臓器提供意思表示カードを1999年7月20日からいつも持っています。
裏面には
1.私は脳死の判定に従い、脳死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。
心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・その他( )
2.私は心臓が停止した死後、脳死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。
腎臓・眼球(角膜)・膵臓・その他( )
3.私は臓器を提供しません。
署名年月日
本人署名(自筆)
家族署名(自筆)
とあります。私は1.と2.そして全ての臓器に○をつけ、ご丁寧に( )内には『全て可』とまで書いて持ち歩いているのですが、3枚用意したうち、母にたのみこんでやっと1枚署名をしてもらったものだけが、どこにいったものか手元にありません。
『死んでしまったら、とっとと全てくれてやる』そう思って生きています。今になって署名の日付を見ると以前の彼とお付き合いする1ヶ月前。これにはなんとなく自分でも納得。
自分が死んだ後、葬儀やら諸々の手続きやら、誰にも迷惑をかけないのはたぶん無理なんだろうけれど、それでもそれを最小限に抑えられるような逝きかたをしたいといつも思います。これまで何があってもどんな精神状態に陥っても死んだためしがないので、自分で命を絶つようなことはきっとないと思うのだけれど、たとえ天寿を全うしたときでも、誰にも悲しまれずに迷惑をかけずにそうできるといいのに・・・と思います。