1年前の今日、お祝いをしてくれたお店を、今年はわたしからリクエストしてみました。
渋谷の
Shinois(シノワ)というお店。オペラが流れる中、オリエンタルテイストの取り入れられた落ち着いた内装の店内で、お食事してきました。
ブロンズ色したバナナ・リパブリックのシルクキャミワンピを着ていったのですが、自分の身体がブロンズ色でまるっきり保護色に^^;
去年は、ダンナさんがいつも持っている大きな鞄をクロークに預けないので不思議に思っていたら、メインが出てきた頃に、そこからティファニーの袋を取り出してびっくり!お店の人も思わずニッコリ^^なんてエピソードも。
そうそうふたりでフルボトル空けて、けっこうヘロヘロになっちゃったなぁ・・・とか。もっともその日は渋谷お泊まりだったから良かったんだけど。今年はハーフボトル+お肉のとき赤をグラスで。
それを思うと、なんだかこの1年がとても感慨深く。いろいろあったけど、ここにこうしてずっといられてよかったなぁ・・・って。
普段は贅沢言わないので、来年もよろしく^^
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╋┛ 本日のメニュー ‥…☆
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ここのお料理は、とてもとても美味しいです。フレンチの調理方法をベースに、旬の日本各地の素材を日本人にあうようにアレンジしてあり、お箸でいただくフレンチです。
去年はわたしが初めてだったので、目新しい凝ったものばかり選んだような。それもとても美味しかったので今年もリクエストしたわけですが、今回はふたりとも、前菜・主菜ともにシンプルな調理法のものを選んでいました。最近は、素材の味を楽しむことを知ったような気がします。そして、去年以上の満足感で、とってもとっても美味しくいただきました。
ブランチで行ったことはないのですが、週末はとてもお得なプランもあるので、チャンスがあれば是非どうぞ^^
■アイナメのカルパッチョ ライム風味のヴィネグレット
とても淡白な白身のお魚です。ヴィネグレットのライムはほんの香り漬け程度。塩昆布がまぶしてありますが、ソースでやわらかくもどされとてもいい旨みが。
■京都吉良農園から届いた無農薬野菜のグリル バーニャカウダソース
このソースはアンチョビベースのこってりとしたもの。野菜は焼いてお塩をふっただけのものです。ふだんゴロゴロした野菜を好まないダンナさんも、美味しく食べられたよう。横取りしたアスパラがとっても甘かったです。
■2002 Chablis 1er Cru Vaillon(ハーフボトル)
蜂蜜のような香りのするフルーティなワイン。が、甘くはなくどちらかというと辛口。キンキンに冷やしていただきました。
■スペイン産イベリコ豚のグリル ゲランド塩とレモン添え
ひとくちめで、あまりの美味しさにふたりとも「う〜ん!」と唸ってしまいました。プレートが運ばれた瞬間に、お肉の甘い香りがふんわり!ただ焼いただけでも、お肉って甘い香りがすること初めて知りました。ドングリを食べてこんなに美味しくなるんですね。信じられないくらいジューシーで柔らかく、なのに脂身がさっぱり。グランド塩もとっても深みのあるお塩でした。
■ブルゴーニュ赤
ラベルを取り忘れ名前を失念。普段は赤は滅多に飲まないのですが、ソムリエのおすすめでいただいた赤。酸味が程よく強く、お肉を食べながらはやっぱり赤がいいんだなぁ・・・と再認識。でも白が好き^^
■フランス産チーズの盛り合わせ
デザートの前にまだワインが少し残っていたので、追加で。このプレートは去年もいただきましたが、ダンナさんが「あの臭くて柔らかいの・・・あれはよしてね」というと、お店の方も察したようで笑顔で「あれでございますね。かしこまりました」みたいな^^
ブルーチーズはクラコットにのせ蜂蜜で。レンゲの香りがしてさっぱり美味しい蜂蜜です。
■ショウガ風味のガトーショコラ フランボワーズシャーベット添え
ガトーショコラに添えられたシロップ漬けの生姜。びっくりしたけど、これがとても合います。いつもガトーショコラはどんなに甘さ控えめでも、最後のほうで重くなっちゃうのですが、ショウガのおかけで最後まで美味しく。フランボワーズのシャーベットは文句なしの美味しさ。添えられたソースはなんだったのだろう・・・カラメルクリームのような風味で、とても美味しかったです。
■アールグレーティーのプリン
どうやって出したのだろうというくらいに濃厚なアールグレイの香りと味。さっぱり系のとろとろプリンばかり最近食べてきたせいもあり、この贅沢なこってりとしたクーミィ加減は、これぞプリンと思いました。一口もらっただけで、しあわせ。