちゃんのご亭主も、ちょっと困っているようで「もう・・・いい加減にしなさい・・・(ノД`)」という声が、帰国後のVTRに入ってました;;



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そうそう、クルマの中でエアコンの効きが悪いな・・と思っていたら、最後列のロシア人男性(彼はビーチで海から浮島にあがれずにいたわたしを抱き上げてくれた)が、ロシア訛りの英語で「暑いよ!エアコンつけろよ!」と叫んでいましたwドライバーさんが「Window open〜^^」と言うと「窓開けたって、外も熱いだろう!暑い風しか入ってこないぞ!」と言ったのですが、周りが窓を開けて涼しい風が入ってくると、とても上機嫌で納得していました。ロシアって寒いから、このあたりの感覚がわからなかったのかしら・・・?!



部屋に戻ってからシャワーのあと、ベランダに続くガラス窓(壁一面がガラスの格子窓)を全開にし、レースのカーテンも開けてバスタブとベッドルームの間のブラインド(ガラスははまっていない)も開けて、お風呂タイム。彼によると、こんな素敵な作りの部屋は、サイパンでもモルディブの水上コテージでもなかったそうです。至福のひと時。



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今夜は近くの吉打(Kitta)海鮮飯店の予定でしたが、出かける間際に激しいスコール。この雨の中カートを呼んでホテル内のレストランといのもおっくうだし、最悪ルームサービスと非常用のカプラーで凌ごうか・・・なんてわたしが心配しているのに、ダンナさんは「じき、止むっしょ」・・・と。まさにそのとおり、1時間弱で止みました。



PM8:00 遠くにカミナリが時折光るけれど、空気も澄んだ夜道をKittaレストランへ目指します。距離で500M弱ぐらい。



途中で地元の白い1BOXがクラクション。助手席の人が「乗ってく?」みたいな表情。わたしは手を左右にふり「No^^」のつもり、微笑んでうなずき去っていきます。



やはりオープンカフェ風のこのレストラン、メニューは英語と中国語。オーナーらしき人、ウエイターそれと奥さんらしき人も中国系。前回の頼みすぎて失敗したのて、ここはフカヒレスープ・チャーハン・揚げ魚。

わたしが「White meet fish」のお魚のオススメとサイズを聞いて、調理方法を英語の一覧から『Oil fried』を指定。ダンナさんが「食べたかったのはこっちでしょ?」と『Sweet and sour』を指します。そうそう、甘酢あんかけが食べたかったの。なるほど・・・甘くてすっぱい・・・そのままやんw 



今日もやっぱりGood Job!!>ダンナさん

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お魚は冷凍と活魚だと値段が倍くらい違うので、『Live』と言うと「Liveはすごーく大きいか小さいのしかないよ。なんなら生簀見る?おすすめは冷凍。中ぐらいのがあるよ」と、とても良心的。でも出てきたのはとても大きくて、おもわず「Wow!!」隣の外国人老夫婦に笑われました。「ホラ、すごいだろう!」みたいな感じで。なので「えへっw」と肩をすくめてみせる。



20041126-18.jpgでも冷凍とはいえ、とっても美味しく、飲み物も含め全部で55.00MR。約1700円。フカヒレスープが30.00RMと半分以上を占めているものの、日本ではやっぱり信じられないお値段。そして何よりも美味しい。



帰り、チェックの際ダンナさんが中国語でオーナーに「ありがとう。おいしかったよ」みたいなことを言って、幸せな気分でレストランを後に夜道をホテルへ。わたしはここでも「Terima kashi! Junpa ragi!(ありがと、またくるね)」のみ。



雨上がりの夜道のニオイを、ふたりで「この雨上がりのニオイ、好きだよね」と話していたんだけれど、やはり日本のそれとはどこか違って。やっぱり南の島。



明日は水上スパ&エステ。なんと3時間半のコースです。日本だといったいいくらぐらいするのだろう。こちらではふたりで640.00RM。日本円でひとり約1万円。



ホテルで明日〜最終日までの過ごし方の話をしながら、ビールを飲んでおやすみなさい。





■□■□■□■□■【リンギットお小遣い帳】1.00RM=約\30■□■



SNORKELLING TOUR・・・400.00RM(ふたりぶん)



Air water(Big-1.5L)・・・2.00RM(ダンナさん)

Beer・・・RM(わたし)・・・3.00RM

Shark Fin Soup(S)・・・30.00RM

Fried Rice(S)・・・5.00RM

White Fish(Sweet and sour)15.00RM



枕銭(チップ)・・・2.00RM
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ランカウイ島。【第3日目】

■ AM8:55 起床



昨日の朝は、ソーラーシステムの不調だったのかぬるいお湯しか出なかったシャワー、今朝は熱々のお湯が出て、目覚めもバッチリ。



20041125-1.jpgシャワーのあとはレストランへ。

わたしは、ここにきてお気に入りのテリーヌ風のハム2種とチキンのウィンナーを昨日に引き続き。その他、生野菜少々、お粥少々withピータン、パインジュース、パインとマンゴーのジャムをたっぷり乗せた薄いトースト1枚。日本では毎朝、炊き立てのお味噌汁+ご飯+海苔の佃煮+たまに玉子料理をダンナさんが好むのでそうしているのだけど、なぜかご飯もお味噌汁もお椀に半分がやっとのわたしなのですが、こちらにきてからはモリモリ食べる。その食欲には、ダンナさんも唖然とするほど。



20041125-2.jpgピータンは日本では苦手なもののひとつだったけれど、ここのはクセもなく美味しく頂きました。



食後、一旦部屋にもどり、今日からのスケジュールを相談。今日はやはりレンタカーを借りて噂のケーブルカーに乗りに行こうか・・・ということになりました。そのあとダンナさんが電話で現地のツアー会社に、明日のシュノーケリングツアーと、後日のスパ&エステの予約を入れる。



20041125-3.jpgレンタカーを借りるためにフロントへ。美人のフロントさんにダンナさんが「レンタカー借りようと思ってるノデスガ・・・」と言うようなことを伝えたかと思うと、英語で返事が戻ってきたかと思うと続いて「こちらに係りがいますからどうぞ〜」とネイティブな日本語が!ただひとりいる日本人スタッフに、会えました。ちょっと嬉しい。(その後、彼女と話す機会はなかったけれど)

事前に日本でふたりとも国際免許証を取っていたのですが、部屋に忘れてきたのに気がついて、彼が申し込みをしている間にわたしが取りに戻ることに。部屋に戻って、ふたりぶんの免許証とパスポートを金庫から持ち出し戻ると、現地スタッフと彼が交渉していました。車種はマレーシアの国産車からベンツまで揃っています。ダンナさんに「どの車がいい?」と聞かれたので、「なるべく小さいのじゃないと車庫入れ自信ない・・・」と言うと、マレーシアの1600ccクラスの車に決めてくれました。



料金は保険込みで160.00RM/24時間。街中で借りるほうが安いけれど、古い車に当たっても嫌だし、そこまでタクシーで出る手間を考えて、倍近いけれどホテルで借りることにしたのでした。



20041125-4.jpgダンナさんの運転で、まずはガスステーションへ。とても大きくて立派な新しい施設でした。セルフスタイルの給油は、わたしは経験なかったので、ここはすべてダンナさんにまかせます。最初に空いている給油機に車を横付けし、給油機發魍稜Г靴討らカウンターへ。スカーフをした女性に英語で「NO.5で10リッター」と伝えているあいだにわたしは店内をビデオ回しつつ物色。ちょっとしたスーパーマーケット並みに食料品や、みやげ物なんかが並んでいます。ただし当然ながら、アルコールは置いてないですw



そのあと、わたしが運転を替わり(空港で購入したランカウイ全島の地図を見ながらナビに自信ないので;;)、一路ケーブルカーへ。ひとり15.00RM。このケーブルカーは、前日のガイドの文さんも「心臓の弱い人はやめたほうがいい」「ワタシ帰る〜にナルカラネ」と言っていたように、下から見上げるだけでもかなりヤバイ!



20041125-5.jpg去年まで北国でしたから、スキー場のゴンドラとか結構急なものにも慣れているわたしなのに、そうとうビビリました。ここはまだ出来たばかりの宿泊施設のないリゾート施設で、フードコートやお土産屋さん、民芸品など扱う小さなお店がびっしりとあります。



ここからまずは、6人定員のゴンドラで700mちょいの山に登ります。中腹で一旦降りられるようになっているのですが、降りずに90度左に折れてそのまま山頂へ。



遠くにタイまで見えるくらいの見晴らしで、途中の恐怖に比べると信じられないぐらいの爽快感。このケーブルカーの怖さはたぶん、深い森の上を通っているので、鉄塔自体がもの信じられないぐらいに高いせいです。それで、ゴンドラと地上の高さが国内のスキー場の倍はありそうな勢いで・・・。



山頂でトイレに行ったのですが、クアラルンプール以降トイレの個室にはいつもホースがついています。現地の人は、コレでお尻を洗って終わりみたい。観光地なので一応、トイレットペーパーはついていますが、床は水でベチョベチョなところが多いです。



降りるとき、現地の若いカップルとゴンドラが相席となりました。女の子はやはりイスラムのスカーフを頭にしていますが、Tシャツとジーンズ・ビーサンという軽装。男の子も普通に渋谷辺りにいそうな雰囲気。でもどちらも表情が初々しく、なおかつにこやか。ダンナさんがカメラを持って自分達の2ショットを取ろうとしたら、どういうわけか身をよけていました。カメラこっちに向いてるのにw 一度ゴンドラが揺れたとき「うわぁぁ!」とふたりで叫んだら、クスクスと笑っていて、こちらも照れくさくて笑ってみたり。



20041125-6.jpg降りてから記念におそろいのTシャツ購入。



リゾート内のオープンカフェっぽいところで食事。日本食の恋しいダンナさんは、『湖〜Mizu~mi』というお店に惹かれていましたが、丼ぶりとお寿司(アボガドロールと書いてあった)などのお店らしくやめました。

カフェで飲み物のオーダーをとりにきたとき、わたしが「ミロ!」と言うと、メガネの可愛い女の子(たぶん15歳くらい)にクスリと笑われました。なぜか、この島はどの店もメニューにミロがあります。



20041125-7.jpgタンドリーチキンの乗ったライスはピリカラで美味しいかったです。運んできてくれたときわたしの目をじっと見ながら「ドウゾオメシアガリクダサイ」。もう、日本のレストランでだって聞けないひとことに感激。「ありがとう。Terima kashi(アリガトウ)」と覚えたてのマレー語を言うとやっぱり笑顔で「Sama-sama(どういたしまして)」。一口目でうっかり器官に詰まり咳き込むと、厨房からスカーフをした女の子の調理人さんがとびだしてきて心配そうに「Too hot?」と顔を覗き込みます。「No^^ No!」というと安心したように微笑んで去っていきました。



20041125-8.jpg食器を下げにきたときに「Good Taste」と言うと「ドウゾマタキテクダサイ」とやっぱり日本語。「Ya!Terima kashi!(はい。ありがとう!)」



旅行中ダンナさんにも力説したのですが、お国は違っても「こんにちは」「ありがとう」「またね」を現地の言葉で言えることで、ずいぶん旅がスムーズに暖かいものになれる気がします。そのことで、とても温かい心の交流が生まれるような。わたしが「さようなら」ではなく「またね」を言うのは日本語でも一緒で、やっぱり「さようなら」は好きじゃない。いつかまた、会いたいよ。会いに来たいよ。って気持ちを伝えられたら、いつかまた会えそうな気がするんです。



ホテルに一旦戻ってプールの準備をしていると、ノックが。ダンナさんが「Yes.Come in」と言うと、スカーフをしたベッドメイクさんでした。じきに準備できたので「プールいってくるね〜」「オーケー。いってらっしゃい。バイバイ」みたいな感じ。



ホテル内ではスタッフは気軽に笑顔で声を掛けてきます。「Are u fine?」はもちろん、「どこからきたの?」「楽しんでる?」女性スタッフはスカーフをした人はこちらが声を掛けると、返事をしてくるといった感じ。こちらの「Terima kashi」にはいつもちょっと驚いた表情のあと、照れくさそうに微笑んで「Sama-sama」。



プールサイドのベッドで、夕ご飯までのんびり寝転んだり泳いだり読書したり。PM5:00になったのでバスタオルを返して部屋に戻ってからレンタカー出動。ガイドブックにあったUnder sea worldに併設の土産物店はDuty free shopなので、ブランド物や、ランカウイ特産のピューター(錫)製品など高価なものばかり。ここでの買い物は中止してトイレに行くと、なぜか受付女性が。もしや、ここがあの有料の!確か口コミサイトで、お釣りはもらえないとか書いてあったはず・・・念のため「How much?」「30 sent」約10円ですが、生憎小銭もなくてクルマにもどりダンナさんに「有料だし、小銭ないし、お釣りくれないっぽいし、ぜんぜん切羽詰ってないし」と伝え、別の場所までガマンすることに。



ここから悲劇は始まる・・・。



チェックしていたもう一軒の土産物店はどうやらつぶれたか移転したらしく廃墟に。仕方ないからクアタウンまで走ろっか!と運転するわたくし。が、その先は大きなホテルもなく、普通の現地の人の生活エリア。ええ。わたし元ツーリングライダーでした。北海道の国道はすべて走り尽くしています。トイレなんてなくたって、いざとなったら・・・と思うものの、適当な隠れ場所もなく・・・ここはと思うとモスク(現地の教会のような場所でいたるところにある)だったり。



我慢も限界に達しかけたところで、ダンナさん「おっ!International Hospitalがこの先にある!」「ソレダ━(゚∀゚)━!」もう制限速度60kmはどこかへ行ってしまいました。たどり着いたのは、なんだか素敵なリソート施設風。ええい!ままよ!と乗り入れ敷地内を進みます・・・「もう・・・ダメかも・・しんない・・・(ノД`)」



*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!



ありました。トイレ・・・。



すっきりして、ダンナさんにさんざんからかわれたというのに、なぜかココロは寛大になり「お土産は今日はいいかぁ〜ご飯にしょっか〜」と、地図を確認してもらうと、クアタウンとさっきのパンタイチェナンの中間地点だったので戻ることに。



パンタイ・ペナンにランカウイのファンサイトでダントツ人気のオーキッドリアというレストランがあるらしいので行ってみました。

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路上駐車して、ちょっと豪華なオープンカフェ風のレストランへ。といっても、ここは街のレストランはどこもオープンエアなわけだけれど。ふたりでフカヒレスープ(M)、牛肉の黒胡椒焼き(S)、福建風焼きそば(S)、サテ(焼き鳥)(S)、かにの揚げ物(S)、焼きビーフン(S)。メニューは日本語も載っていましたが、日本語は通じません。お土産にしてもらえそうなカニの揚げ物を「I want to take out this plate」と言ってみるものの「これを?それとも新たにもうひとつテイクアウト用にオーダーするの?」みたいなことを言われて返事を考えていたら、ダンナさんが「I want to take it out」と、料理を指差しゆっくり伝えたらあっさり「OK!」と言ってお皿を持っていってくれました。



Good job!!!>ダンナさん



食事の後、着いた日に寄ったスーパーでピールやフルーツを買う。オレンジ(中サイズ)が1つ25円くらい。よくわからない果物(黒いプラムみたいなもの)が、1つ2円くらい。



部屋に戻ると、バルコニーの向こうのプライベートビーチでサンセットディナーみたいなパーティが開かれていました。丸テーブル8つくらいに、バイキング形式でお料理色々。音楽も鳴っていましたが、お風呂から出たPM10:00には撤収されていました。



この日のお風呂は「子宝の湖」から持ち返った湖水を入れて入ってみました(*゚ー゚)



明日はAM7:00起き。ガイドのななちゃんから電話が来て、ダンナさんが出ると「クラッカー持っていくといいよ。ないなら、うちにあるから朝のうちにフロントに届けておくね」とのこと。帰るとき、ななちゃんにはチップを弾もうね。いくらにしよう「10リンギット!」声も揃ったところで、ビールを飲んで就寝。





■□■□■□■□■【リンギットお小遣い帳】1.00RM=約\30■□■



レンタカー・・・160.00RM(保険込み24時間)

ガソリン・・・14.40RM(10L)

ケーブルカー・・・30.00RM(2名)

Tシャツ・・・40.00RM位(2枚)



Fried Rice(Chicken)・・・4.50RM(昼・わたし)

Fried Rice(Chinese)・・・3.50RM(昼・ダンナさん)

Milo(ice)・・・1.00RM(昼・わたし)

Tea(ice)・・・1.00RM(昼・ダンナさん)



Tigr Beer・・・3.00RM(ダンナさん)

Mixes Fruit Juice・・・3.50RM(わたし)

Shark Fin Soup(M)・・・30.00RM

Satay(1D=12)・・・12.00RM

Black Pepper Beef(S)・・・14.00RM

Soft Shell Crab(S)・・・14.00RM

Fried Noodle(S)・・・4.00RM(福建風)

Fried Beefun(S)・・・4.00RM(福建風)



Beer&Fruit&other・・・21.90RM(スーパーで)



枕銭(チップ)・・・2.00RM
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ランカウイ島。【第2日目】

■ AM7:30起床



前日は疲れていたものの、旅の興奮からか遅くまで起きてしまいました。でも、今日はアイランドホッピングツアーというのを、この旅行の予約時に組んでしまっていたので、眠い目を擦りつつ起床。昨夜遅くに到着したので、外の景色は少しもわかっていないふたり。わたしが先に起きたのだけど、カーテンを開けるのはダンナさんが起きてからにしようと、じっと我慢。・・・しかし、早く開けたくて、わざと物音を大きく立てて室内を動き回る。あともうちょっとで起きそうなのに、しぶとい・・・ええぃっ!「カーテン開けちゃうよ〜!起きないと一緒に初ビーチ見れないよ〜!」と叫んでみる。



起きた(*゚∀゚)



壁一面がフルオープン可能なガラス窓になっていて、開けるとそこは広々としたバルコニー。白砂のプライベートビーチがあって、椰子の木が揺れている。時間が少し早いのか、まだ空気はひんやりとした感じ。イスラム教(スカーフで頭を被っているので一目でわかる)の女性従業員が熊手のようなもので、砂浜の掃除をしている。あぁ・・・南の島。



できるだけ、今回の旅の食事は写真に摂ろうと思っていたので、ハンディカムとフィルムカメラ持参。そして朝食後にすぐに今日のツアーに行けるよう、水着を中に着込んで、下着やタオルなど準備してレストランへ。



20041124-1.jpgリゾート内のKarma Jayaというのが、これから毎朝の朝食場所。入り口で、ルームナンバーとサインをしたあと(このあたりはわたしは勝手がわからないので始終うしろに引込み、慣れたダンナさんにやってもらうw)、InsideかOutsideかを聞かれる。もちろんOutside。ベジタブルなカレーから、ターキーのベーコン、チキンソーセージ、ミーゴレン、お粥、焼きたてパンやパウンドケーキ、チースが何種類も、フルーツ山盛りと、もうこれでもかというぐらい並んでいます。20041124-2.jpg極めつけは、目の前で具を選んで焼き方を指示して作ってもらう玉子料理。まぁ、オムレツが一番人気ですが、目玉焼き(両面焼き)をこまかく指示する白人のおじさんとか、「もっとハム入れて、マッシュルームはほんの少しだけね」とオムレツにかなり拘りのある金髪少年とかいたり楽しいです。



そぅそぅ・・・部屋を出るときにカードキーをふたりとも持ち出すのを忘れてしまい、食後ダンナさんがフロントへ。「Hi!Card key・・・」まで言ったら「Inside?」と返ってきて、すぐにスペアを作ってくれました。まぁ、ホテルではよくあることだもんね(照)



集合時間の5分前にロビーへ行ったら、お迎えのドライバーさんがもう来ていました。昨夜のバンに乗り込んで走ること20分。今日は参加者が少ないということで、ボート乗り場で60歳代のご夫婦と合流して4人のアイランドホッピングツアー開始♪



20041124-3.jpgガイドは、中国系の文(ブン)さんです。かなりの強面で、悪そなヤツはだいだいトモダチ〜♪なHip Hopperみたいな感じだけど、話すととても優しい、真面目な人です。



ライフジャケットを着て、小さ目のモーターボートに乗り、まずは無人島であるダヤン・ブンティンへ。ここで、このツアーのメニューには本当はないんだけれど・・・と言って、文さんが用意してくれたシュノーケリングセットを使い、わたしはシュノーケル初体験!多少の濁りはありますが、遠浅の海でウニや小魚などがよく見えました。わたしが珊瑚や貝殻なんかを拾っていると、文さんも拾ってくれて、「これキレイだよ」「こっちオオキイね」と大きいのやきれいなのを先にくれました。で見ていると、残りの小さなものを一緒の年配ご夫婦にあげていましたw



20041124-4.jpgそのあとは、船で少し移動して魚釣り。アジの切り身を針につけてほおリ投げるのですが、一番最初にヒットしたのはわたしでした♪その後いくつか上げたのですが・・・残念ながらダンナさんはボーズでした。釣れたのは『ハタ』というのをメインにいろいろ、熱帯魚は食べても美味しくないのでキャッチ&リリースで。後半は、「自分でつけてもいい?」と聞いたあと、わたしだけ自由に針に餌をつけてはポイポイ糸を垂らして楽しんでいました。



船の運転はマレー語onlyの温厚そうなおじさんでしたが、飛ばす!飛ばす!半端じゃないくらいのスピードを出します。とても楽しくて思わず「キャッホーーーーウ!」と叫んだり、とても楽しかったです。(後ろの座席の老ご夫婦はしがみついていて気の毒だったw)



20041124-5.jpgそして次は、雨水がたまってできたという淡水湖のあるシンガ・ベサール島へ。湖のほとりの山のラインが妊婦さんが横たわっているかのように見えることから、子宝に恵まれるという言い伝えがあるそうです。実際、文さんの友人にはここにきたあと双子を授かった夫婦が3組だとか、お客さんでも16年以上も不妊で悩んでいたのに来た翌年に出来たなんて人もいるそうです。ご利益・・・ご利益・・・と透明で澄んだ水をペットボトルにつめホテルに持ち帰りました。塩抜きをかねて湖で泳いだときに、ちょっとだけ飲んでおきました。文さんが、ちょっとだけそうしろと言うのでwこの人はとてもあかるい人で、バブルの頃、池袋の日本語学校に1年半通ったそうです。日本酒・焼酎・納豆・塩辛がダイスキで、村さ来もダイスキって言ってました。



20041124-6.jpg湖には、こちらの学校の休暇期間(夏休みという概念はなく・・・それは通年夏だから。季節と関係ない休暇が設けられている)で学生の団体がたくさんいました。ライフジャケットを逆さにして、下半身に履く・・・というのが流行なのかなんなのか、みんなそうして着用してました^^;



湖から船着場までの道は、自然のお猿さんがたくさんいて、赤土の為に道路が赤くて可愛らしいです。超音波っぽい音がするので「この音は?」と聞くと「ん〜ああ!これはセミだね」とのこと。あんな大きな音の、あんな変な音のセミ・・・・できたら会いたくないなぁ。



ここランカウイには100以上の島があり、船での移動は信じられないぐらい奥行きのある絶景の連続でした。文さんに「ランカウイはお酒が安いね〜」と言ったら、その理由を教えてくれました。理由は簡単、無税だから。でもその無税の理由は「前首相の出身地だから」。行く前から自由貿易地域だとダンナさんから教わっていたものの、この理由にはダンナさんもビックリ!



でも、それでこんなにのんびりした土地でいられるなら、いいやね〜と。ただし法律はとても厳しく、麻薬などで逮捕されると外国人だろうと、現地の人だろうと『死刑』なんだそうです。どんな圧力や働きがあっても『死刑』。これは子供の教育にもいえて、就学児童を学校に行かせていない親は『逮捕』。実に潔ぎの良い国です。



そうそう、途中でワシの見られる島へ行きました。船の運転手さんが、鶏の皮を切ったものを放り上げると、とてもきれいな形と色をしたワシがものずこいスピードでそれを目掛けて、水面ぎりぎりので急降下して、さらっていきます。ワシはランカウイの象徴で、ラン(ワシ)カウイ(大理石)・・・鷲と大理石の島なんです。



20041124-7.jpgそしてランチはブラス・ベザール島へ移動し、バーベキュー料理。ナシゴレン(焼き飯)とサテ(あまいピーナツソースをつけて食べる焼鳥)、春巻き、イカボール、蟹の炭焼き、チキンなどなどをビールと共に。最後には、さっきもみんなで釣ったお魚。捌いたあと海水でさっと洗って、焼いただけのもの。これが美味しいことこの上なくて。たぶん今までに食べたどんな値の張るお魚よりも美味しかったです。



パラグライダーをしている人たちがいました。韓国からのツアー客に大人気だそうです。海は、あまり澄んではいないけれど、静かで広大な周りの景色の中に言葉が出ませんでした。今回ツアーが一緒になったご夫婦は、定年になってやっとふたりの時間が持てるようになって、こうして旅行に来ているとおっしゃっていました。ご主人はちょっと慌てん坊でしたが(w)、奥様はほんとうに穏やかで、物腰の柔らかい話し方をされる方でした。わたしもあんなふうに歳を重ねられるといいな。



20041124-8.jpg(スッピンでいと恥かし^^;)









ツアーも終わり、文さんやご夫婦にお別れを言って、ホテルへ送ってもらいました。シャワーをかるく浴びて、リゾート内のプライベートビーチで寝転び。プールで塩を落としてから、部屋へ。



夕食の前に、ホテル内のShopで絵葉書とおそろいのキーホルダー、ダンナさんの耳掻き(現地の民芸品タイプ)、それとなぜかピスタチオ購入。



夜は、朝食で行ったレストランでビュッフェスタイルですませることに。ひとり80RM。

いろいろと食べたいものを物色しながら、回っていると「Helo!Are you fine?」とレストランの人に言われて、普通にお返事していたら「Are you Hong-Kong?」と聞かれました。「No.Japanese」と答えると、なぜか「へぇぇぇ〜?!」って顔をされました。気になるっ!!ダンナさんに話すと、真っ赤なベアトップ(背中がフルオープン)のワンピースが派手に見えたんじゃないか?って。そうなのかなぁ・・・滞在中、このほかにももう一度、香港?って聞かれたのですが、どうしてだったのでしょぅ。

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お肉のコーナーは他と一寸隔離されていて、入ろうとすると何人か聞かれます。日本人というと「どうぞ〜」みたいな。中にはいろんな種類の生肉が並んでいて、好みに応じて焼いてもらうんだけど、宗教上のことがあるからなんでしょうね。



フォーやらお肉、エビ、炒め物、カレースープ、デザート山盛り。いろんなものをちまちまと食べて大満足。



部屋に戻るとバスタオルがセットされてないので、「わたしかけてみるっっっっ!!!」と、ドキドキしながらフロントにコール。「This is 1112.え〜と(思い切り日本語)、There is no big towels.」通じました。人数を聞かれ「2 persons.」すぐに届いて、ほっ。なんとかなるものです。



お買い物やレストランのチェックは、ダンナさんまかせ。

わたしは、選ぶ→欲しいです。買ってください。とねだる。

食べる→美味しい〜!と喜ぶ♪



それだけ。幸せ。



■□■□■□■□■【リンギットお小遣い帳】1.00RM=約\30■□■



Post Card & other・・・39.00RM

Dinner・・・160.00RM(2人分)

枕銭(チップ)・・・2.00RM
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ランカウイ島。【第1日目】

AM6:30起床



20041123-1.jpg・・・ぅぅっ・・・眠すぎですっp(>_<)q

自分に「ガンバレ!ガンバレ!」と励ましつつ、熱いシャワーを。朝が早いすぎるので、宿泊のときに朝食は空港に着いてから摂ろうということにしていました。わたしに続いてダンナさんがシャワーを浴びている間に、部屋に備え付けのポットにお湯を沸かして、備え付けの粉末の緑茶とほうじ茶を入れる。



あがってきてから、どちらがいいか聞くと、緑茶とのこと。なのでわたしは、ほうじ茶をすする。



■ AM7:45 チェックアウト。バス乗込み。



20041123-2.jpg10分程度で成田AP着。代理店カウンターにて、搭乗券受け取り。ダンナさんのサムソナイト(トランク)の鍵がなくなってしまったらしいので、2階のトラベル用品店で購入。荷物を預けてしまいたかったので、搭乗手続きを先に済ませることに。なんとトランクケースふたつで28kg。しかも機内持込で、ダンナさんはずっしりしたバックパックを背負い、わたしは斜めがけの旅行バッグをやはりずっしり。ここでまだ、AM8:20頃。



《昼ご飯》ひととおりレストランを回るも、わたしの希望でマックへ。



  ・ダンナさん・・・チーズバーガーセット

  ・わたし・・・てりやきチキンバーガー&オレンジジュース(代理店カウンターでもらったサービス券利用)



AM10:30発なので、少し早めに搭乗口へ。途中、免税店でダンナさんの煙草を2カートン購入。1カートン800円って、どういうことだ。ここでもやはり、代理店カウンターでもらったサービス券を出したら、ウェットティッシュをふたつくれた。素直に嬉しい♪



20041123-3.jpgマレーシア航空MH089便。クアラルンプール行き。クアラルンプールでランカウイ行きにトランジット。

搭乗して間もなく、なぜかピーナツの小袋を貰い、じきオレンジジュースが回ってきた。あんまり冷えてないけれど、酸味が少なくて美味しい。(実はこのあとも機内のオレンジジュースに関しては、いつも冷えていないものだった)



20041123-4.jpg昼近くになり、機内食。フィッシュ or チキンを選べるので、ふたりともフィッシュ。よくわからない白身のお魚。味付けは良いけれど、調理の仕方なのかポソポソとしていた。



《昼ご飯》ふたりとも



  ・サーモンマリネ&ポテトサラダ

  ・茶そば

  ・ロールパン1個(バター付)

  ・フルーツ(パイン・オレンジ・ぶどう)

  ・白身魚の地中海風トマトソース味(温野菜添え)

  ・白ワイン&ミネラルウォーター&紅茶

  ・アイスモナカ(バニラorチョコ)・・・わたしはお腹がきつくてPass。



ダンナさんはチョコモナカを選んで、美味しそうに頂いていました。



20041123-5.jpg機内の乾燥が酷いので、肌水を顔にシュッシュと吹きかけたり、懐かしのDr.MARIOをしたり、ココリコの田中の出ている犬映画を観たり、うとうとしたりしているとPM2:40(現地時間・・・日本時間-1H) オレンジジュース2回目がでました。

気圧の関係なのか何なのか、途中酷く揺れましたが、ダンナさんはグースカピー。微動だにせず爆睡されています。頼れる夫であります。妻2日目・・・この人と結婚したのは大正解ですw



20041123-6.jpgPM3:55 少し前に、ダンナさんお目覚めで、「珊瑚礁が見えてるよ〜」と教えてくれました。「おそらく南沙諸島かな〜」と漢字でどう書くかも教えてくれました。そのあと、すぐに雲が出てきて隠れてしまったので、とてもLuckyでした。



マレーシアの入国カード。ダンナさんが書いたのを見て真似しました。「そうそう、名前まで一緒にしちゃわないよーに(-_-;)」←よくわたしの性格をわかっています。危なかったです。



20041123-7.jpgと、ここでPM4:00、またも食べ物が出た!!!



《軽食》ふたりとも



  ・玉子のロールパン

  ・鮭おにぎり

  ・オレンジジュース

  ・Kit-Kat

  ・紅茶



お昼食べてから、まだ何時間かしか経ってない。動いてないし、お腹減らない・・・マレーシア航空め!こんなに食べさせて、どうする気だ!!もしやもしや、太らせて肉として売りさばく気ではっ!!!



で、そのあとは定刻どおりクアラルンプール着。



20041123-8.jpgここでのトランジットは、結構間違える人が多いらしいのだけれど、近代的なデザイン(関空と同じデザイナだとかなんとか)の空港、人はまばらでわたしたちの機から降りた人だけが、アリンコのように繋がって歩いてる感じ。なんとなく進むと、気がついたら入国してしまった模様。乗り換えの場合の専用ゲートを、ダンナさんがMAPで探そうとしている間に、近くにあったポーターのカウンターらしきところにつかつかと歩いていって、ニッコリ微笑んだあとチケットを見せて「Excuse me,sir? Where is this ticket`s floor?」もうね、文法(ついでに綴りも)なんてどうでもいいんです、通じるならw



そしたら、「おめ〜そりゃ5階だべよ〜まっすぐいって右曲がるっと、エレベーターあるとね」とのことなので、「Thank you!」笑顔でその場を去ろうとすると、横にいたもうひとりのおじさんが日本語で「ゴカーイ!」と叫んでくれたので、振り返ってもう一度笑ってみる。いい人たちや。



5階のカフェっぽい(デパートのファミリー食堂みたいな感じとも言う)ところで早目の晩ご飯。



《晩ご飯》



  ダンナさん・・・カレーヌードル(土鍋入りのカレーラーメン風)

          紅茶と練乳を激しくシェイクした飲み物

  わたし・・・ミーゴレン(焼きソバみたいもの)+チキン

        ミネラルウォーター

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ここはカウンターで、食べたいものを注文するんだけど、「Mee Goreng and one chicken,please」というと、わたしの前のおばさんはショーケースの中の冷えきった麺だったけれど、わたしのは出来たてのをお鍋からくれました。おばさんもわたしも頼んでいない目玉焼き(有料)がついてきたのはなんでだろう。でも、おばさんと違ったのは、野菜をタダでつけてくれたこと。ありがとう、クアラルンプールの人!レジでミネラルウォーターも買って清算。



その後、ランカウイ行きの搭乗口が、急遽変更になったりで、いったりきたり忙しい目に。何せアナウンスの英語はとてもマレー語に近く、聞き取るのも一苦労でした。(そういうときはダンナさんにまかせっきりだったり^^;)無事搭乗口に着くも、改札機は止まってるし「なんだろう・・・」と不安な気持ちに。じき係りの人がきて、ゲート開きました・・・なんとチケットは手でもぎられています。予想的中。映画館みたいにモギリとかいたりして〜あり得ない〜なんて言っていたのですが、普通にありえました。



20041123-14.jpg小さ目の飛行機で1時間弱でランカウイ着。荷物もノーチェック(?!)であっさり受け取り、現地人ガイドの『ななちゃん』というやけに人懐っこい男の人が迎えにきていました。日本語は聞き取りづらいけれど、一生懸命はなしてくれます。他に、日本人の母娘1組、ドイツ人カップル(女の人が在日3年とのこと)1組で1boxのバンに乗ってホテルへ。『ななちゃん』は日本語と英語と、ドライバーさんへのマレー語を使い分けつつ、いろいろこの島の説明などをしてくれました。途中、ホテル手前で雑貨屋に寄り、ビールの買出しなど。ビールはハイネケンやホルステン、現地でよく飲まれているTiger等など、だいたい1.60〜2.60RM(リンギット)。1RM(リンギット)は、約30円くらい。どうしてこんなに安いかというと、マレーシアのランカウイ島はNo Taxの島だかららしいです。ビール350ml*12本、ミネラルウォーター1.5L*3本、現地のあやしい飲み物、非常食のカプラー等購入。



20041123-15.jpg■そうそう、ビール等の飲み物は冷えたのと冷えてないのとでは、銘柄が一緒でも若干値段が違いました。



これから滞在するシェラトンランカウイリゾートは、わたしたちふたりだけだったのですが、ここでいったんバンから全員降りる。わたしたちだけ、ウェルカムドリンク(南国なカクテル)を頂きながら、ななちゃんに明日のオプションツアーの説明と、滞在中の注意点、1日に27時間営業だというななちゃんの携帯など教わる。



とても敷地の広いリゾートのため、ゴルフ場のカートみたいなもの(定員9名くらい?)に乗り、部屋へ案内される。海沿いのデラックスシービューというタイプの部屋だけど、カーテンを開けても既に真っ暗で何も見えない。お楽しみは、明日の朝にとっておこう。



想像以上に広々とした部屋は、セミダブルのベッドが2つ、天井のトロピカルなファンが良い感じ。全体は落ち着いた木目でまとまっていて、水周りやトイレ・シャワールームにはふんだんに大理石が使われていました。

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部屋に入ったとき、イモリがいた気がしたけれど・・・あれは・・・きっときっと・・気のせいさ・・・^^;



長い長い、いちにちが無事すぎていきました。



■□■□■□■□■【リンギットお小遣い帳】1.00RM=約\30■□■


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入籍。/ランカウイ島【前日】。

朝9時起床の予定が、少し遅れて9時30分頃の目覚め。

前日は、今日の予定を考えて早く寝ようとしたのに、気分は遠足前の小学生。かなり遅くまで起きてしまったのでした。



準備に時間のかかるわたしが、先にシャワー。ダンナさん、起きてすぐに新聞店に旅行中の新聞を止めて置くようにTEL。その他、今月内にしておきたかったらしい生保の解約などの手配TEL。



区役所までのルートをどうしようかと思ったけれど、近くの駅まで徒歩でお散歩が寺歩いていくことに。

なんだか、この日は一緒に歩いたみたかったり。



区役所のある駅前で、ココイチ。

  ダンナさん・・・ビーフカレー300g、グリーンサラダ

  わたし・・・イカリングカレー(ハーフサイズ)、ポテトサラダ (ウーロン茶付)



区役所は、『いい夫婦』の日のせいか他に2組。う〜ん・・・うちは、1年前の最初のリアルデートの日だから、この日の入籍を決めたんだけどなぁ・・・(笑)わたしたちのばあいは、彼が大阪に、わたしが北海道に本籍があるため。それぞれの戸籍謄本も添付。とどこおりなく手続き完了。苗字が変わりました・・・正直、実感ゼロ(*゚∀゚)



そのあと、自宅近くの駅までさくっと移動。旅行に必要なものの最終買出し。100均で洗濯ロープとわたしの機内枕、スーパーでカプラー(カップ麺)のMiniをふたつ。これは現地で夜中にお腹が空いたときの非常食の予定。薬局で胃薬。



一旦帰宅。



荷物の最終チェックと休憩。客間の畳の上に敷いたお布団で1時間ほどゴロゴロ。



■ PM3:30 自宅出発。



成田へのリムジンはエアポート直行のため、自宅近くのバス停からバス→電車に乗り換え表参道へ。そこで乗り換えて、上野。上野から成田までは、スカイライナーです。成田駅から、今夜のお宿『成田エアポートワシントンホテル』へは無料のシャトルバスが出ています。そうそう、ここはじゃらんで予約したのですが、今なら一日限定5室ですが、セミダブル2名の料金が6000円で予約できました。



シャトルバスの乗り場を確認後、駅前まで戻り今夜の夕食のお店を物色。成田駅って、もっと賑やかと思ったら、意外にもひっそり。乗り降りする人は多いんだけど・・・いろいろ悩んだ挙句、やっばなんでも食べられる居酒屋でしょう!と、『和民』へ。



■ PM19:40 シャトルバス



余裕を持ってバス乗り場へ戻り、バス停前のampmで、今夜のビールGets!!

乗り込んだバスは半分が外国の人って感じ・・・とある男子グルーブは英語で会話しているものの、数人はドイツ訛りぽかったり。定刻より10分早く出発したバスに、「?!」と思ったのはダンナさんだけ。わたしは何も考えず、ただひたすらハイテンションでうかれまくり。



ワシントンをなぜかバスが通り過ぎたので、「先に遠いところで降ろして、戻るのね〜(*゚ー゚)」と思いきや、バスは止まった全日空Hからビタリとも動きません。バスのなかには、我が家とソロの女性1名。わたしは「ここから乗り込む人待ちなのね〜Christmasイルミネーションがキレイ!キレイ!」と、またもウキウキしています。



20051122-1.jpgと、ここでダンナさんが「なんか、間違えた?」。キョトンとしていると、ソロ女性が待ってましたとばかりに「やっぱりそうですよね〜!!!」・・・(うっ!何が起きているのだぁ〜)



どうやらバスを乗り間違えた模様。ダンナさんがその確認をしている間に、そんなことはずっと気が着いてていたかのように「では、ワシントンまでTAXIでご一緒しましょうか〜^^」と切り出す、わたくし。



2メーターの距離で良かった・・・orz



20041122-2.jpg買ったばかりのハンディカムで、室内でいろいろ撮って遊ぶ大人ふたり☆





一度寝たけれど、ベッドのせいか気分のせいか、なかなか寝付けずにホテル内をふたりで探険。カトキチの自動販売機を見つけ、\300/3個の焼きおにぎりをGets!!!

部屋に帰って、現地での非常食のはずの、カプラーMini2個を消費してしまう。



胃に血液集中効果により、ダンナさんはストンとご就寝。



20041122-3.jpgわたしはコーフンのせいか、眠ってもすぐ目がさめてしまい、ウンウンとうなりながら朝を迎える。
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入籍。



え〜本日、午前中に入籍をしてきます。



今夜は成田にお泊りで、明日朝早くにマレーシアのランカウイ島へと旅立ちます。

のんびり、ビールをグビグビしながら楽しんできます。





帰国は29日の早朝。
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ビデオカメラ購入。

今日から12/1まで、彼がハネムーン休暇に入りました。



荷物のパッキングなんかも徐々にはじめ、それぞれのデジカメや使い捨ての水中カメラ、わたしの使うコンパクトカメラ等など・・・カメラだらけの荷物です。



彼のビデオカメラが、購入から何年か経ってバッテリーの持ちが悪くなっているので先日、バッテリーの買い替えをと思ったら、店頭に在庫がなく取り寄せはどうやら旅行に間にあいそうもありません・・・;;



「どうしよっか」

「今は安いからね〜買っちゃう?」

「判断は任せるよ」

「いや一応お伺い立てないと」



等という会話をしながら、午後から渋谷に行ってみました。



ビックカメラとさくらやの店頭価格を比べて見ると、どちらも驚くほど同じなんですね。

で、わりと利用の機会の多いさくらやで、ヨン様のCMでおなじみのコレを買っちゃいました。今のが壊れているわけではないんで、もう少し安いタイプにしようかちょっと悩み・・・というか相談しましたが、比較的長く使うものであるし、なら一番欲しいタイプのものを買ったほうが、いいんじゃない?ということで。



ヨン様は、正直好きじゃないのですが、製品とは関係ないですし^^

他社のものよりも、軽く画素数が高いので、かなりコストパフォーマンスにすぐれている気がします。デジカメがわりにもなるし。



駅上の本屋さんで、向こうで読む本を追加で買ったりして帰宅。



帰ってからは、荷造りしたりして過ごしています。彼の風邪をもらっちゃったみたいなので、暖かくして寝なくちゃ。
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長く石ころだらけの日々。



せわしなく過ぎる日々です。



旅行を目前に、プロジェクトに一息ついた彼は、これまでの蓄積された心身疲労と安心感からか、風邪気味でちょっとかわいそうです。



今日は彼が、ゲームで一緒に遊んでるLS(チームのようなもの)仲間のMLに、ふたりの結婚の報告をする予定で、ちょっとドキドキ。あまりPCの前にいると、メールチェックばかりしてしまいそうなので、旅行の荷物をまとめたりしています。



大き目のスーツケースを早々にネットで購入していたのですが、彼が愛用しているサムソナイトには及ばないものの、値段の割に結構しっかりした作りでたっぷり収納。でも7日間の荷物を詰めていくと、なんだかすぐにいっぱいになってしまいそうです。水着は、この夏も江ノ島で活躍したビキニ2点。



-*-



田舎の母から、彼宛てにお祝いの書留が届きました。ただひたすら感謝。今回は、結婚指輪からはじまって、年明けの両家へのご挨拶の旅費まで、彼がその大半を負担してくれているので、その足しにしてくださいということでした。



彼がその日の夜に、母宛てに手紙を書いてくれて、翌朝FAXで送信しました。夕方には、母からもそのお返事。また彼の大阪の実家へも、わたしの写真と一緒に、わたしの実家の住所などを書いて、手紙を出してくれました。



そんな毎日に、ふと去年の今頃を思い出してみたり。



わたしは、23歳以降の写真はほとんど捨ててしまったけれど、これから増えていくんだなぁ・・・と思いムーミンの絵柄の5冊綴りのアルバムを購入しました。もう2冊近いページが埋まり、それぞれにコメントを記入してみたり。それを彼に見せると、小さく鼻でクスリと笑い、静かで暖かなこの日々に感謝せずにいられません。



捨ててしまった写真に映っていた道は、いつもいつも苦しいことの連続で、泣いてばかりいたけれど、これからはきっと大丈夫。やっと大丈夫。



もう、ひとりじゃない・・・。



ありがとう。
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残金支払い。

午後、代理店より行程表一式が揃ったので、受け渡しと残金支払いにご来店くださいというFAXが入りました。



早速、お出掛け。



カウンターで、残金の支払いを済ませてから、ふたりぶんの資料など一式を渡され、説明を受ける。乗り換えのクアラルンプールでちょっと時間があるみたいです。バタバタするよりは良いし、せっかくだからちょこちょこ空港内を見学するのも楽しいでしょう。



23日は朝8時30分集合です。前日、成田空港近くのホテルを予約済みなので安心。時間がはっきりしていなかったのもあり、ホテルでの朝食はつけないで予約しておきました。彼は、「蕎麦かなんか、空港で食べるかぁ」と言っていましたが、わたしはマックのモーニングセットを狙っています。



こんなときでもないと、マクドナルドのモーニングを食べるチャンスはないのでw



22日入籍のため、パスポートの名前でツアーは予約してあります。なので、ホテルへのチェックインもパスポートと同様にということでした。せっかくハネムーンなのでMrs.○○でいたい気持ちもありますが、こればかりは仕方がありません。
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彼が前カノと遭遇。

彼が、昨日の帰宅途中ばったり前カノに会ったそうです。



いつもの駅から電車に乗ると、同じ車両の向かい側の出入り口に立っていたらしいです。まぁ、視線が一瞬合ったものの、気づかないふりをしたそうなのですが。それを聞いたときは、正直「うっ!」と言う気持ち。



別に彼が、それで懐かしくなって連絡取ったりはありえないと思うんだけど、逆は充分あるわけじゃないですか。あちらには、気紛れや遊びでも、わたし達にとっては大問題に繋がるようなこと。



けれど、こういうときすぐにクヨクヨするわたしなので、彼がきっぱり「もしそんなことあっても、きっちり断る!」と宣言してくれて本当に嬉しかったです。あと結婚指輪が見えるような位置取りで立っていてくれたと言う事も。



このあいだ、彼と一緒のときに前の彼に激似(たぶん似た人・・・でもまだ疑惑)した人と同じ車両に乗り合わせたじゃないですか。あのときとはまた違っていて。わたしはすがる彼を切り捨てて、ここに来たというのもあり、ひたすら「見つかりたくない。見つかったらなんだか悪いなぁ」という気持ちでいっぱいでした。




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ブライダルフォト。



金曜日は、結婚写真の撮影のため彼が有休を取ってくださいました。

前日、これでもかというくらいパックしたりお手入れしたものの、一日じゃどうなるわけもなく、それでも最後の足掻きに朝のお風呂の後に、額に美容液の潤いパックを貼付。



午後1時にはスタジオへ到着しなくてはいけないので、お昼ご飯は途中の乗換駅のイタトマ.Jrのアラビアータで軽く済ませました。駅からはタクシーで。到着すると待合い室を兼ねたロビーに数組。フォトブライダルの他に成人や、七五三の写真を撮りにきた人なんかもいました。



カタログを見ながらわたしの衣装を3点決めて、メイク室へ。まずは、白いウェディングドレスの撮影なので、自分でしてきたメイクをベースにするか、最初からやり直すか聞かれ、自前ベースでお願いしました。ルージュはいつもベビィピンク系なのですが、濃い目のローズレッドを塗られ、全体を濃い目に整えられます。ヘアはとりあえずアップにされ、前髪をどうするか聞かれたのですが、うまく自分の好みのスタイルを伝えられなくて、メイクさんオススメのオードリータイプの横流し風・・・これは、あんまり似合わないはずなんだけど・・・と思いつつ、周りの人が誉めてくれるのでその気になって、ティアラとベールを選んでヘアメイク完了。



白いドレスは胸元一面に豪華なビーズ細工を施したベアトップタイプのものだったのですが、あまり露出してセクシーになるのは嫌だったので、肩全体をショールで被ってもらいました。どちらかというとクラシカルな雰囲気。ようやく出来上がり、彼が待つスタジオへ。



エレベーターに乗って、スタジオのあるフロアに着くと、すでに黒いタキシード姿の彼が待っていました。ちょっと照れくさいような、不思議な感じ。カメラマンの先生がとても細かくポーズをつけてくれるのですが、わたしはどうも堂々とモデルポーズを取りすぎてしまうようで、何度も修正をされる。そのくせ顎はついつい引き気味になるので、それも注意される。彼は、体の向きや、位置などいろいろとチェックされていました。



撮影と撮影の合い間に、スナップショットタイムをくれるので、持参したコンパクトカメラでパシャリパシャリ♪



そのあと色打掛け(角隠し)と白無垢(綿帽子)の撮影も。カツラが本当に重く、披露宴がないことにちょっと安心したりして。メイクは、母の時代のように白塗りではないので幾分は見られると思うのですが、帰ってきてから出来上がったスナップショットは・・・あまり人様にはお見せしないほうが良いのかも。この夏7回の江ノ島焼けが、まだ残っているので、色の黒い花嫁さんになってしまっています・・・たぶん。あのときは、まさかプロポーズされるなんて思ってはいなくて(期待はしていたのですが^^)、思い切り焼きすぎました。



それでもやっぱり、来月撮影したものが届くのがとても楽しみです。



帰りは、桜木町でご飯。わたしのたっての希望により、『初・餃子の王将』を経験させてもらいました。もうちょっとロマンチックなディナーがふさわしいのかもしれないのですが、前日から餃子を食べたいのに我慢していたのと、北海道にはこのお店がないので、ずっとずっと気になっていたのが、とうとう桜木町で目の前にあったので。



味は・・・【むむむ・・・。】たぶん、もう行かない。一度行けたので、興味心は満足しましたw



その他、旅行に必要な小物を買い揃えたり、スナップ写真の現像待ちの間に食材を買ったり、大好きなGacktの新譜を買ってもらったり、くたくたになって帰宅。
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代理店へ問合せ。

11/3の夜に駅前の代理店で申し込み、4万円の申込金を支払ったのですが、まだ連絡がきません。行程表の受け取りと残金の支払いが残ってるんだけど・・・。彼も「もう少しあとだろう」と言っているし、日中連絡はFAXでくださいといってあるので、大丈夫とは思うのですが。



それで、念のために代理店へ電話してみました。



おおむね海外ツアーの場合は、渡航日の7〜10日前に代理店(今回は駅前の代理店経由でツアー会社に予約)へ、チケットや行程所などの書類が届くのだそうです。で、それを受け取りに行く才に残額を支払うというかたちです。



なので、来週になってからですね。申し込み当日は、閉店の1時間前に行ったこともあり、バタバタと行き先の変更やらで慌ただしく、そういえばそんな説明をされたな・・・と思い出してみたり。不安なときは問い合わせが一番ですね。
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1月の大阪ホテル予約。

結婚して初めての年越しは、ふたり水入らずで過ごすことにしたので、年明け早々に彼の実家へはじめましてのご挨拶を兼ねて伺います。



1泊目は彼の実家に泊まり、翌日は大阪市内のホテルに。最終日はUSJで遊んで帰るというプランを彼がたててくれました。



なので、じゃらんで、予約してみました。比較的綺麗なホテルで露天風呂の施設があるので、楽しみです。WEB特典で、お値段もお安めです。
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清算。



彼が離婚してからわたしと出会うまで、健康でエロ大好きな日本男子ですから、そりゃもう多くの出会いがあったようです。



わたしはわたしで、エロ満開の変態女子ですが、変なところに古風な観念が強く、遊びでセックスできるタイプでありません。一晩限りのワンナイトスタンド的なメイクラブはどちらかというと、自分に限っては出来ない。(出来てしまえば楽だったかもしれないシチュエーションはとても多いのですが)



そんな彼が、シュレッダーで過去を切り刻む。とても苦しい時間でした。



『嘘』と『忘れていた』の境目は、本人にしかわかるものではなく、ただわたしは自分でも忌々しいと思うほどに、相手の言葉のトーンや視線、仕草でそういうものを感じてしまうところがあって(前世は霊媒師か?!)、つまらない心配や誤解で彼と嫌な心の探りあいをすることが最近になってありました。



ただ、この時期にひととおりココロの中にある不安や疑問を全て吐き出してしまおうと思ったのは、わたしなりの決意からでした。



些細なことで傷ついてしまう自分なので、いっそ打ちひしがれついでに、すべて聞いて受け止めて、それでもってガシガシと全部、わたしの中で噛み砕いて、まるごと飲み込んでやれ!という気持ち。そして、全部がわたしたちふたりの血となって肉になる。好き嫌いは言いません。何でも食べるよい子です。



そんなこんなで、たくさんの言葉を交わしながら、そして翌朝には前の日よりも深く相手を受け入れて、そうして前に進んでいます。



ただ、今日以降はもう、そっとしておいてあげようと思います。彼の言葉にもう『忘れていた』がなくなったと信じて、彼のすべてを信じていたいと思います。



まぁ、それにしても(笑)



真面目一本槍で生きてきて、将来本気の老いらくの恋に身を投じてしまうよりは、お互いにたくさんを経験してきたふたりなので、静かに仲良く暮らしていけるだろうな・・・と。
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1月北海道ツアー予約。

夏に北海道へ帰省したときのエアチケットは、Airdoの道民割引カード(一度作ると有効期限内に引越しなどしても有効)があるので、往復で確か約45000円くらいだったように思います。



他社だと定価で50000円越。これが2人分となると飛行機だけで10万円を越えてしまいます。2泊の予定ですが、1泊はわたしの田舎の温泉に泊まる予定なので、1泊のみ札幌市内か千歳近郊の温泉に泊まれたらなぁ・・・とあれこれ探していました。



で、いつもお出かけのときまだ乗り換えに自信のないわたしが使っている、ジョルダン乗換え案内・・・ここでツアーの取り扱いをしていることがわかりました。



検索条件をいろいろ入れて絞り込んでみると、札幌のススキノ近くの温泉のあるホテル(ここはランチで何度か行ったことがありました)がついていて38000円くらいのがありました。一応、アレンジは可能かどうかなど、こちらの希望を入れてメールで問い合わせをしてみたのが数日前。



その回答がきて、洞爺湖の温泉に1泊(朝夕付)で、1泊はお客様手配というスタイルのアレンジをしてもらうことができたので予約しました。



料金はひとり38000円です。ホテル宿泊がついても、チケット代を大幅に下回るんですね。



そういえば、1年前の今頃・・・彼は定価でチケットを買って会いにきてくれて、その上札幌駅近くのホテルにツインを2泊もとってくれたんだったなぁ・・・と改めて感謝。
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国際免許(2)。

今日は、彼が仕事の合間に試験場へ行く時間を取れそうだとのことで、わたしもお出かけの準備をして試験場へついていきました。



別についていく必要はないのだけれど、せっかくお天気もいいし、お昼も一緒に食べられそうな時間だったので、そそくさとお化粧して出かけてみました。最寄駅のホームに着くと、既に彼はいてそこからは一緒に地下鉄で。



今回も平日の午後なので、空いてはいたのですが、前回よりは申請者が多かったせいか、待ち時間も長くなってしまい15〜20分ほどかかりました。



これでふたりとも国際免許保持者となりました。1年限りの免許にかかった費用は、2650円×2人分と交通費。そう考えるとなんとしてでも現地で1日くらいはレンタカーを借りたいところです。



1年に1度は、海外にぐうたらのほほんしにいきたいねぇ〜と話しているので、うまくいけば、今回のあともう1度くらいは活用できるのかな^^
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something blue。

長く続いたプロジェクトがようやく一段楽して、その打ち上げで彼は久しぶりに飲み会へ。



焼肉とビールでご機嫌さんで帰宅しました。



手には赤い包装紙に金のリボンのかかったプレゼント。



「これ、奥さんに開けてもらうようにって^^」



20041109-cup.jpg中から出てきたのはALESSIのとっても可愛いティーカップ2客でした。カップのアクセントカラーが水色だったので「わお!わたしが水色好きなのを知らないはずなのに嬉しいな」とニコニコと早速洗って、食器棚に飾りました。



よく考えて見ると



something blue



水色の理由はそれだったのかしら・・・なんて。彼のボスは、話を聞く感じではとても味のあるお洒落中年という雰囲気の方なんですが、春先に獲れたての梅酒用の梅をたくさんいただいたり、いつか何かでお返しが出来ればと思っています。



お酒の席では、ふたりのなれそめからプロポーズまで話すハメになったらしく、それをわたしに話してくれる彼がとても嬉しそうに幸せそうにしてくれているので、少しづつ実感らしきものも。



先週末に大阪に送った婚姻届も、無事お父さんから署名して送り返してくれたので、さっそくわたしの田舎にも送りました。何より嬉しかったのが、切手を貼って同封した返信用の封筒。わたしがここの住所と彼の名前を記入しておいたのですが、その脇にわたしの名前も添えて送ってくださいました。



書類を送るとき、ただ婚姻届けを入れるだけでは何だか・・・と思い、以前から好きな桜の柄の便箋を渋谷でやっと見つけて、短く走り書きを添えたのですが、少しでもわたしの気持ちが伝わった気がして、本当に嬉しかったです。



来年早々に大阪へ帰省するときは、彼の実家に1泊、梅田で1泊の予定なのでそのホテルの予約もしました。その翌週の連休には北海道へ行くので、そのツアーの予約も。1泊目はわたしの田舎にある温泉。2泊目は洞爺湖畔の温泉です。現地では寒がりの彼の為に、レンタカーで移動の予定です。この予約は来月でもまだ大丈夫かな・・・。



いろいろカレンダーに予定の書き込みも増えて、いよいよあとちょっとなんだなぁ・・・という感じでいます。
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国際免許。結婚指輪。



金曜日は午後から、国際免許証の申請に行ってきました。所定の書式に記入して、県の収入証紙を貼付して窓口へ。5分もしないで発行されました。パスポートよりも大きく、作りも雑な感じ。しかも1年しか有効ではないので、不便ですね。一度申請したら、次ぎノ更新ぐらいまでは有効だといいのに。



各国の言語で書かれた中を見ると、普通自動車のほか、バイクの欄にも判が押されています。わたしの免許は中型限定なので、日本では排気量400ccまでしか乗れないんですが、国外だとこの排気量の制限が解除されるんですね。1000cc以上のハーレーだってなんだって乗れちゃうのです。・・・たぶん乗ることは永遠にないと思いますが、身長153cmで乗れるかどうかは別として、ちょっと嬉しいです。



結婚を前にちょっと自分自身がナーバスになりすぎているのか、つまらないことで大泣き。お友達のかやちゃんに、なんとも情けないメールをして励まされたり・・・ありがとうね。



そんなわたしなのに、彼はせっせと結婚に向けて身の回りの品々を片付けてくれました。彼が書斎にたくさんの荷物を持って篭り、過去の彼女達の写真をシュレッダーにかけている間は、なんとも複雑な気持ちで。お酒を散々飲んで、音楽をガンガンかけて、それでも落ち着かないので、びっくりするくらい完璧な、いつでも夜の世界にデヴューできそうなお化粧をしたりして過ごしました・・・。



いろいろありすぎた週末で、話は前後しますが、土曜日は彼による第2回ミステリーツアでした。例によって行き先は秘密で、乗り物も彼が買った切符を渡されて、ただついていくだけです。ルートはなるべくわかりづらいものを選んだのか、着くまでまったくわかりませんでした。



で、ついたのは葛西臨海水族館でした。数日前に「ランカウイ島で水族館行っといたほういいかな?」「いや必要ないだろ?」みたいな話をしていたときに「実はわたしは水族館デートが大好きなんだよぅ」という会話をしたのですが、そのときに次の週末は・・・と考えていてくれたのだそうです。可愛いペンギンや、色とりどりの魚にすっかり癒されてきました。最も見ものだったのは、巨大水槽でのマグロの餌やりでした。ものすごい勢いで、何匹ものマグロがイワシやイカを食べまくっていて、思わず「ウワァ〜オッ!」叫んでしまいました。彼がここに来るのは実に15年振りくらいらしく、出来たばかりだったので観覧車も何もなく、あららこちらが造成中だったと話してくれました。



日曜日は、先週発注していたマリッジリングが宝石屋さんから届いて目がさめました。



裏の刻印には入籍日とお互いの名前。わたしのものには彼の名前、彼のものにはわたしの名前が刻まれています。

「どうしよっか?」

「どうしたい?」

「あなたにまかせます」

「桃香のココロが決まっているなら、つけて構わないと思うよ」

「では、今から^^」

寝起きでクシャクシャの髪のまま正座して、彼に指輪を嵌めていただきました。彼の指に嵌めて差し上げました。嬉しくって嬉しくって、涙がポロポロ零れてきて、ペコリペコリと頭を下げながら「よろしくお願いします」と言いました。
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国際免許。

ランカウイ島での移動について、タクシーを利用よりレンタカーが気楽と、あるサイトで読みました。



タクシーは、英語があまり通じない運転手が多く、身振り手振りで説明するよりは、1日に日本円で2500円ほどで借りられるレンタカーが便利とのことでした。それを彼に相談したところ、「あんまり移動はしないだろうけれど、とっておくと便利かも」とのお返事。



【以下、神奈川県の場合】



国外(国際)運転免許証の申請手続について



申請は運転免許試験場のほか、警察署でも行っています。が、試験場では即日交付してもらえるものの、警察署では2週間程度を要してしまうとのこと。受付は月〜金曜日のほか、日曜の午後。早速、パスポートを取ったときにあまっていた写真(5×4cm)と、パスポート(渡航を証明するものとして)を持って行ってみました。



20041104-passport.jpg窓口にある申請書に神奈川県収入証紙を2650円分貼って、簡単な必要事項を記入し、パスポート・免許証と一緒に提出。5分ほど待っていると、名前を呼ばれ、国際免許証を渡されました。期限は、残念なことに1年。



わたしは、普通自動車のほかに、中型二輪の免許を所持しているのですが、海外ではこの『中型』限定が解除されます。



免許証の中身は、数ヶ国語で説明が書かれていて、携行するにはちょっと大きすぎる感じです。現地では、これと日本国内用の免許証を一緒に持ち歩かなくてはいけないそうです。
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新しい姓名。



子供のときから手持ち無沙汰なとき、メモ紙だとか広告の裏に、文字を書くのが好きです。大抵は住所だったり、名前だったり好きな詞の一節だったり。自分が「コレ!」と思える形にキレイに書けるように、何度も同じ事を書くときもあります。そういうのは大抵、住所・氏名が多いかも。



で・・・あと2週間でわたしの姓になるその苗字、当然のようにわたしにはまだまだ書きなれません。決して珍しいわけではないのですが、友達にもこの姓の人は幼馴染に一人くらいだったように思います。ふと、自分の名前と組み合わせて練習したい衝動に駆られるのですが、なんだか照れくさくって恥かしくって出来ないでいます。



ただ一度、プロポーズの翌日くらいに、彼と話しているときに何気なく、住所・彼の氏名、そしてその脇に少し小さめにわたしの名前を書いてみたのですが、とんでもなくずうずうしい気がして、あわてて書いた紙を捨ててみたり。そんなわけで、最初にその氏名を書くのは一体いつなのかなぁ・・・と思っています。



-*-



ランカウイ島に1週間行くことになったわたしたち。いろいろ調べていると、レンタカーが意外にも便利らしいので、借りるかどうかは別として、わたしのほうを国際免許にしておこうかなと思っています。基本的にホテルステイで、ビーチもホテルのプライベートなのであちこち出かける予定はないのですが、あるにこしたことはないかなぁ・・・ということで。彼も時間があったらとは思うのですが、今からだと警察署では2週間以上かかってしまうし、平日試験場へ行く暇もないでしょうから、とりあえずわたしだけ。



旅の旅行記は、一応Blogをひとつ借りたので、そこにまとめてつけようと思っています。デジカメやそのデータのバックアップ用にPCは持っていくけれど、現地からはたぶん繋がないような気もします。



ランカウイに決める前に、「モルディブにしようか?」と彼に言われたことがあったのですが、「過去に他の女の子といったビーチをハネムーンで行くなんて嫌ッ!!」っと、珍しく強情を通してしまいました。でもね、それはふたりで歩く最初の道のような気がして、あなたもわたしも行ったことのない場所に行きたかったんです。「モルディブは島ごとだから、前と別の島なら問題ないでしょう^^」と言われたものの、わたしは首を縦に振ることはなく。もちろん彼も、それをわかってくれて、その他の国の幾つかの候補地もそれにあたってしまうので、選択にはとても苦労したと思います。



けどね、2度目以降は平気だから^^



もう、どの子と何回行った島だろうと「カモーン♪れっつご〜♪」です。
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成田 前泊予約。

11/23の出発は朝早くなるので、前日から成田入りしたほうが楽だろうということで、じゃらんで予約してみました。



セミダブルで2名6000円。5室限定ということで、今日現在の残室が3つくらい。まにあってよかった^^



当日は、空港まではリムジンが出ているので安心です。



いくつかのホテルが部屋数限定で、この程度の価格であったのですが、比較的静かなところに決めました。前日は晩ご飯を食べてから、ビールを買って少し遅めのチェックインという感じでしょうか。



入籍記念日の晩ご飯・・・ということは、奥様として初めての食事なので、ちゃんと自分で作りたいのですが、スケジュール的に無理そうです。
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決めました!!!!

憧れ焦がれてきたタイのサムイ島は、モンスーンの停滞により2週間先のお天気も不安な状況。



さてさて、11/22入籍&1週間(正確には休日を含むので9日間)のハネムーンを月初めの部会で発表した彼。わたしにしても、11/22はふたりにとって思い入れの大きな日なので、今更このスケジュールは動かしたくはありません。何よりも、もう1年も夏休みどころか、リフレッシュ休暇も消化していない彼を、このあたりてせ何とか休ませてあげなくてはいけません。

火曜日、仕事の合間に南の島の天候を調べて、必要なガイドブックを購入してきてくれました。



ハワイもやはり雨季で、ここはわたしたちにとって雨季でもいいから行くという魅力がないのでパス。なんといっても賑やかな日本人も多く、観光スポット満載のところには行きたくないのです。とはいえ、昨今の世界情勢から、決して危険の多い地域には足を踏み入れないという、最低限のルールは当然として守る方向で。



で、バリ。かつてハネムーンで行った人からも「バリはいいよ〜」と聞いていたりはしているんだけれど、いまひとつ心が惹かれないまま。



次いで、プーケット。ここはバリ同様に行った人の話を参考にしたりしていたのだけれど、ポピュラーすぎて(開発されすぎて)保留にしたままでいました。いろいろビーチやホテルを調べたところ、Evason Phuketというところを見つけ、ノックアウト♪プーケットのメインビーチから外れていて、船で5分のところにプライベートアイランドを持つリゾートホテルです。ベッドは憧れの天蓋付き。



が・・・問い合わせたところ、すでに予約がいっぱいでキャンセル待ちとのこと。「それならば!」と昨日の5時近くになって、駅前の代理店へ。いろいろ調べてもらいましたが、ホテル自体がその日程のうちの数日がオーバーブッキング状態らしく断念。代理店のカウンターで、いろいろ悩んだ挙句、彼の決断というか全てを彼にゆだねることにして、決めたのはマレーシアのランカウイ島ステイのツアーでした。



1泊の延泊やオーシャンビューの部屋の確保もこの場ででき、全行程7泊のハネムーンが決まりました。ようやく、ひと安心^^



なんだかこの2日間、やっぱり大変だったのは彼で、変更の都度に発生するいろいろな調べもの、そして決断と、毎日の激ジョブに相当参っているにもかかわらず、ほんとうに感謝。



代理店を出る頃にはとっぷりも日が暮れていて、どこからか漂う香ばしい香りに誘われて、中華屋さんへ。この地に来てずっと気になっていたサンマーメンを注文してみました。てっきり秋刀魚が使われているかと思いきや、細い中華麺に薄味のスープ、野菜たっぷりのあんかけがかかったもので、とっても美味。が、わたしには麺は半量でよかったみたい・・・。



帰ってきてから、リングゲージをお借りしていたお店にマリッジリングの注文。刻印は



  『2004.11.22 ○○○○○』



という、お互いの名前のみを入れたものにしました。イニシャルで『2004.11.22 ○ to ○』が一番多いみたいなのですが、ここはわたしたちのこだわりで、互いの名を全て刻んでおきたかったのです。到着は日曜日。



来週か再来週の平日、彼のお仕事の進行状況次第で、いつでも写真撮影にいけるようわたしはお肌の手入れをしながら待機。荷物リストは彼が昨夜のうちに書き出してくれたので、それをもとに必要なものを揃えたり。



出発前日の入籍なので、パスポートやツアーの申し込みのわたしの氏名について心配していたのですが、確認したところ、そのままで問題ないということでした。



そうそう、代理店の申し込み用紙の、店側控えの左上に『HM』と言う文字がハートで囲んで書かれていたことを彼があとから教えてくれました。



あ・・・成田に前日乗り入れのホテルの予約もしなくては・・・^^;
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ランカウイ島に決定。

タイのサムイ島へのハネムーンのつもりでいたのですが、予定の11/23あたりはモンスーンの影響がまだ続いている(というより、真っ只中?)というので、急遽行き先を変更することに。

観光化されすぎて・・・と懸念していたプーケットに【Evason Phuket】という、プライベートアイランドを持つ、ステキにお洒落なホテルを発見したものの、既に時遅し・・・というより現時点でホテルサイドでオーバブッキングしているという状態。

代理店窓口でいろいろ探してもらいつつ、彼の咄嗟の判断と決断力で、マレーシアのランカウイ島に決めてきました。

6日のツアーだったので、1日延泊をつけ、到着の翌日にアイランドホッピングという観光オプションをつけてみました。部屋は、追加代金4500円でオーシャンビューに。

サムイに行くつもりだったので、簡単な日常会話のテキストを買ってあったのですが、マレーシア語になってしまうので、また近いうちに本屋さんへ行かなくては。

でも、ホテルのプライベートビーチだったり、ホテルのクチミサイトを見ても、評価もなかなか高く、ポジティブシンキング真っ只中の私としては、とても楽しみ。

必要な荷物リストも彼が昨夜のうちに書き出してくれたりで、楽しみです。
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変更の危機!?。

そろそろハネムーンのツアーの予約をしなくては・・・と昨夜は、パンフレットやガイドブックを広げて、ホテルを決めたりして、候補を絞りました。

明日は休出になりそうな彼なので、「次の週末に代理店へ行こうね」と話して就寝。



で、今日も彼を見送ったあとWEB巡回。ふと目にとまったBBSで、『サムイは11月いっぱいはモンスーン。このあいだチャウエンで道路冠水・・・』というのを発見、彼に慌ててメール。



もともと雨季なのは承知の上で、まぁ雨季とはいえ、これまでの彼の経験から連日びっしり降り続くというのでもないだろうし、いいよね〜^^なんて話していたのですが。12月からは乾季に入るものの、今年は随分と不安定らしく3日間ずっと降っていた・・・などという情報もでできました。



数十分後、ひととおり調べなおした彼からの返事。



  サムイ中止。

  思いきりモンスーンシーズンみたい。

  別のとこ考えよう。

  (1)バリ

  (2)ハワイ

  くらいかな・・・



これから駅前の代理店行ってきます。サムイは来年の12月とかのほうがいいのかなぁ。やっぱり、ここはハネームンの王道でハワイ?でも、賑やか過ぎるのはちょと。
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