■ AM8:55 起床
昨日の朝は、ソーラーシステムの不調だったのかぬるいお湯しか出なかったシャワー、今朝は熱々のお湯が出て、目覚めもバッチリ。

シャワーのあとはレストランへ。
わたしは、ここにきてお気に入りのテリーヌ風のハム2種とチキンのウィンナーを昨日に引き続き。その他、生野菜少々、お粥少々withピータン、パインジュース、パインとマンゴーのジャムをたっぷり乗せた薄いトースト1枚。日本では毎朝、炊き立てのお味噌汁+ご飯+海苔の佃煮+たまに玉子料理をダンナさんが好むのでそうしているのだけど、なぜかご飯もお味噌汁もお椀に半分がやっとのわたしなのですが、こちらにきてからはモリモリ食べる。その食欲には、ダンナさんも唖然とするほど。

ピータンは日本では苦手なもののひとつだったけれど、ここのはクセもなく美味しく頂きました。
食後、一旦部屋にもどり、今日からのスケジュールを相談。今日はやはりレンタカーを借りて噂のケーブルカーに乗りに行こうか・・・ということになりました。そのあとダンナさんが電話で現地のツアー会社に、明日のシュノーケリングツアーと、後日のスパ&エステの予約を入れる。

レンタカーを借りるためにフロントへ。美人のフロントさんにダンナさんが「レンタカー借りようと思ってるノデスガ・・・」と言うようなことを伝えたかと思うと、英語で返事が戻ってきたかと思うと続いて「こちらに係りがいますからどうぞ〜」とネイティブな日本語が!ただひとりいる日本人スタッフに、会えました。ちょっと嬉しい。(その後、彼女と話す機会はなかったけれど)
事前に日本でふたりとも国際免許証を取っていたのですが、部屋に忘れてきたのに気がついて、彼が申し込みをしている間にわたしが取りに戻ることに。部屋に戻って、ふたりぶんの免許証とパスポートを金庫から持ち出し戻ると、現地スタッフと彼が交渉していました。車種はマレーシアの国産車からベンツまで揃っています。ダンナさんに「どの車がいい?」と聞かれたので、「なるべく小さいのじゃないと車庫入れ自信ない・・・」と言うと、マレーシアの1600ccクラスの車に決めてくれました。
料金は保険込みで160.00RM/24時間。街中で借りるほうが安いけれど、古い車に当たっても嫌だし、そこまでタクシーで出る手間を考えて、倍近いけれどホテルで借りることにしたのでした。

ダンナさんの運転で、まずはガスステーションへ。とても大きくて立派な新しい施設でした。セルフスタイルの給油は、わたしは経験なかったので、ここはすべてダンナさんにまかせます。最初に空いている給油機に車を横付けし、給油機發魍稜Г靴討らカウンターへ。スカーフをした女性に英語で「NO.5で10リッター」と伝えているあいだにわたしは店内をビデオ回しつつ物色。ちょっとしたスーパーマーケット並みに食料品や、みやげ物なんかが並んでいます。ただし当然ながら、アルコールは置いてないですw
そのあと、わたしが運転を替わり(空港で購入したランカウイ全島の地図を見ながらナビに自信ないので;;)、一路ケーブルカーへ。ひとり15.00RM。このケーブルカーは、前日のガイドの文さんも「心臓の弱い人はやめたほうがいい」「ワタシ帰る〜にナルカラネ」と言っていたように、下から見上げるだけでもかなりヤバイ!

去年まで北国でしたから、スキー場のゴンドラとか結構急なものにも慣れているわたしなのに、そうとうビビリました。ここはまだ出来たばかりの宿泊施設のないリゾート施設で、フードコートやお土産屋さん、民芸品など扱う小さなお店がびっしりとあります。
ここからまずは、6人定員のゴンドラで700mちょいの山に登ります。中腹で一旦降りられるようになっているのですが、降りずに90度左に折れてそのまま山頂へ。
遠くにタイまで見えるくらいの見晴らしで、途中の恐怖に比べると信じられないぐらいの爽快感。このケーブルカーの怖さはたぶん、深い森の上を通っているので、鉄塔自体がもの信じられないぐらいに高いせいです。それで、ゴンドラと地上の高さが国内のスキー場の倍はありそうな勢いで・・・。
山頂でトイレに行ったのですが、クアラルンプール以降トイレの個室にはいつもホースがついています。現地の人は、コレでお尻を洗って終わりみたい。観光地なので一応、トイレットペーパーはついていますが、床は水でベチョベチョなところが多いです。
降りるとき、現地の若いカップルとゴンドラが相席となりました。女の子はやはりイスラムのスカーフを頭にしていますが、Tシャツとジーンズ・ビーサンという軽装。男の子も普通に渋谷辺りにいそうな雰囲気。でもどちらも表情が初々しく、なおかつにこやか。ダンナさんがカメラを持って自分達の2ショットを取ろうとしたら、どういうわけか身をよけていました。カメラこっちに向いてるのにw 一度ゴンドラが揺れたとき「うわぁぁ!」とふたりで叫んだら、クスクスと笑っていて、こちらも照れくさくて笑ってみたり。

降りてから記念におそろいのTシャツ購入。
リゾート内のオープンカフェっぽいところで食事。日本食の恋しいダンナさんは、『湖〜Mizu~mi』というお店に惹かれていましたが、丼ぶりとお寿司(アボガドロールと書いてあった)などのお店らしくやめました。
カフェで飲み物のオーダーをとりにきたとき、わたしが「ミロ!」と言うと、メガネの可愛い女の子(たぶん15歳くらい)にクスリと笑われました。なぜか、この島はどの店もメニューにミロがあります。

タンドリーチキンの乗ったライスはピリカラで美味しいかったです。運んできてくれたときわたしの目をじっと見ながら「ドウゾオメシアガリクダサイ」。もう、日本のレストランでだって聞けないひとことに感激。「ありがとう。Terima kashi(アリガトウ)」と覚えたてのマレー語を言うとやっぱり笑顔で「Sama-sama(どういたしまして)」。一口目でうっかり器官に詰まり咳き込むと、厨房からスカーフをした女の子の調理人さんがとびだしてきて心配そうに「Too hot?」と顔を覗き込みます。「No^^ No!」というと安心したように微笑んで去っていきました。

食器を下げにきたときに「Good Taste」と言うと「ドウゾマタキテクダサイ」とやっぱり日本語。「Ya!Terima kashi!(はい。ありがとう!)」
旅行中ダンナさんにも力説したのですが、お国は違っても「こんにちは」「ありがとう」「またね」を現地の言葉で言えることで、ずいぶん旅がスムーズに暖かいものになれる気がします。そのことで、とても温かい心の交流が生まれるような。わたしが「さようなら」ではなく「またね」を言うのは日本語でも一緒で、やっぱり「さようなら」は好きじゃない。いつかまた、会いたいよ。会いに来たいよ。って気持ちを伝えられたら、いつかまた会えそうな気がするんです。
ホテルに一旦戻ってプールの準備をしていると、ノックが。ダンナさんが「Yes.Come in」と言うと、スカーフをしたベッドメイクさんでした。じきに準備できたので「プールいってくるね〜」「オーケー。いってらっしゃい。バイバイ」みたいな感じ。
ホテル内ではスタッフは気軽に笑顔で声を掛けてきます。「Are u fine?」はもちろん、「どこからきたの?」「楽しんでる?」女性スタッフはスカーフをした人はこちらが声を掛けると、返事をしてくるといった感じ。こちらの「Terima kashi」にはいつもちょっと驚いた表情のあと、照れくさそうに微笑んで「Sama-sama」。
プールサイドのベッドで、夕ご飯までのんびり寝転んだり泳いだり読書したり。PM5:00になったのでバスタオルを返して部屋に戻ってからレンタカー出動。ガイドブックにあったUnder sea worldに併設の土産物店はDuty free shopなので、ブランド物や、ランカウイ特産のピューター(錫)製品など高価なものばかり。ここでの買い物は中止してトイレに行くと、なぜか受付女性が。もしや、ここがあの有料の!確か口コミサイトで、お釣りはもらえないとか書いてあったはず・・・念のため「How much?」「30 sent」約10円ですが、生憎小銭もなくてクルマにもどりダンナさんに「有料だし、小銭ないし、お釣りくれないっぽいし、ぜんぜん切羽詰ってないし」と伝え、別の場所までガマンすることに。
ここから悲劇は始まる・・・。
チェックしていたもう一軒の土産物店はどうやらつぶれたか移転したらしく廃墟に。仕方ないからクアタウンまで走ろっか!と運転するわたくし。が、その先は大きなホテルもなく、普通の現地の人の生活エリア。ええ。わたし元ツーリングライダーでした。北海道の国道はすべて走り尽くしています。トイレなんてなくたって、いざとなったら・・・と思うものの、適当な隠れ場所もなく・・・ここはと思うとモスク(現地の教会のような場所でいたるところにある)だったり。
我慢も限界に達しかけたところで、ダンナさん「おっ!International Hospitalがこの先にある!」「ソレダ━(゚∀゚)━!」もう制限速度60kmはどこかへ行ってしまいました。たどり着いたのは、なんだか素敵なリソート施設風。ええい!ままよ!と乗り入れ敷地内を進みます・・・「もう・・・ダメかも・・しんない・・・(ノД`)」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
ありました。トイレ・・・。
すっきりして、ダンナさんにさんざんからかわれたというのに、なぜかココロは寛大になり「お土産は今日はいいかぁ〜ご飯にしょっか〜」と、地図を確認してもらうと、クアタウンとさっきのパンタイチェナンの中間地点だったので戻ることに。
パンタイ・ペナンにランカウイのファンサイトでダントツ人気のオーキッドリアというレストランがあるらしいので行ってみました。




路上駐車して、ちょっと豪華なオープンカフェ風のレストランへ。といっても、ここは街のレストランはどこもオープンエアなわけだけれど。ふたりでフカヒレスープ(M)、牛肉の黒胡椒焼き(S)、福建風焼きそば(S)、サテ(焼き鳥)(S)、かにの揚げ物(S)、焼きビーフン(S)。メニューは日本語も載っていましたが、日本語は通じません。お土産にしてもらえそうなカニの揚げ物を「I want to take out this plate」と言ってみるものの「これを?それとも新たにもうひとつテイクアウト用にオーダーするの?」みたいなことを言われて返事を考えていたら、ダンナさんが「I want to take it out」と、料理を指差しゆっくり伝えたらあっさり「OK!」と言ってお皿を持っていってくれました。
Good job!!!>ダンナさん
食事の後、着いた日に寄ったスーパーでピールやフルーツを買う。オレンジ(中サイズ)が1つ25円くらい。よくわからない果物(黒いプラムみたいなもの)が、1つ2円くらい。
部屋に戻ると、バルコニーの向こうのプライベートビーチでサンセットディナーみたいなパーティが開かれていました。丸テーブル8つくらいに、バイキング形式でお料理色々。音楽も鳴っていましたが、お風呂から出たPM10:00には撤収されていました。
この日のお風呂は「子宝の湖」から持ち返った湖水を入れて入ってみました(*゚ー゚)
明日はAM7:00起き。ガイドのななちゃんから電話が来て、ダンナさんが出ると「クラッカー持っていくといいよ。ないなら、うちにあるから朝のうちにフロントに届けておくね」とのこと。帰るとき、ななちゃんにはチップを弾もうね。いくらにしよう「10リンギット!」声も揃ったところで、ビールを飲んで就寝。
■□■□■□■□■【リンギットお小遣い帳】1.00RM=約\30■□■
レンタカー・・・160.00RM(保険込み24時間)
ガソリン・・・14.40RM(10L)
ケーブルカー・・・30.00RM(2名)
Tシャツ・・・40.00RM位(2枚)
Fried Rice(Chicken)・・・4.50RM(昼・わたし)
Fried Rice(Chinese)・・・3.50RM(昼・ダンナさん)
Milo(ice)・・・1.00RM(昼・わたし)
Tea(ice)・・・1.00RM(昼・ダンナさん)
Tigr Beer・・・3.00RM(ダンナさん)
Mixes Fruit Juice・・・3.50RM(わたし)
Shark Fin Soup(M)・・・30.00RM
Satay(1D=12)・・・12.00RM
Black Pepper Beef(S)・・・14.00RM
Soft Shell Crab(S)・・・14.00RM
Fried Noodle(S)・・・4.00RM(福建風)
Fried Beefun(S)・・・4.00RM(福建風)
Beer&Fruit&other・・・21.90RM(スーパーで)
枕銭(チップ)・・・2.00RM