わたしが初めてインターネットに接続したのは、1996年の秋ぐらいだったので、もう9年もほぼ毎日この世界のお世話になっています。間で5〜6年の間は、同じ程度のキャリアの女の子に比べると、ずいぶんお金も稼がせていただきました。
その前にニフティに数ヶ月いたこともあわせると、まさに10年近く。『/E』とか懐かしいですよね。
当時はまだ、HTMLを書くのもいちいち手書きでしたが、インターネット接続後1ヶ月くらいで試行錯誤しながらも、初めての自分のホームページを持ちました。
サイトマップは、地図を描いて、それをクリッカブルマップにするという、当時の初心者にしたらなかなか手の込んだものだったり。
内容はその頃飼っていたウサギの日記。一眼レフ持って、400ccのカワサキで北海道中を走り回っていたので、その頃の作品。好きなアーティストの紹介(スガシカオと及川光博^^;)。マウスonly+ペイントショップで作ったオリジナルのイラスト(夢二っぽいのが好きでした)。それとその頃、とある文学誌で連載という形で作品を発表していたので、その紹介。
デジカメはまだ持っていなかったけれど、スキャナは随分早くに導入していたんですね。
WEBで日記書き始めて約8年ちょっと・・・結構、長いほうなのかな。
ダンナさんの存在を知ったのもこの頃です。
当時は日記書きや毎日更新される個人のサイトなんて少なかったですし、わたしみたいな細々とした日記書きからみると、ダンナさんは手の届かないところにいて、わたしはただの愛読者でした。
あ〜それにしても懐かしい。
当時はまだ2ちゃんなんてなくて、その前身の『あめぞう』以前、『あやしいわーるど』とかの時代。『warez』『割れもの』なんて言葉、最近耳にしなくなりました。
とても人気のあった掲示板サイトがあって、そこに『荒し』が現れて、管理人以下みんなで一致団結してみたり。その頃は、ネチケットなんて言葉もよく耳にしました。
ザ・ネット:利用者の指針とネチケット(日本語版)
↑一応こういうものです。
まぁ、内容はどれも受信する人や閲覧する人に配慮しましょうってところ〜『思いやり』〜ってだけなんですが。最近、mixiなんかで思うのは、そういうネチケットなんて、どうでもいい時代になっちゃったのかなぁ・・・とか。
オンラインゲームの世界でも然り。
「ちょっと配慮に欠けるんじゃない?」ってことをされた相手から「うはwwwごめんwwww」って言葉を受けるとか。『w』って『(笑)』の意味なんで、ちょっと思いやりなさ過ぎない?みたいな。
手書きのHTMLから、cgiやPHP導入で手軽に日記を更新出来るようになって、そして今やBlogや、mixiみたいな人と人との繋がりを最大の特徴とするSNSでの日記更新。どんなデジタル化された世界でも、人と人との思いやりあいって大切なんだろうなぁ・・・。
そんなことを思う、冬の朝。