8:00
起床。
何か撮り忘れているものがまだありそうな気がして、部屋を見渡してみる。
旅の間はいつもそうなのだけど、わたしがカメラ担当、ダンナさんはビデオ担当。
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バルコニーからの景色を撮っていなかったことに気がつく。
本当は夕方の景色がいいんだけれど、なんといってももう出発の朝。
北西の方向に隣のホテルが見えます。
右下に見えるのがプールの端っこ。敷地が縦長のホテルでした。
さっそく朝ご飯。
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ダンナさんの。
ここのお粥は日本の醤油や、ガーリックオイルなどが、横に出ていたみたい。なかなかガーリックオイルのかかったお粥、美味しいです。
わたしの。
フレンチトーストはメープルシロップかけて。ソーセージもハムもチキンでした。特に但し書きはなかったけれど、イスラムな女性も食べていたのでハラルミートだったんじゃないかな。
ちなみに
『ハラルミート』について。
ハラルというのは『許された』という意味で、ハラルミートというのはイスラム教徒に許された肉。
イスラム教では豚肉の食用を禁忌しているのですが、豚肉以外の食べることを許された肉であっても、イスラム教徒がアッラーの名を唱え、刃物で頚動脈を切るという正規の方法で処理された肉でないと食べることができないそう。こうした儀式を経て食卓に出される肉をハラルミートといいます。
最近は、豚肉でなければハラルでなくても食べるという人もいるらしいけれど、豚肉に少しでも触れた食器や調理器具を使 った料理は食べられないという人も。そのためランカウイでのディナーブッフェで、お肉を自分で選んで好みの調理方法で焼いて貰うコーナーは囲いで覆われ、目に触れづらいスタイルでした。
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いつものオムレツ。2人前。
食事のあとは一旦部屋に戻り、荷物の最終パッキングして、30分ほど仮眠。
10:15
ロビーのソファに腰掛けてると、約束通りの時刻にスパ&エステのお迎えのドライバーさんが。
5分ぐらい車を走らせてお店に到着。
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門からエントランスまでの通路は池の上あって、池には真っ赤な鯉が沢山泳いでいました。
建物はこじんまりとした一軒家という感じ。朝一番の予約だったので、他のお客さんはまだいませんでした。ここもわたしたちのホテル同様に、ビーチに向かって縦長の作りのようでした。入ってすぐの部屋に通され、身に付けているものを全て脱ぐように言われます(汗)
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これまで海外では、紙パンツor大きめなトランクスみたいなの着用っていうのばかりだったので、あわてて脱ぐ。あわて過ぎて手ブレしてます。
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スパ&エステの日記は「詳しく〜!」という声もいただいたので、ちょっと長いです。
さてさて今回お願いしたのは、
アルドール・スパという名前のお店。
日本からJTBクアラルンプール支店にメールで予約を入れたんだけど、公式サイトがないのでウェンディのサイトをリンクしておきます。
http://www.wendytour.com/malaysia/spa/view.asp?ID=834
で、選んだコースは、「アロエ・ベラロサ」。
アロマテラピーマッサージ/ボディースクラブ/ラップ/アロエベラヘアートリートメント/フルーツバス/アロマテラピーフェイシャル/シンプルペディキュア
3時間のコースでひとりRM300(10500円)
最終日かその前日にエステ&マッサージを受けるというのが定番になりつつあるのですが、これまでに受けたのが以下。
*** ランカウイ ***
Kosthi Tropical Holistic Spa(Langkawi Lagoon Resort Hotel内)
http://www.langkawilagoonresort.com/LLR-Embun-Spa.html
風の吹き抜ける海上コテージで、ふたり同室で施術してもらいました。
アロマテラピー全身マッサージ/コーヒー豆を砕いたものでの全身スクラブ/フレッシュパパイアで全身パック/バナナの葉でラップ/ココナツオイルで頭皮のマッサージ/カフィーライムでヘアトリートメント/ハイビスカスのフラワーバス/フェイシャルマッサージ
3時間30分。ひとりRM320(11200円)サイトを見たら、今はひとりRM435(15225円)に値上がりしてます。
*** バリ ***
ADI SPA
http://www.baliadigroup.com/spa_home.html
クタなど賑やかなビーチとは離れたた大人のエリアにある大きな施設。ここも同室をリクエスト。
施術のあと、マネージャーさんとバリの観光状況についてお話したり。あ…明後日自分の結婚式って言ってた(笑)幸せにしてるといいなぁ。
バリニーズマッサージ/フェイシャル/ボディスクラブ/フラワーバス/ランチ/頭皮マッサージ/
6時間食事付き。ひとり$81(9800円)
こうして見ると、バリの6時間は破格のお値段ですね。内容的にもとても充実してたし。
バリはホテルの部屋に来て貰ったマッサージも、確かとても安かった記憶があります。(若くて可愛いシャイな女の子が2人来てくれたというのに)
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そして続き・・・
ダンナさんには、着いてすぐ向こうからペディキュアのかわりにmore massageと言ってくれました。
マッサージ自体はわたし的には、これまで他で受けたものよりも上手かった気がします。手技はタイ古式にある「押して引く」というようなのから始まり、オイルを使いリンパの流れにそったバリ式のものとあわせたような感じ。少なくとも南青山のとんでもなく高級なタイ古式より気持ちよかった(笑)
スクラブはお豆腐のような匂いがしたので、戻した大豆のようなものかも。肩と腕をして貰うとき、日焼けあとがイタ気持ち良かったです。(ダンナさんは痛いだけだったみたいw)。
髪の毛は一瞬、胡麻油のような匂いがしたんだけど、アロエベラということでした。しっとりサラサラ。
そのあとシャワーをして全身を洗い流し、お風呂タイム。
大きな器に山盛りのオレンジ・レモン・ライムのスライスが、ミルクバスに投入されました。入った途端にフワッと自然の柑橘系の香りに包まれ、とても幸せな気持ちに。
所々に差し込むお日様の陽射し、室内には水路のようなものがひかれ、3つ設置された焼き物の器に細く水が落とされ、爽やかな水音を聞かせてくれます。その横でダンナさんはまだ、スクラブのあとのラッピングをされ横たわってましたが(笑)
バスタブはふたりがゆったり入れるサイズに時間差で入ったので、広々。お風呂に入りながら飲んだ、生姜の風味のする甘くて温かい紅茶のようなものが、とっても美味しかった〜。
お風呂のあとはフェイシャル。全体をクリームでマッサージされたあと、バナナなどのフルーツの香りのするペーストを塗って再びマッサージ。ここでわたし、眠りの森に導かれていきました。
ラスト、100種ぐらいから選んだマニキュアを足の爪に塗られて、ちょうど3時間が終了。
帰りに日本語の話せる女性スタッフが見送ってくれたので、言葉の心配もなさそうです。
またおじさんにホテルまで送ってもらいました。
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部屋に戻って、水着を着込んでレストランへ。
もう14:00を過ぎようかというところだったので腹ペコ。ブッフェのほうは片づけに入っていたので、アラカルトメニューを貰いました。
ダンナさんはスパゲティアラゴスタとアイスティー。 この紅茶がメチャクチャ美味しかった。
さすが英国の植民地だっただけあるなぁ…と言う感じ。
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わたしはテラスベイバーガーとWatermelon(すいか)のジュース。テラスベイっていうのはこのレストランの名前。お肉とはさむ物を選べるので、チキン&チーズでオーダーしました。ポテトは相変わらずこれでもかってぐらいの量。ダンナさんに助けて貰って完食。すいかジュースはバリでハマッて何度も飲んだのですがノンアイスが基本のよう。あまり冷えてない場合が多いのだけど、そのかわりにとても甘くて濃いです。
そのあとはプールサイドで15:30まで読書&たまーに泳ぎ。
あまり長く浸かると、エステ効果が薄れる気がしたので、体を冷やす程度で(笑)
16:00がチェックアウトタイムだったので、水着の上に軽く羽織り、荷物を取りに戻ってフロントへ。
滞在中、ルームサービスやレストランを使ったぶんの清算をして、荷物を1時間だけ預かってくれるようお願い。
再びプールに戻って17:00まで1時間のんびり寝ころんでおしゃべり。
気がつくとまだこの旅が終わってないのに、もう次はどこへ行こうかという話しになってました。で、次はやっぱりタイだね!と意見一致。
タイで滞在先として候補にあるのは実は2箇所。
マイミクちーちゃんがこのあいだ行ってきたプーケット。そしてサムイ。
プーケットは、新婚旅行でも最初に予定していた場所。エヴァソンプーケットというおっそろしく素敵なホテルに一目惚れという理由でした。ツアーを申し込みに行ったら、希望の日程だとホテルが既にオーバーブッキング状態でどうにもならないという…でランカウイへ。そのあといろんな情報をみるうちに「サムイもいつかきっと行きたいね」という話をしたり。
で今回の旅にあたっては、当初ちーちゃんの旅行記にすっかりやられ(笑)プーケットを一度は申し込んだんだよね。申込金も4万支払って。で、まぁスケジュールやら過去に書いた諸般の事情でキャンセルし、ペナンになったわけなんだけど。
今の予定ではたぶん、タイのサムイ島が次の旅。1年後にまたいけるように、今年はさらに節約頑張らなくちゃ。
17:00
部屋にはもう戻れないので、トイレで着替え。ここのホテルのプールは塩素が全然きつくないので、シャワーなしで着込んじゃいました。預けた荷物を受け取って、またロビーのソファでお迎えを待ちます。
17:20
とうとう、ガイドのセリーさんがやってきました…。
《…5-6日目〜出国&帰国に続く…》