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東京タワー。

前日いつもより早めに眠りお目覚めもよろしく、午前中には洗濯をベランダに干し、ホットケーキと紅茶の朝食をすませて午後の相談。数日前から食べたいメニューがあったわたしたちは、いつもの渋谷のお店を目指します。途中いつもの本屋さんで、彼は本を何冊か購入。この家に来てから、膨大な彼の蔵書(天体・歴史・戦争・地図・サブカルチャー・・・その他ありとあらゆる種類)からわたしが以前から読みたかったものなんかを借りては、いつもバックに一冊持ち歩くようになったわたし。昨日までのフロイトを錬金術に入れ替える(ディープです)



出かける前に、夏日になりそうな今日はラメ入りの淡いパーブルに柔らかなハイビスカス柄のキャミワンピ用意。



部屋を出ると、ほんとうに素敵な快晴で、おまけに膝丈のスカートの裾からそよそよと入り込む風に心地よさを感じていました。



渋谷についてランチ。お腹いっぱいで軽く汗をかいたままお店を出ると、そよそよとスカートの裾から風。レザー張りの椅子に座ったままでいたせいで、お尻に汗をかき不快感を覚えていたので、また心地よさを感じてしまう。



途中、貴方がインナー用のTシャツとくつ下を購入。スペイン坂スタジオで『極楽とんぼ』の加藤サンをちらっと見かける。



そのまま東京タワーへ行くことになりました。数日前にいつか連れて行ってね。と話していたのを実現してくれることになったのでした。感謝。途中、悪戯なあなたに戸惑いながら嬉し恥ずかしい思いで移動。



東京タワーは想像以上に背が高く、青空の中に潔い赤をもってそびえ立ちます。展望室から外を眺めていると、その都度そこから見える建物や景色を説明してくれ、後ろからぎゅっと抱きしめられると、頼りない衣装で出かけてきてしまっているわたしの頭の中は白くなってしまいます。貴方はいつも少し意地悪な眼差しで、わたしが後ろから抱きしめられることで困った顔をしたり、人の目を気にしてあわてると、クスリと笑います。いつだって余裕を見せたまま、わたしが困ってしまうことをします。



こんなに遠くまで見渡せる場所に来ると、ほんとうに自分はちっぽけで、その自分が抱えている不安や戸惑いは全く取るに足りない事だと感じることが出来て、なんだかこれまでの自分がとても恥かしくなります。そして、これから歩いていく姿をイメージすると、これまでにないくらいに凛とした姿を想像できることがとても嬉しくなりました。あんなにあんなにめまぐるしく、くるくると動いてたって、今見渡せるこの世界だけで考えたって、それは本当に些細なことなんだと思います。だから、せめて思うままに自分の道は見失わずに歩かなくてはいけません。



展望台の床の一部がガラス張りになっているところで、わたしが軽くジャンプしてみせると「子供じゃないんだから」と窘められてしまいました。こういう場所に立つと、恐怖よりも先に自分の中の魂がすっと抜け出してしまいそうな錯覚を覚えます。



東京タワーをあとに、2月に連れて行ってもらったところが徒歩圏なので、休憩がてら行ってみることにしました。



・・・



そしてふと携帯の時刻を見ると、あんなに急いで行動したにもかかわらず随分時間が。



もう歩きなれた感じすらする帰り道はとっぷりと日も暮れて、今夜の夕食をどうするかという会話になります。デイトの帰り道はなんだかいつも今夜の夕食の話をし、わたしは帰ってから簡単なもの・・・といってもバジリコソースのパスタなら作ると言い、貴方はモモカも疲れてるだろうからドミノピザでも取ろうか、それとも何か食べていこうかと提案してくれます。今日は、その上にまい泉の本店に連れて行ってやろうかといってくれたので、とってもお腹のすいてしまっていたわたしは素直に従うことに。



電車を表参道で降り、まい泉の本店へ。最後に貴方がきたときと、随分あたりの建物が変わったらしく交番脇の地図を確認してから行きました。途中、最近外出したときや、たまに家でふざけているときにわたしが使う貴方の呼び名に、貴方は優しく笑っていました。まい泉はクリスマスのケーキ屋さんのように、静かな通りにほっこりと明るく存在し、中に入ったときに少しも嫌な感じのしない揚げ油の香りに、わたしのお腹は恥かしくも鳴ってしまっていました。待つことしばし、2階の禁煙席に通されて、それぞれのメニューと貴方オススメのリンゴジュースを注文しました。酸味と癖が全くないフジリンゴのジュースは、まるで子供の頃風邪を引くと母が摩り下ろしてくれたリンゴの汁のように甘く、疲れきった体にすぅっと染み渡るようでした。そして繊維がしっかりしているのに瑞々しく柔らかいヒレかつに、とても幸せな気持ちになりました。あまり一度に量を食べられないわたしですが、あまりの美味しさに今日は頑張って、ご飯を1/3残しただけであとは残さずに食べきることが出来ました。



駅に向う途中に、建物の2フロア全てがお箸の専門店を見つけました。もう21時を回っていたので閉店していましたが、ここずっとふたりの素敵な箸置きが欲しくて、物色していたわたしはいつもの「わぉ!」と言う小さな歓声をあげ、思わずショーウィンドゥに駆け寄るほどでした。



帰ってきてから、ところどころ貴方に解説をしてもらいながらエヴァンゲリオンの最終話を見て、ビールを2杯づづ飲み就寝。眠ってしまう寸前に朦朧としながら「30秒だけ時間をください」と言って、暗闇の中でそっと貴方の頬にキスをし「東京タワーを見せてくれてありがとうございました」と言いました。すると貴方は「10分だけ時間をください」とわたしの真似をして囁き、わたしを抱き寄せてくれました。



幸せな一日をありがとう。
日々。 | comments (0) | trackbacks (0)

The moon like platinum。

金曜日、仕事から帰ってきた貴方は、エヴァンゲリオン未体験のわたしの為に、わざわざ弟さんからDVD全巻を借りてくれ、それが入った重い紙袋を降ろすと、「今日はまたまた本をいっぱい買っちゃったよ」と言いながらカバンから買ってきた本を次々と出し始めました。



続いて貴方はひょいと縦長の袋を取り出し、「はい。これはモモカに」とわたしにくれました。きょとんとしながらも、袋を開け真っ赤なリボンのかかった黒い箱を取り出すあいだ「好みに合うかどうかわからないけど」「30分も売り場で悩むのは結構照れるもんだよ」というようなことを貴方が話してくれた気がするのですが、わたしの頭の中は嬉しさでいっぱいで、「うんうん」「ありがとう」を繰り返していただけの気がします。



中から出てきたのは、華奢で繊細なウェーブのかかったプラチナのネックチェーンで、薄く透明な水色をした石がトップに光っていました。あけるやいなや、あなたに抱きつき「ありがとうございます」ともう一度言うのが精一杯でした。



PETITECLEF



同居1ヶ月記念のプレゼント。

可愛いアクアマリンのネックレス。



首につけてもらうときに「ねぇ。こうしてつけてあげるの何度目くらい?」って聞くと「5度目くらいかな」と笑っていました。今までのわたしならきっとそこで、軽いジェラシーにちょっと拗ねたりしていたのかもしれないのだけど、不思議とそんな気持ちも芽生えることなく、嬉しいあたたかな気持ちで満たされていました。



これまで、殿方からのプレゼントはいつもシルバーのものを買って頂いていたわたしにとって、プレゼントとしていただく最初のプラチナです。



シルバーのものばかり身につけていたのは、銀色の光り方が好きだったことと、なんとなくバイクに乗っていた若い頃から、シルバーが未完成な自分には丁度よい気がしていたからだった気がします。銀色をしているならプラチナでもよかったのだけれど、買っていただくにはちょっと高価な気がして、その時々の彼と一緒にプレゼントを買ってもらいに行くときには、ちょっとだけ素敵めのシルバーアクセの売り場に連れて行ってたからなのでした。



プレゼントするのは大好きなのに、それを受けるのがとても苦手なわたしは、クリスマスでも誕生日でもないこのときに、プレゼントを受けるのはとてもとても照れくさくくすぐったく、そしてとても嬉しい出来事でした。



そしてそれを一緒に売り場に行くのではなく、あなたが一生懸命に選んでくれたものであることがとてつもなく嬉しいです。



ふとした瞬間に首元に手を触れ、その存在を確かめます。





ありがとう、貴方。
日々。 | comments (10) | trackbacks (0)

お見送り。

彼の出勤を見送るとき、大抵はその日の分別ゴミが入った袋と部屋の鍵を持って、一緒に部屋を出ます。エレベーターの前でいつもの小鳥のキスがあるとちょっとくすぐったくて。彼は1回の集合ポストから朝刊の広告を抜いて、あとでわたしが部屋に持ち帰るようにポストにそれを戻します。そして一緒に正面玄関を出て、彼と肩を並べたままゴミ置き場をちょっと過ぎ、そこで彼を見送ります。



軽く手を振って「いってらっしゃい^^」彼が歩道橋の影に消えるちょっと前までその後姿を見送り、いつも嬉しいにこやかな気持ちで心の中が満たされます。



  あなたの姿をいつもこうして感じていられますように。

  決して見失ったりしませんように。



ゴミを捨て玄関に入ると管理人さんがいつも笑顔で「おはよう」と言ってくれます。今日は「おや、今日はひとり?」と聞くので首を横に振りあなたの姿を振り返ると「うんうん。お出かけだね」と微笑んでくれました。



部屋に戻って、お風呂に入るといつもは閉めて行ってくれるお風呂のふたが、今日は何故か開いたままでした。わたしはクスリと笑って、黒の水玉のキャミワンピを脱ぎバスタブにゆっくり浸かりました。目を閉じて、昨日の夜のことやこれまでのことに想いを馳せているとふと無意識に「わたし、ここにきてよかった」と呟いていました。



  あなたの姿を見失わないでいるために必要なこと。

  あなたに愛されるわたしでありつづけること。



  あなたをいつまでも愛で満たしてさしあげよう。

  あなたが悲しい想いをしないよう

  わたしは凛として歩き進んでいこう。



:::::::::::::::::::::::::::::::::::::



臓器提供意思表示カードのことを4月21日の日記に書いたのですが、家族の署名について補足。これはなくても問題ないのですが、生前に家族の誰かにその本人の意思をしっていてもらうという意味合いが強いようです。なのでなくても問題はなく、ただし自分の死後に家族からの反対があった場合は、署名の有無に拘わらず提供されない場合も多いようです。

また、今では運転免許試験場で免許証の裏面に、同様の内容を記載して貼付するシールが用意されているようで、要は万が一のときに第3者に本人にその意思があると言う事を知らせるのが本来の目的なのかもしれません。
日々。 | comments (80) | trackbacks (0)

臓器提供意思表示カード。

臓器提供意思表示カードを1999年7月20日からいつも持っています。



臓器提供意思表示カード



裏面には



 1.私は脳死の判定に従い、脳死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。

  心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・その他(  ) 

 2.私は心臓が停止した死後、脳死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。

  腎臓・眼球(角膜)・膵臓・その他(  ) 

 3.私は臓器を提供しません。

  署名年月日

  本人署名(自筆)

  家族署名(自筆)



とあります。私は1.と2.そして全ての臓器に○をつけ、ご丁寧に(  )内には『全て可』とまで書いて持ち歩いているのですが、3枚用意したうち、母にたのみこんでやっと1枚署名をしてもらったものだけが、どこにいったものか手元にありません。



『死んでしまったら、とっとと全てくれてやる』そう思って生きています。今になって署名の日付を見ると以前の彼とお付き合いする1ヶ月前。これにはなんとなく自分でも納得。



自分が死んだ後、葬儀やら諸々の手続きやら、誰にも迷惑をかけないのはたぶん無理なんだろうけれど、それでもそれを最小限に抑えられるような逝きかたをしたいといつも思います。これまで何があってもどんな精神状態に陥っても死んだためしがないので、自分で命を絶つようなことはきっとないと思うのだけれど、たとえ天寿を全うしたときでも、誰にも悲しまれずに迷惑をかけずにそうできるといいのに・・・と思います。
戯言。 | comments (0) | trackbacks (0)

量産型ザク。

自分が思うほど

自分は成長なんかできていなかった



あなた好みの型を作って

ポコンポコンとパーツを作って

それをセメダインでくっつけて

そうやって出来上がればいいのにと思う



それが無理ならせめて

なりたい自分のパーツを

店頭で選んで籠に入れて

レジで精算できたらいいのにと思う



心臓だけわたしであるならいいと思う


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想いを言葉に。

想いを言葉に置き換えることの難しさを、時折とても痛感します。

文字にするとさらに自分が想っていることだけではなく、受け止める人のそのときのコンディションや、送信する側とのコミュニケートの状況によっては、こちら側の意図以上の沢山の要素が付帯してしまいます。



目を見つめて話すことが一番なのだということを、いつもいつも感じています。



-*-



けれど・・・わたしにとってそれはとても難しいことで、それを今まで感性に任せなるがままにしてきたために、年令相応の裁量がともなっていません。



この数ヶ月、少しでもそれが追いつくようにと思い、少しづつではあるけれど、伝え方を考えてみたり、特に飾ることをしないで、すぐ側にいる大切な人にはなるべくリアルタイムでそれを伝えようとしているところです。



少しづつ、ほんとに少しづつではあるけれどそのベクトルがプラスの方向に向かっていることを信じてみると、意外にも自分自身が開放されるようなすっきりと穏やかな心持でいられたりするから不思議です。



-*-



全てのことをあまり深く思いつめることもなく、自然にこなせる女性になることが目下の目標です。自分で長い時間をかけて築いてしまった壁や殻を破ることはとても勇気がいるし、難しいことです。でもそうすることが、今の私にはとても必要で、この時期、この場所でなら何とかできる気がするのです。そして、この時期を逃すとそれはどんどん遠くなってしまうことにも気がつき始めました。
想い。 | comments (0) | trackbacks (0)

1ヶ月。

たっぷりと眠って午前中に目覚めたものの、前の晩に調子に乗ってビールを2缶とワインをいただいてしまった為に、朝ご飯作る気分になれずにいると、久しぶりにコンビニで調達しようかと言ってくれる。(ケータリング系がまだ始まっていない時間だったので)



買って来てくれると言ってくれたのだけど、せめてと思いメガネをかけたまま服を着てついていく。お財布も鍵も持たないでのお出かけなんて、子供のときぶりかもしれなくて、ちょっと嬉しくコンビニデザートまで入手。



そのあと再びお昼寝したり、ゲームするのを見ていたり新聞広告を全て見たりダラダラと過ごす。



そのあとに「お願いがあります・・・」と言って話しはじめると、お願いなんかしなくても既にあなたがそうしようとしたということを笑って話してくれました。



-*-



18日〜19日に日付が変わったとき不意にあなたが「12時回ったからちょうどこれで1ヶ月だよ」と言ってくれました。一夜明けて今日(19日月曜にこれを書いています)になってみると、わたしは大したリアクションもできなかった気がします。それくらい突然のことで、そして言葉にならないくらい驚きと嬉しさでいっぱいでした。あなたがそんなこと意識してくれてるなんて思いもしてなくて、わたし自身なんだかこの数日のあいだ精一杯になってしまっていて。



この家に越してきてから1ヶ月です。たくさんの会話をこの1ヶ月してきました。たくさん考えることも多く、何よりもたくさんの心をあなたからもらっています。ありがとう。そして、こんなわたしですけど、これからもよろしくお願いします。
日々。 | comments (0) | trackbacks (0)

INDY JAPAN 300 MILE。

早朝7時出発でINDY JAPAN 300 MILEを観戦してきました。



前日にお弁当準備を概ね済ませていたので、朝はおにぎりの準備くらいでしたが、5時30分おきは辛かったです。6時過ぎに朝食の準備(休日はトースト、紅茶、スクランブルエッグとソーセージが定番になりつつあります)を済ませて起こし、食後はいつもの朝のお風呂。



前日、仕事の帰りにレンタカーで帰ってきてくれたので、横浜→宇都宮まで激走。宇都宮の臨時駐車場からはシャトルバスです。首都高は彼が運転(あたしにはまだ無理)、首都高を抜けてからあたしに交代。気合充分で豹柄ラメのベアトップ着用ですよ、奥さん。



普段使いの玩具なASPカメラと愛用の一眼レフ(今回は300ミリのレンズも持参)していきました。以前住んでいたところで身内がレースしてたんで、当時はパドック直行で中から観る人だったんですが、今回はゴール直前のとても観やすい席だったので感動でした。



帰りは、21時からのNHKスペシャル『地球大進化』の第一回目を観たいとおっしゃるので一旦ホテルに休憩でチェックイン。なかなか面白いので、おすすめです。月曜(正しくは火曜)の深夜再放送があります。



ホテルを出て一路自宅へ。自宅近くの高速のあたりで話しているとき「この山の向こうが俺達の家」と言ってくれたのにひどく感動。(なのに、その感動を言葉や態度で伝えることがうまく出来ません)、帰宅すると夜中12時を回っていました。



レース車両のエキゾーストノートは、ある種のエクスタシーを呼び起こしますね。





-*-



この1週間不安に思っていたことは、無事過ぎました。でもこのことで、より深い心のつながりを得ることが出来たような気がします。心配や不安は真っ先にあなたに打ち明ける。たった『ふたり』きりだけど、一番身近にいる『ふたり』きり。
旅行。 | comments (0) | trackbacks (0)

転寝。

別々の部屋にいると、トイレに行く途中、ビールを取りに行く途中、わたしにキスして微笑んでいく。ここ数日のわたしの気持ちを察してくれているのか、あなたはわたしが不安がる隙を与えないかのように、わたしをかまってくれる。



お仕事の話は社外秘のことがあまりにも多く、ほとんど教えてはくれないし、わたしからも決して聞こうとはしないのだけど(ついこの間までどの駅で降りるかすら知らなかった程)、たまに少しだけ会社でのことを話してくれると、なんとなく嬉しくて。



もう前ほどは、寂しがリータでもないし、泣き虫ィ〜ゼでもないから平気なのに、そうしてわたしを気遣ってくれます。









いまはとっても不思議な気持ちでいます。まだわからないことばかりだけど、そうであればどんなに素敵かと思います。だから今は少しでもゆったりとした穏やかな気持ちで過ごしています。





なんだかひとりごとみたいで、他の人が読んでも意味不明な日記になっていますね。
想い。 | comments (0) | trackbacks (0)

私信。

わたしはどうして素直じゃないんだろう・・・大切な人にはいつも、100%素のままの自分を見せたいのに。『素直』ってどういうことなんだろう・・・。



そんなことを思いながら、はっきりするまでは決して言うまいと思っていたことを、ポロポロと零してしまう。けれど、それをもっと早くに伝えるべきだったと白みかけた空に新聞配達のバイクのエンジン音が混じるころに思った。



不安に思っていることや、疑問に思っていることを、飾ることもなくそのときにさらりと伝えることが、本当の素直なんだと思う。それが信頼している人へのマナーなのだと思う。



-*-



まだまだ不確定なことなんだけれど、伝えてよかったと思います。自分ひとりでこの1週間ずっと不安に思い、考えてもどうしようもないのに、最悪の事態のことばかりを考えて、そしてそのとき自分がどうするかを相手の気持ちも考えずに決めていました。



不安を感じ始めてからの毎日、何もないかのように笑顔でいることは意外にもそう難しいことではなかったけれど、やっぱりわたしは隠しとおせる器用さは持ち合わせていなかったようで、バランスがたびたび崩れてしまっていたように思います。



-*-



泣かない。



大人なのにこんなにいつもいつも泣いてばかりは、やはりいけないですね。嬉しくって思わず零れる泪だけを大切な人には見せよう。映画や物語に感動して零れる泪だけを大切な人に拭ってもらおう。



ずっとずっと以前に、体の中が塩分過多になるといけないから、ときどき泣いたっていいよね・・・なんて文章を書いたことがあるけれど、自分が正しいと思って、自分がこうしたいと思って選んで進んできたこの道だから、決して泣かないで歩いていこう。



-*-



今年の春は暖かです。



満開の桜も美しかったけれど、葉の緑が鮮やかに色づき始めた桜も大好きです。

ベランダの小薔薇は蕾みが深いピンク色を帯びてきて、毎朝違う姿を見せてくれます。それに寄り添うように植えられたマリーゴールドのオレンジは、プラスティックの如雨露から、毎朝水の雫を受けて、より一層輝きます。



カモミールもルッコラも芽を出しました。カモミールは紅茶に浮かべていただきましょう。ルッコラは生地から手作りのピザに散らしましょう。



パセリはぐいぐい力強く育っています。生のその香りが苦手で、サンドイッチに添えられているだけで顔をしかめたくなるけれど、何か調理方法を考えましょう。



可愛らしい葉が大きくなってきたバジルは、バジルソースのパスタやトマトとモッツアレラと一緒に戴きます。



今年の春は暖かです。
想い。 | comments (0) | trackbacks (0)

湘南。

良く晴れた日曜日だというのに、わたしの心の中の天邪鬼は全くどうしようもない雨雲をこの心に呼び起こし、どうしようもない感情に滅多に過ごすことのない自分の部屋にこもってしまっていた。



わたしが越してきてから初めてこの部屋に入るときノックをしてきた貴方は、床に座り込んだわたしを後ろからぎゅぅ。と抱きしめて、その心のわだかまりになっている縺れた糸を解きほぐそうと、言葉をくれる。



一旦落ちてしまった心はすぐには浮上できなくて、それでも何とか伝えようとわたしは意味のない言葉たちを返す。なのに本当の気持ちはやっぱり言葉には出来なくて。



深いため息残して部屋から出て行った貴方は暫くすると今度はいつものようにノックなしで戻ってきて「これから湘南行こうか?^^」と微笑む。



そしてわたしはまた泣いてしまった。「どうして泣くの。俺はどうしたらいいの。どうして欲しいの」



「ありがとう。嬉しくて・・・」



先週何気なく「海見たいな。砂浜をきゅっきゅっ。って歩きたいな」そう呟いたわたしの言葉を覚えていてくれた。ありがとう。来週は仕事がまた激務になるから、今日は一日ゲームなんかしてのんびり過ごしたかったはずなのに、ごめんなさい。





-*-



泣いたカラスはとうに笑って。いつもはスカートと華奢なミュールで出かけるわたしなのに、履きなれたジーンズとTシャツ、お気に入りのTOUGHジーンズのヒップバックで準備をする。初めての江ノ電にちょっと心は浮き足立って。



江ノ島があんなに大きかったこと、想像以上に湘南の駅のホームが古びてて可愛らしかったこと。観光地だったこと。なんだか小樽に似てるね。それでもやっぱりここは湘南で。この季節にロングボードを抱えて電車に乗り込む人がいたり。



日が傾き始めた海岸で波打ち際まで手を繋いで歩く。わたしは、ここに来て良かったんだと思う。来る前に抱えていた不安やひとつの大きな別れや、大切だった人をとても深く深く傷つけてきてしまったこと。海を見ていると、そういうこともわたしが歩くために必要だったことで、残してきた人にも決してマイナスにはなっていないんだと思えてくる。自分再生の為の自己弁護・・・それでもいい。わたしはここにいる。



そう思ったとき、不意に引き寄せられて小鳥のようなキスをされて。「嬉しい?」そう顔を覗き込まれて。わたしはたぶんとっても幸せに微笑を返せたと思う。あたたかな気持ち。



ありがとうあなた。



-*-



あなたがしてくれる全てが、とても深い愛情からくるものだとわかっているんです。せっかちなわたしは、それを確実に感じたくてじたばたする。『言葉より大切なもの。肉体よりも曖昧なもの』それが見つけられられなくて。ただあなたからの愛情が、初めてあったときから夜を重ねるごとに深く注がれていることもわかっいるんです。



-*-



ありがとう。



海を見せてくれてありがとう。
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幼女時代。そして。

上手く甘えることが出来ない。



ベッドの中でなら、自分のして欲しいこと、したいと思っていることを素直に、時に貪欲に伝えられるのに。



日常生活になると、その匙加減がわからなくなってしまう。「〜してあげようか?」そうと問われたときでさえすぐには「お願いします」と言えなかったり、逆に甘えすぎてしまったり。







子供の頃、父が大好きだった。この感性の主だった部分は父から受けたものだと思う。職場ではアウトローなところがあり頑固な父は、その青春時代の破天荒ぶりとは裏腹に、24歳で私が産まれてからはとてもとても子煩悩な人でした。



ただあまりにも躾に厳しく、親類の集まる席でその様子を見た祖母や叔母達から「そんなに厳しすぎるからモモカはいつも怯えた目をしているじゃないの」「まだこんな小さな子供なのに、大人に甘えたり我侭言うこともなくじっとしているのは少しもいいことじゃないのよ」そう問い詰められることもしばしあったと、ちょっと大人になってから母が教えてくれた。



本当は、全身全霊で甘えたかった。我侭だって言いたかった。でもぶたれるのが怖かった。





中学に上がったとき、父親に呼びつけられ「俺がおまえに教えてやれることは6年生までに全て教えた。あとは自分で成長するんだ。だからもう殴ることもしない。」そう告げられた。それまで、何か間違ったことや、うっかり生意気な口を聞くといつも「ここへ来い!」そう怒鳴られ、お尻を思い切り叩かれた。どんなに泣き叫んでも無駄だったし、弁解することすらできなかったからいつしか、自分が間違っていないときは絶対に泣くまいと決めて歯を食いしばって我慢していた。



「こうして叩くとき、おまえだけが痛いんじゃないぞ。お父さんの心も痛いんだぞ」



いつもそう言いながら、翌日椅子に腰掛けることもままならない程に、叩かれた。『女の子だから』という理由で、顔や頭だけは殴られたことがなかった。



父に殴られるという恐怖から開放されたと同時に、わたしはいつも不安な気持ちが心の隅に巣食うようになる。「ほんとうははらわたが煮え繰り返るほどに、とても怒っているんじゃないだろうか」「こんなことをしたらまた殴られるんじゃないだろうか」



-*-



かつて10年の結婚生活をともにしていた人は、感情の起伏のとても激しい人で、うまく心を言葉で表現したり、人とコミュニケートすることを苦手とする人だった。そして怒るとわたしをよく殴った。殴るというよりは、ぶっ飛ばすという感じで、183僂猟洪箸如△燭辰150cmそこそこのわたしを壁にぶっ飛ばしたり、蹴り上げたりした。



けれど、とてもわたしを愛して、わたしも彼をとても愛していた。わたしの全てをかけて、この人のこの感情の渦をいつか穏やかなものに変えてみせようと、歯を食いしばっていた。



そして・・・全てから開放されることを10年目に願い出た。



冷静にそれを話しひとしきり罵られる日々が続き、部屋を明日出て行くときいう夜彼はそれまでとうって変わってとても項垂れ、泪をポロポロと零しわたしに詫びだ。



-*-



今、ここにいるわたしは、どうやったら程よく甘えられるのかわからずにいつも戸惑う。そして子供のように拗ねたり、つまらないことをわざとややこしくしたりしてしまう。



けれど、日を重ねるごとにリラックスし、素の自分でいられるようになっていくことが、とてつもなく嬉しいです。あともう少し・・・。
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最終兵器。

日々、Love&Sex&Game(をぃ!)な日々です。



『最終兵器彼女』・・・ご存知ですか?



いえ・・・あの・・・ただの漫画なのですが。







滅多に漫画を完読しないあたしが、かって全巻揃えた数少ない作品のひとつなんですが。











しつこく薦めた結果、最初は「仕方ないなぁ」みたいだったのに・・・休日にたった一日で全7巻完読してました。第1巻を読んでるときは、「背景設定が甘い」というようなことを言ってたんですけど、青山でHairCut&花見に出かける電車の中、鞄から取り出したのは第2巻!しかも立ったまま読んでました。



で、翌日は動画のほうもしっかり一気に観てました。動画はあたしが友達から録ったものをもらったままほとんど見てなかったので、一緒に観ました。



ただし、あたしの引越し荷物の中に最終話が入ってなかったので、なんとなくスッキリしてないんですが。







ちせ・・・なまらめんこいべや。


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生死。

「桃香は生き死ににとてもヴィヴィットに反応するね」

そう言われて、ワイン片手に虚ろにテレビを見ながら考えていました。



子供の頃から、年令の高い親類が多かったのか、生命線の短い人ばかり多かったのか、どちらかと言うと多くの葬儀を経験していました。たいていは極々一般的な禅宗の葬儀で、正座して経本を手に、お坊さんと一緒にお題目を唱えます。そこに書いてある意味をなんとなく理解しだしたのはたぶん十歳くらいの頃だったのかなァ・・・。納得してみたり、そんなもんじゃないと思ったり。



両親が若いときに出来た長女ということもあってか、そりゃもう随分と大切に育てられました。お陰で外気に抵抗力のない真夏の太陽の下でさえも、白いグンゼのタイツの似合う子になっていました(今では想像つきませんけど)。



子供が読む雑誌といえば『小学○年生』『別冊マーガレット』『なかよし』『リボン』なんかが定番ですが、今店頭に並んでるものと比べてとてもシンプルで品行方正なマンガばかり載っていたように思います(今はコスメ特集とか、ちょっとしたOL向けとさほど変わらない)。



で・・・小学2年生くらいまでは少女マンガはまだ読んでいませんでしたが、定期購読していた『小学○年生』は何故か父の検閲がいつもあって、父が見せたくないと思うページは全て切り取られていました。例えばトラックで子犬が轢かれるシーンの載ったものとか。前後のページがあるので、そこに何が描かれているのかは、子供心にもわかるのですが、それでもそういういわゆる子供にとっての恐怖心に繋がるものは、極力目に触れさせたくないと言うのが父の考えだったそうです。後々、大人になってから母に聞いた父がそうし始めた切欠は、マンガを読んだ私がたびたびそのシーンを夢で見て酷く泣いて興奮していたからなのだそうです。



そういうことも何か今の自分形成の要素になっていんだなぁ・・・なんて考えていました。



10代の終わりから読んできた本も、生き死にがストーリーに絡んでいるものを手にしがちだったかもしれないなぁ。なんて。



私自身はというと、死はとても暗くて寂しくて冷たく怖いもの・・・そう思っているから、きっとめちゃくちゃ健康管理して90歳くらいまでは元気に生きていたいです。あ・・・どうせなら100歳までいっちゃってもいいかw
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徘徊。

引っ越してきてから慌ただしく時が過ぎていきました。



最初の月曜に住民票の転入手続きをしたり、自分の部屋を築いたり、このお家の掃除をしたり。ゲームをしたり、セックスをしたり。ご飯を食べたり。電車で出掛けたり、キスをしたり、ベランダで欠伸をしたり。





全く住んだことのない、数度訪ねただけの街に住む。これはとてもエキサイティングな出来事であると同時に、戸惑いの日々です。日々の買い物ひとつにしても、食材の鮮度の良いお店、安くて可愛いバッグを扱うお店、納得のいくLANケーブル配線の為のタップのあるお店・・・。ひたすら徘徊しています。




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