■06:30 起床。快晴。
■07:10 ホテル1階のレストランへ行くと、7:30〜とのことで、フロント前の世界地図を見て話す。フロントの人とも少し会話。日本語がかなりしっかりした前夜のプレママもいるし、他のスタッフは英語はだいたいOK、いくつかの単語は日本語を知ってるという感じ。・・・と、ここでだんなさんのコンタクトが外れ、一旦部屋へ。
■07:40 再びレストランへ。ナシゴレン・トースト・巻いた玉子焼き、野菜スープ・鶏粥・フルーツ(スイカ・パイン・メロン。ライムを絞ると美味しい)・ケチャップが無かったのが残念。フライドバナナはわたしが言ったときは、もう無くなっていて、次に出てきたときはすでにお腹いっぱい。飲み物はコーヒー・紅茶・オレンジジュースが。
事前の情報では、ナシゴレンとミーゴレンが日替わりで、ナシゴレンは味が薄くイマイチとのことだったけれど、薄味で美味しかった。
■08:10 ビーチの下見に。歩道の舗装は良くない・・・あちこちに穴も開いているし、野良犬も多い。ただしここの野良犬はそんなに怖い雰囲気はなく、無視をひとを畏れている感じで遠慮がち。道ばたや、各お店の前などにいたるところにヒンドゥのお供え物がある。お花・お線香・果物スライス・飴・ご飯などが添えられている。
すぐにホテルに戻り、水着・ラッシュガード・ボードパンツを身に付け、板・フィン・ソックスを持ってビーチへ。現金は必要な分だけをジッパー式の袋に3重にしてダンナさんの水着のジッパー付きのポケットへ。鵠沼でもそう^^。
ビーチについてすぐバラソルやボードレンタルの2人組の男にターゲットにされてしまう。他のお客も少なく、いろいろと日本語で話しかけてくる。波のことやバリのことなど有益な情報もくれるのだけれど、目的はもっといい秘密のポイントへガイドしたいらしい。ビギナーのふたりだし、なんといっても初日はレギャンでトライと決めていたので、そのへんにの話題になっても首を縦に振らないでおいた。
休憩を1度はさんで10時くらいまで。
足が痛いと思ってフィンを外すと、左足の親指の付け根にビーサンでマメが出来て、派手に破けていた(;´д⊂)
ダンナさんはけっこう沖まででるのだけれど、わたしは足が着かないので少し浜寄りに。
波はカレントがややあり、ダンパーも強い、そしてけっこう不安定。そしてとても塩辛い(笑)。
10月以来の波の感触に、楽しかったけれど、初めての海外での波のパワーに、そこそこパワーダウンしていたのと、さっきの2人組があがるたびに近づいてきて長々としゃべっていくので、とりあえず引き上げることに。
■10:30 ホテルに戻り、ギアを洗いお風呂。
タオルを巻いたまま、ベッドの上でごろごろしていたら、いつのまにか眠ってしまう。わたしはぐっすり30分。ダンナさんは10分ほどウトウト。
■11:00 お腹も減りそうな時間帯なので、お昼がてら、わたしのビーサンと長めボードパンツを買いに、クタのマタハリデパートを目指すことに。
タクシーで行くほどの距離でもなさそうなので、とりあえず歩いてみる(もちろんコンバースに履き替え)。
レギャン通りをズンズんと歩く。物売りが本当にしつこくて、間口の狭い店がびっしりと立ち並ぶ中、ほとんどの店から声をかけられ、そのほかの客引きに声をかけられるという感じ。しかもタクシーは、客待ちで停車しているだけでなく、走行中もクラクションを鳴らしたり、叫んだりしながら客引きをする。
そういう人は、カタコトの日本語。
■11:30 途中サーファーガルなど寄りながら、マタハリデパート着。
サーファーガールでは、結局わたしの目当てのモノは見あたらず。いろんなサーフブランドが入っていて、ビラボンなんかも日本の価格の半分くらいだったりするのだけど、デザインがどうにも型落ちじゃないか?というものや、イマイチな感じ。半額も出してまで買うほどではないと判断。
マタハリデパートでは結局、お土産を初日の今日買って「ほっ=3」としましょうということに。
バリバティックを使ったコースターセットやふたりのバリTシャツ(現地のTシャツをいつも買って帰ります)・ボードを抱えたサーファーのキャンドルスタンド・アロエジェル(これは前に使ってたアメリカ製のなので1000円ぐらいした)・地図(旦那さんは毎回現地の地図を買います)・猫の置物・チョコ4箱などなど。
バリの猫の置物は、日本でもよく見かけて可愛いなぁ〜と思ってたんだけど、是非現地で買いたかったので。
■12:00 お腹も空いたのでとなりのカフェへ。価格は観光地価格でひとり70000ルピア(800円)ぐらい。
ダンナさん:ナシゴレンとパインジュース。
わたし:ミーゴレンとスイカジュース。
ジュースもお料理も、とっても美味しかったです、かなり♪
スイカジュースは初めて飲んだのだけど、これもまた本当に美味しい。
(帰国してからダンナさんが調べたのですが、2005年10月に起きたテロ事件の現場がこのレストランだったそうです)
再び、レギャン通りを通ってホテルに戻る。途中で、ブランドじゃなくてもいいから500円くらいでないかしらと…地元のお店にふらりと入って、ボードパンツを見る。けっこう可愛いのがあったので、値段を聞くと125000ルピアとのこと。奥から他の男の人も3人ぐらい出てきて「ビラボンなら上にあるよ」とか言うので、暑さと疲れで値切るのも面倒になり、とっとと買って出るつもりで見たら、財布の中には35000ルピアくらいしかなく、あわてて「ごめん、お金足りないから買えない。ごめんねごめんね。あとでまた来るよ」と謝る。
そうすると、手持ちを置いていけば品物を持っていっていい、あとでお金を持ってくればいいと、お金を取られ品物を持たされる。ややこしいことになっても嫌なので「それはできない、ごめんごめん」とお金を取り返し、大急ぎで店を出た。
出たら・・・後ろから、店の中の従業員が何人か追いかけてきた
うわっ!「コノヤロウ!」って言った!!!!!!
ええええっ????
右手でダンナさんの手をしっかり握り直して、ふたり走りかけたときに気が付いた!!!
わたしの左手にギュッと握られていたのは・・・無理矢理渡された品物の袋でした・・・orz
お金を取り返すときに、あまりの緊張ですっかり忘れていました。あわてて「ごめんなさいごめんなさい」と返すと、態度一変して彼、
「今、持ってる金だけでいい」
一緒に店から追いかけてきた彼の相棒が、彼に目で「だめだ、やめとけ」と合図しているのがわかったけど、彼は「いやいいんだ」と言う感じで。
ダンナさんとはお財布が一緒なので、「500円ダマ?」とか言われるけど、申し訳なさもありとりあえずコインも全て出してみる。結局50000ルピアくらい支払いって、品物を受け取り無罪放免。ごめんなさいとありがとうをくりかえしクタをあとにする。
危なく、バリで窃盗犯として逮捕されるところでした。
帰りはビーチ添いの道を。物売りやタクシーを振り切り歩いていると、午前の2人組に見つかる。
「波がいいから早く来い」という。「あとで」と答えると「何時ぃ〜?」。
てきとうに4時とかわして、ホテルへ。
ホテルに着いてからは汗を流したかったのと、炎天下でほてった身体をクールダウンするためにプールへ。
ここのプールはそんなに広くないんだけど、半分が水深2mぐらいになっているため、足の届くほうを往復しつつ泳ぐ。
ほとんどカナヅチだったわたしですが、この1年で結構泳げるようになってきました。
オージーの10歳ぐらいの女の子がひとりで遊んでいて、ドアを開けてあるすぐ横のフロントとおしゃべりしながら楽しそうにしていました。彼女は実に泳ぎも潜りも上手く、魚のように、自由自在に行ったり来たりしていました。
「お魚みたいに泳ぐね^^」
と話しかけると、ちょっとはにかんで微笑んでいました。
30分ほどでプールからあがり、そのまま5階へ。
ここは屋上になっていて、芝生が敷かれ、デッキチェアや東屋と、パーティなんかに使いそうな小さめのホールがあります。誰もいなくて、周りがよく見えて・・・夕方は素敵な景色が見られそう。
部屋に戻ってから、わたし用のサンダルや残りのお土産を買うために出かける。地図を見るとさっき行ったマタハリデパートとホテルの中間(レギャンst.クタの真ん中あたり)に、実はもうひとつマタハリデパートがあるみたいなので。
ホテルに近い小さなお店で良さそうなサンダルを見つけていたので、好みのモノを指し示すと、値段を聞く前にどんどんとフィッティング(笑)を始めてくれます。英語のほとんど通じないおじさん相手に値段交渉してみました。訛りが酷く、最初何を言ってるのかわからなかったのですが、ダンナさんが「カリキュレーター?」と言ってくれました。(こっちでは騙すために細工してある電卓もあるらしいのですが、この程度の規模のお店にはそんなものはないだろうとタカをくくる)
すると、「70000」と入れるので、電卓を受け取り渋い顔で「50000」。当初から日本円で500円ぐらいと思っていたので、「今履いてるのは日本でたった50000ルピア程度だった」と言うと「それはチープだからね」と笑われる。一番オーソドックスなタイプなのに・・・。グスン・・・。
するとおじさん「55000」。まぁ・・・いいかぁ・・・「OK^^」と50000ルピア札2枚で支払おうとしたら、おじさんあちこちひっくり返すもお釣りがない・・・。「こりゃ参ったな・・・」という表情で50000ルピア1枚を返してくれました。なんだか申し訳ない気がしたけれど、「テリマカシ」といっぱい言ってお店を後に。
途中2002年テロ事件の慰霊碑があり、ふたりで手を合わせる。同じ名字のおふたかたの名前が、右上の方に記されていました、合掌。すっかり神妙な面持ちで、慰霊碑の階段を下りると、さっきしつこかった物売りの男の人も、なんとも言えない表情で黙ってました。
結局、目当てのマタハリは閉店していて、1階のマックのみ営業。なぜか地元警察官が多くたまってました。仕方ないので来たときとちょっと違うルートで帰路へ。途中で少し奥まったところに、地元のスーパーがあったので覗いてみる。ロコ価格でいろんな生活用品がありました。手頃な食器がないかなぁ・・・と思ったけれど、どれもメラミンやプラ食器だったりでやめました。メンズのサンダルが安かったので「どうせこの夏にはそろそろ新しいの買うのだから・・・」とダンナさんに言い購入。ほかにはてろんとしたキャミワンピ(なんと25000ルピア=300円)。これは同じようなものを以前買って持っていたので、とっても嬉しかったです。他にテッシュを購入。おつりで細かい硬貨がないときは、飴やガムで代用されると聞いていたのですが、ここもそうでした。お札の上に小さい飴2個。1円より小さい単位だからお得といえばお得なのか・・・。
メインのレギャンst.でも閉店しているお店がたくさんあったけれど、ちょっと路地に入るともっと悲しい状況だった。とても大きなフードコートがそのまま巨大な廃墟になっていたり、柱しか残ってないようなレストラン跡が、物売りのたまり場になっていたり。たぶん3割のお店は閉店=廃墟化しているような感じでした。クタ〜レギャンの間のビーチ沿いの大きめのホテルもいくつか閉鎖されていたり。お店の前のポスターや張り紙を見ると、4年前に時が止まってしまった感じ・・・。
夕ご飯はいろいろと迷ったけれど、昨日のタマン・レギャンへ。毎日ここでもいいかなぁ・・・というぐらい好きになってしまいました。
ふたりでピザナポリターナ、ビンタン(L)2本。ナシチャンプル・ア・ラ・レギャン。
ピザクラストも軽く、チーズやソースもとっても美味しいピザ。そしてなにより、お店の子にすすめられたナシチャンプルがとてつもなく美味しい。真ん中にたぶんバナナの皮を円錐状にして盛りつけた、三角のライス(スチームライス)があり、そのまわりをいろいろなインドネシアの家庭料理がとり囲んでいます。ナムルのようなもの、豆腐スライスを揚げたモノ、それにゴマをつけてやはり揚げたモノ、チキンのピリ辛炒め(すごく辛いけど美味しい!ご飯と混ぜて食べても良し)、サテ2本。
「エナ〜(美味しい)(*≧∇≦)/」と言うと、お店の人たちも嬉しそうでニコニコ。
お店を出るとき「サンパーイ!ジュンパラギー、トゥモロウ!!!!(じゃあまた明日〜。バイバイ)」と言ってきましたよ^^
1日たくさん歩き回ったけど、ハラハラドキドキの冒険もあり、とても充実した一日でした。
ホテルに戻ってからは、ビールも飲まずにふたりともストン・・・とおやすみなさい。