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あなたが・・・。

文章を書くあなたが、わたしのことを文字にしてくれると、とても嬉しい。



わたしが触れることもないだろうと、かつて遠くから見つめるだけだったあなたの世界に、今こうしているのだなぁ・・・と、なんだか少し夢を見ているような気になったりもする。



あなたがかつて描いた、女の子ならちょっと憧れちゃうロマンチックなシチュエーションの多くは、実はあなたの実体験ばかりじゃなく、むしろあなた自身も夢に見たスタイルだったと聞かされて、それをこうして実践する日々を「ちょっと出来すぎじゃない?」なんて照れながら、過ごしている。



(当初は一部の実体験にジェラシーを感じたものだけど、あなたのなかからそれがどんどん消えるのを感じて、今は落ち着いたように思う。)







笑いあいながら、オデコをコツンだとか。

ハグで目覚めた朝の、最初のキスだとか。

呼ばれて向くと、急に抱きしめられたりだとか。



ロマンチックな日々がこんなにあるから、たまに衝突してもわたしたちは、またより深く繋がってみたりして。傷つけあうときもあったけれど、その傷を甘い甘いキスとハグで癒しあえる。



言葉を綴るあなたが好き、あの何年も前から、そして今もこの先も。
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結婚の儀。

わたしたちの結婚は、お互いが2度目ということもあって、結納もお式もなんにもありませんでした。でも結婚の写真だけは、わたしの願いもあって写真館できちんと撮ってもらうことが出来ました。



田舎の母が、バツのついているわたしをお嫁に貰ってくれるダンナさんに、少しでも負担をかけたくない一心から、入籍の前に少しではあるけれどまとまったお金を書留で送ってくれました。



プロポーズ前から予定していた「海外旅行で負担もかけるのだから」と言われ、「その自分の旅行代金ぐらいは、わたしにも貯金がまだあるから」といくら、断っても、聞き入れてはくれませんでした。







最初の結婚のときは、まだ相手が21歳でわたしも23歳になったばかり。

1年の同棲のあとの入籍だったので、相手の家族とわたしの家族、叔父叔母だけを呼んで、簡単な食事会を開いたのでした。食事会とはいえ、あの若い時代に白いドレスを身につけることが出来たのは、今振り返っても嬉しかったです。



相手は21歳でしたが、すでに×が1つついていたので、前妻との結婚で揃えた家具や食器を、そのままわたしが使っていました。自分の中でどうしようもないジレンマはあったけれど、車のローンや安いお給料で、それを買いなおすことはとうてい無理で。



入籍から間もない頃、チェストの引き出しに、フィルムケースにはいった対の高級ブランドのマリッジリングを見つけ、どうしようもなく苦しくなって泣きました。

わたしがしていたマリッジリングは、入籍の少し前にやっとデバートで一番安いものを12回ローンで買ったものだったから、なんだかとてもみじめな気持ちになったのでした。



「婚約指輪・・・給料3か月分出して大きなダイヤ買ったのに、別れるときはあのオンナ、ちゃっかりそれだけ持って出て行った」



その言葉に、自分はそうして貰えなかったことを思い「酷いことをわたしに教えるね」と、さらにわたしは泣きました。





あれから、いったいどのくらい経ったのだろう。



縁あって、今のダンナさんと暮らし始めて最初のお誕生日に、ティファニーの素敵な指輪を貰いました。銀だったけれど、わたしにしたら初めてもらう心のこもった指輪のような気がしました。



そしてさらに、3ヵ月後。入籍の前に、素敵なプラチナのリングを店頭より安くネットで注文することが出来ました。



ただ、ちょっと寂しいのは、今のダンナさんも、まだわたしにプロポーズする前ではあったけれどこんなことを言ったことでした。



「婚約指輪・・・給料3ヶ月分ではないけれどちゃんとダイヤのを買ってあげたんだよ。あれって、売っちゃったのかなぁ・・・」



仕方のないこと。わりきらなくてはいけないこと。こんなに大人なんだから、いろいろあるけれど。



「1年後の結婚記念日に、ほんとに安くていいので、ずっと安いのでいいから、婚約指輪を買ってね」



そう、自分の口から言って、ダンナさんが渋々でも「ん〜、まぁいいよ〜」と言ってくれたのは嬉しかったけれど、ほとんうは先にアナタから言ってもらいたかったなぁ・・・と我侭なことを思ってみたり。



きっと自分はダイヤモンドの輝く指輪が欲しいわけじゃなく、そんな言葉が欲しいんだなぁ・・・と気がついてみたり。





そんな気持ちの初夏。

わたしはまた、自分で買ったものではない使わない食器をひとつ、ゴミに出しました。
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愛する人。

自分の仕事・・・決して会社だとか、業務内容ではなく、自分がその環境で、今するべき仕事、できる仕事に誇りを持って進む人を、美しいなぁと思う。



例えばそれはコンビニのバイト。取っ払いの道路工事現場での肉体作業。大手企業のエリート職。自分の経営するお店。どんな仕事でも構わない。その日、その日、精一杯歩く姿は美しい。



グダグダになって、ただ必要なことをこなしさえすればいいのだと、ただ惰性のままにいる人を、みっともないなぁと思う。





『創意工夫』という言葉が好きだ。学校の教科書にはのっていないこと。自分が社会に出てからアンテナを張り巡らし身につけた知識。体で覚えた感。そういうものをフルに活かして、生きることに憧れる。



そして、そういう人を尊敬する。







遊びだってそう。ほっぺ真っ赤にして、とことん遊ぶ。

タフでなければ、生きていけない。







ふりかえると、いつもそういう人を愛している。

いつもそういう人に、膝まづく。


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井戸端会議。

3〜4ヶ月前から、自宅で仕事をしているので、ますます引きこもり色が強い桃香でございます。



最近、気温の上昇とともにベランダに出たり、窓をあけることが多くなってきて、どうにも気になることを。



うちは、築年数が比較的まだ新しい分譲マンション住まいで、入居者も割と年代の近い夫婦が多いんです。

なので、幼稚園ぐらいの子供がいる家庭も多いです。

子供が小さいということからか、共働き率は若干低めかなぁ。



で、マンション前がちょうど道路の突き当たり、袋小路になっているので、関係者以外の車も滅多に入ってこないせいか、格好の井戸端会議エリアとなっています。



マンション前でのおしゃべりって、意外にも声が響いて我が家の階は上のほうですが、窓を開けているとまるですぐ窓の外で話しているみたいに聞こえてきます。



朝の幼稚園バスお迎えタイム、正午、午後の幼稚園バスタイムと一日に最低3回、各1時間は必ず、大井戸端会議です。

幼稚園にまだ通っていないチビっ子を各人、0〜2名程度連れているので、それはもう大変な騒ぎです。



見た感じは清楚な明るい奥様達なのですが、聞こえてくる内容はダンナさんの悪口、近所の噂からはじまってえっ?と耳を疑うような夫婦のこと等など(みんな不満を語る)で、それらの話題を、騒ぎまくるチビっこを叱りながら毎日数回繰り返しているんですね。



雨の日はマンション内の1Fエントランスに場所移動するのでベランダからは聞こえなくなるのですが、暑い夏も寒い冬もずっと続いてます。



ん〜。



わたしは、どちらかというと、恋人達の秘め事は、知人に口外するのはハシタナイと思っているので絶対あの仲間にはなりたくないなぁ・・・と。

マンションの日中在宅奥様達の中では、異端的存在を通しています。

(挨拶やマナーなんかは、きちっと丁寧にしていますが・・・)



ポイントは『知人』かなぁ。

だから、自分のサイトでHNでラブエロおなかいっぱいテキストを書いても知人、親友であってもそれは話さない・・・みたいな。



管理組合でも問題になってるっぽく、『騒音に注意』との張り紙が出ましたが本人達は『騒音』の意識はなさそうです・・・orz



窓締め切ってエアコンつけたら解決という話でもなく(´・ω・`)


日々。 | comments (0) | trackbacks (0)

素直にありがとう。

ダンナさんの住むこの部屋に、わたしが引っ越して早1年3ヶ月。

男の人のひとり暮らしにしたら、結構きちんと住んでいたなぁ・・・と思うけれど、やっぱり女のわたしから見ると、いろんなところが気になって。



先月は、リビングの壁をいろんな洗剤やブラシなど駆使して、ふきはじめました。

斑になるのでは・・・と心配したのですが、しっかりしたクロスが使われているせいか、ゴシゴシしても平気でした。



昼間、自室にこもってお仕事をちょこっとしたり。・・・これは今のところ、わたしのお小遣い程度の稼ぎしかないので、使わないで来年2月に予定しているサムイ島への旅費にしようと計画しています。

あとは、掃除や洗濯なんかの日常的な家事をしたり。テッシュカバーなんかの小物をちまちま縫ったり。お菓子を焼いたり。



そういう毎日の家事以外の特別な家事、たとえば壁拭きや、ベランダの手入れなんかをして、帰宅したダンナさんに「みてみてみて〜^^」と報告すると、必ず「ありがとう^^」と言ってくれます。



これはきっと、とっても大切なことだなぁと思います。うっかりすると言うことを忘れちゃったり、言うことすらしなくなってしまうけれど、何気ないことをありがとうと言って受けるって素晴らしいことだと思います。



一緒に暮らしはじめた当初、「桃香は素直じゃない」とよく言われたのは、こういうことだったかもしれない。ほんとうは嬉しくて「ありがとう」の気持ちなのに、変に遠慮して「いや、いいよ」とか「高いからいらない」なんて言ってばかりいたから。



あの頃は、それがよくわからなかった。「素直じゃない」ってどういうこと?ってグルグル考えてばかりいました。



わたしの中では「素直じゃない」=「ひねくれている」の式しかなかったので、答えは結局出ませんでした。



で、あるとき彼に「じゃぁこれまでつきあった子達はどう言ったの?」と聞くと

「ありがとうって素直に言ったよ」と答えられ、そこであっさり答えが出てしまった感じで^^



わたしは、好きな人に何かしてもらうことへの免疫が無かったのかなぁ・・・子供のとき、いつもじっと無言でガマンするよう育てられたからなのかなぁ・・・。とにかくせっかくの好意もなんだか悪いような気がして遠慮していて、その返事が「いや、いいよ」だったのだということを彼に伝えて、わかってもらえたような。



以来、できるだけ彼が何かしてくれることには、素直に「ありがとう」というようにしています。



遠慮することに美徳を感じるなんて、わたしが古かったのかな。なんて、ふとそのときのことを思い出して懐かしんでみたり。
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【本】阿部定事件―愛と性の果てに(伊佐 千尋)。

31479761.jpg 哀しくて哀しくて。

読みながら、彼女の少女時代〜事件を起こすまで、誰一人として彼女の本質や心の内側を理解してあげられなかったことが哀しくて仕方ありませんでした。

今まで自分を含めて、この事件のことを良く知りもせずに「ジェラシーの強過ぎた女の愛憎劇の形の果て」・・・だなんて間違った認識をしていました。

彼女がこういう事件を起こすに至った時代背景、そして持って生まれた彼女自身の性。

6年の刑を恩赦で3年で出てきた後の彼女の人生。愛する人をこの手で殺めた哀しみより、それを世間が決して自分が心に思うままには受け止めてくれない哀しみのほうが大きかったことと思います。

彼女がどこでどんな最期を迎えたのか、今となっては何の記録も無いということですが、わたしはきっとやっと自分ひとりで愛する人を純粋に思って眠られると、安堵の旅に出たと信じたいです。
読書。 | comments (0) | trackbacks (0)

ベランダ。

20050612-1.jpgベランダには新しいプランターも増え、春に種をまいた金蓮花(ナスタチューム)が、週末から花をつけはじめました。

色合いが可愛いらしくて嬉しいです。



来週、花が咲きそうな矢車草は青紫の蕾がいくつか。



20050612-2.jpg他に花が咲いてるのは苗で買った、ポーチュラカ(数輪づつ咲いて花は1日で終わる)、ペチュニア。



あ、あと用事で出かけた先のデパートで貰った、名前忘れた黄色い小花。

本当は一定額買い物するとレシートと引き換えに苗をくれるものだったらしいけど、係のおじさんと目があったらくれました('∇')



20050612-3.jpg「金額ぜんぜん足りないからいいです〜」と言ったんだけど、「いいよいいよ。あげるから」って。

おじさんの言ったとおり毎朝水やりしたら、可愛いのがずっと咲いてます。





ベランダはわりと広めなので、ウッドボード敷きつめてて、素焼きのレンガでちょっと飾ったりしてお洒落なカフェガーデンっぽくしたいんだけど、午前中しか陽が当たらないから諦めました(´・ω・`)
日々。 | comments (1) | trackbacks (0)

真夜中の犯行。

今日の帰り道、「ケーキ買ってあげよっか?」と言ってくれたのに、わたしの中の天邪鬼(notわたし)が、ケンカしているわけでもないのに、

「いらないよぉ〜だo(`ω´*)o」

などと、ココロにもない発言をして、

家についてからずっと後悔しています。





なので



・・・





寝る前に、明日のおやつを焼いちゃいましたよ(*゚ー゚)



20050611-1.jpg







マドレーヌ生地を、半端に残っていた小さめのカップに流しこんで、待つこと20分。





20050611-2.jpg













明日、朝から食べたくなりそう(*^。^*)
日々。 | comments (0) | trackbacks (0)

ふたりの絆(3)。

■セックス。



ほんとうは、お互いの嗜好についてとか、出会ったことで互いが日常的に手にすることが出来るようになった快感と満足感が、どれほどに過去の経験と比べると飛躍的なものだったか・・・なんてことを、つらつらと書こうと思い少しテキストを打ち込んでみたけれど、やめました。



でも、自分パズルの最後の1ピースがようやく見つかったように、これほどまでにピッタリと噛みあう相手と結ばれたことに感謝。(途中で妥協しなくて良かったねって・・・笑)



それと、人生における性行為は少なくともわたしと彼にとっては、とても重要なことで。愛するお互いの間で、それはかけがえのない愛情表現で。うまく言葉でいえないな・・・お互いの魂が交差する気がします。これはきっと、年老いてそういう行為がなくなってからも、きっとわたしたちを繋ぐ太い絆となるでしょう。





■就寝。



ダンナさんは、眠るときには離れていたい人・・・でした。ベッドで眠るならシングル2台を並べて、お布団ならやっぱり2組並べて。仲良くしたい夜は、仲良くしたあとにそれぞれのお布団で。相手が泣き虫になった夜は、よしよしと腕の中でなだめてから「じゃあ、寝ようね」とそれぞれのお布団へ。

わたしはというと、いつもくっついていたくて、おまけに体の一部がきゅうくつな思いをしていないと眠れないときがあって(変態)、離れて眠ってもつい後ろから抱きついたり、こっそり腕の中にもぐりこんだり。最初はそのたびに叱られていたものです。

それが、一緒に暮らしてそう経っていないころから、ダンナさんがくっついて眠ることに、拒絶反応をしなくなりました。腕枕のまま朝を迎えたり。そう変わった理由を1年位前に聞いたとき「モモの場合、そんなに苦にならない」と言ってくれたのがとても嬉しかったです。今改めて聞くと「ん〜慣れかなぁ〜」って答えるんだけど。



離れて眠っているときも、くっついてみるとちゃんと抱き込んでくれる。



それをいうと「これに関しては、俺のほうが調教されたw」と笑い飛ばします。





■■■ 総評 ■■■



おかげさまで(*゚ー゚)

仲良くアマアマに暮らしています。
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ふたりの絆(2)。

前回に続いて、ダンナさんとわたしを繋ぐもの。

というか、いろいろなものについてお互いを比較という感じで。



■食。



これに関してはとても保守的なダンナさんと、かなり前向きだけれど基本はきっちり手作り派のわたし。

ダンナさんは実は子供の頃、かなり好き嫌いも多く、その上「食べ慣れないものに挑戦してハズレをひくかもしれないなら、確実に美味しいものを」というタイプ。多くの人が、実家を出たり社会に出て、外食の機会が増えると、家庭の食卓に並ぶ以外の目新しいものと遭遇すると思うけれど、わたしはこの時代、失敗してでもいい~とりあえず味わってみようというタイブでした。例外は、焼鳥屋で出されたスズメ。イカダ焼き(?)とか言うんだけど、あれは無理でした。

本気で泣きました。まだ若かったし。

まぁそれがこの結婚で、わたしが料理好きと言うこともあって、ダンナさんの好き嫌いがかなり減ったり、前は眉をしかめていたものの「美味しい」と食べてくれたり。

わたしはわたしで、ダンナさんの好みは、意外とシンプルな味付けや、調理法のものなので、手抜きが効かないから、料理の腕も鳴るというものです。

たいていの好みは似てます。あ・・・今日の昼は蕎麦がいいね。とか。今夜はイタリアンな気分だねとか。かなりの麺好きです、ふたりとも。



■衣。



わたしは、年下(みんな驚くぐらい年下)の彼と長かったこともあったり、職場がWEBプロデュース&デザイナなんて、ちょっと今時な仕事だったりしたせいかなんなのか、ダンナさんと付き合う前は、流行の派手目だったり可愛い目なものを着ていました。銀製品ラブで、指輪やネックレスは、いくつもしていたし。

髪の毛もかなり明るい茶というよりミルキープラウンで。つきあいだしたころはそれを短めにしてパーマをかけてワックスでくしゅくしゅにスタイリングしてた。で、ダンナさんがストレートロングの黒髪、似合うと思うよ。俺はそれが好き。なんて言われ、そうしてみて。服装も、年相応のちょっと品のいいシンプルなものにしたり。でも好きなものは変わらないので、どこかデザインが変わっていたり、アクセントがあったり、こっそり光り物だったり。結果、自分的にはとても良くなったと、思う。まわりにも言われるし。

ダンナさんは、清潔であればいいという感じで、Tシャツに無地(これはこだわっていたようです)の綿シャツといういでたち。で結婚してから、わたしが麻のシャツを買ってきたり、ちょっとしたストライプや格子柄のものを買ってきたりするので、それを着てくれています。暖色系がとても似合うので、可愛いベビーピンクのシャツを今年は捜してあげようと思います。





2日で書き上げようと思った、このタイトル。



また続くらしい・・・>>
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ふたりの絆(1)。

わたしどダンナさんを繋ぐものについて考えてみました。



■趣味。



お互いつきあう前からしていたオンラインゲームは週に数日、決めた曜日に一緒するけれど、これは一時的なもの。いくら長くても、サービスが終了した時点で終了。しかもその程度のものは、趣味とはいえず。

そして、こうして書いてみると、年令を重ねるごとに、趣味と呼べるものがなくなってしまった事実に気が付く。

若い頃は、バイクツーリングやキャンプが大好きで、夏のあいだは毎週どこか外で寝ていた。

ダンナさんは、基本的にアウトドアでの食事・・・というかキャンプの経験があまりないため、それを好むことは今のところなさそう。





■音楽。



これはダンナさんにとっては、仕事そのものなのだけれど、基本的にふたりとも音楽が好き。わたしに関して言えば、13歳の頃から洋楽のライターになりたくて、好きなアーティストのアルバムが出るたびに、自分流にライナーノーツを書いていた。ハタチを過ぎた頃は、今で言うクラブ三昧で、開店前にDJとレコード屋を回ってご飯食べたり、楽しい時代でもあった。自宅にはターンテーブル2台とミキサーをそろえたし、お宅DJごっこをして、自然と集まってくる友達(カフェ勤めの子や、ショップ販売員、風俗嬢など)と、好きなお酒を作りながら、遊んでいた。

自画自賛になるけれど、当時の邦楽・洋楽とジャンルの幅広さに関しては、業界人である彼も誉めてくれる。わたしたちは、よく一緒に歌を歌う。昔聴いた音楽であったり、流行の曲であったり、CMソングであったり。



■読書。



我が家はたぶん、一般家庭の4〜5倍の量の蔵書がある。そのほとんどがダンナさんのもの。わたしは人生の節目節目で、思い出と一緒に、当面必要な服以外を捨てるなんて生き方をしてきたので、引越しの歳に持ってきた本は、ここ最近買ったわずかな量。ただ、子供の頃は本ばかり読んでいた。ダンナさんの影響からか、再度読書するように。速読派の彼とは対照的に、わたしはとても遅読だ。そして、ふたりが読む本のジャンルはほとんど違う。



■性格。



全く違う。



■海外。



南の島フリークのダンナさんに連れられ、この半年に2度。たぶん、お互いが理想とする現地での過ごし方は一緒。

けれど他の国を知らないので、多くは語れない。付き合う前は、一番行きたい国は、ベトナムでした。

これからはどうだろう・・・・結婚してこの半年で2度、南の島に連れて行ってもらって、やっぱりこれからもそういうのが好きなままだと思う、自分自身。





続きはまた>>
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【映画】キンダム・オブ・ヘブン。

ロード・オブ・ザ・リングを観た頃、あの長く白い髪をした弓使いは、ステキだなぁ・・・と思っていたのですが、これはそのオーランド・ブルームの初主演作品です。

歴史に疎いわたしですが、中世の騎士魂が底辺に流れるストーリーは大好きで、ところどころ難しい部分はありましたが楽しめました。

人が生きるということは、どうあるべきか。宗教はひとのこころにとってどうあるべきか。愛するものを守るって・・・そんなことを考えさせられました。

映像もとても素晴らしく、何ひとつとっても手抜きされていないのがよくわかりました。ちなみにパンフによると、兜は全てゴム製でとても軽いのだそうです。

観終わってからダンナさんに、実在した人物であったことを聞いてびっくり。帰宅してから、歴史の本を見せてもらいました。この時代の歴史に、少し興味がもてました。

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