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静かなる時の階段を


何も起こらない日々が過ぎていく
あたしは笑顔のまま
平和を装っているのかもしれない
ときどき、それは弾けて
軽い暴走をするけれど

大人になったからなのかどうなのか
強く抱きしめられることで
安堵なのか納得なのか
あたしは再び目を閉じる

先のことがわからない
誰だってそう

ゴメン・・・ほんとにゴメン

あたしのことを心にかけてくれる
ほんとうだったら
愛しい貴方たちにさえ返す言葉を見つけられない

返事がないのは幸せな証拠
そう想ってくれるならそれもありで

ただ何かが違ってる
それは誰にもわかっていること

---

わたしの人生のうちで3年半前までの
全ての思い出を捨てました
10年にわたる日々に手に入れたもの全て
洋服もお洒落のための小物も写真も全て
石のきれいな指輪などもいくつかあったのだけれど
不燃ゴミの日に全て捨てました

ごめんなさい清掃局
あの大量のゴミは私のものです

あたしの人生に空白の十年

それだっていい・・・
日々。 | comments (0) | trackbacks (0)