集合時間が早朝だったため、ガイドのセリーさんにこの日のモーニングコールだけはお願いしてあったんだけど、念のためダイソーで買った目覚ましもセット。で…お約束どおり、これが作動せず。
目覚めたのは6:35の激しいドアノック音。よくよく枕元を見ると、ベッド脇にある電話にメッセージランプが。ダンナさんによるとちょっと前に鳴ったのには気づいたけれど、操作もわからないしどうしたものかと思っていたところらしい。
睡眠中の激しいノック音は、かなりビビリますね。あーびっくりした。
たぶんセリーさんの電話で起きないのを察して、ホテルマンが部屋まで起しに来てくれた模様。
とにかく急いでレストランへ。


緑の液体はグアバジュース。日本で飲むとピンクやオレンジのが多いけれど、こっちのは緑のでした。オレンジジュースは毎日あって、他に日替わりでマンゴーやグアバなど。
ここのコーヒーは濃いめなので、カフェオレ作ろうと、牛乳も少し持ってきました。

オムレツなんかの卵料理はオーダーのたび目の前で焼いてくれて、あまりカタチとかは関係なくしっかり焼き(笑)
いちおうオムレツ2つ一緒盛り。
移動とシュノーケルでお腹が空くと思い、しっかり目に食べておきました。
迎えのバスはほぼ定刻どおり到着。わたしたちのホテルからは欧米人の老夫婦が一緒。既に乗りこんでいる参加者を見ると、日本人は一家族(ママ+8才ぐらいを筆頭とした3兄妹)と他は、欧米人6割・中国人3割・その他という感じ。ジョージタウンにあるフェリー乗り場につくと、他にも同じバスが到着していて受け付けしてフェリーに乗りこみ。
乗りこむとすぐに眠ってしまったので、1時間半ほどの船旅もあっというま。ランカウイのときはこの同じパヤ島に同等の船で約1時間で着いたのに、ほとんど起きていたのでとても長く感じていた気がする。


到着して上陸したのはパヤ島から60mほど離れたところに浮いているプラットホームという船のデッキのような場所。以前はフェリーが桟橋につけられそのまま島に上陸だったので、催行会社によって異なっているのかも。ちなみにわたしたちが参加したツアーには日本人ガイドはついてなく、つけるとしたら別料金がかかります。
プラットホームは水シャワー完備・ランチはブッフェスタイル・飲み物やフィルムなどの簡単な販売もあり、船底に降りると水中も見ることができます。
まずは、「時間が来たら恋人が残されようが何だろうが、フェリーは出発しちゃうよ。サメがいるから食われないよう気をつけてね〜。ご飯は1時くらいまでにすませるといいよ〜」などなど、結構きついマレー訛りのイングリッシュながらも楽しいジョークを交え、スケジュールと各注意事項などの説明を受けます。
そのあとは、ライフジャケット・水中3点セット(ゴーグル・シュノーケル・フィン)を装着して、ドボン♪


よく見ると水中メガネで、右目が強制一重になっている^^;
プラットホームの周りは2004年11月に来た時より、若干透明度が低く感じましたが、パヤ島に向かって行くにつれ、むしろ以前より透明度が上がったような気になってきました。持参したクラッカーをまくと、面白いぐらいに魚が食いついてきます。ここのお魚たちはクラッカーを持った手を海に入れると、ちゃんとつついて食べてくれます。魚影も以前より増えた気がしました。


1本目上がって、休憩してたら"ご飯のあとJAWSタイムがあるから、その前にもう1度行って来いw"とたしなめられ入ってきました(笑)


食事はフライドプラウン(揚げ海老)・ビーフンゴレン・ミートソーススパ・カレー・春巻き・ラム煮込み・ビーフの黒胡椒炒め・フルーツ・サラダ・デザートのゼリー4種などなど、料理がなくなりかけると次々暖かいのが作られて運ばれ、充実した内容でした。
ちなみにコーヒー・紅茶・水などカップでサーブするものは無料。缶飲料・ペット入りの水などは有料(1本80円ぐらい)。


食事の後すぐに、チーフっぽいスタッフのおっちゃんが"これからJAWSタイムだ、この生魚が餌だべよ"と声をかけていってくれたので、すぐについていき列に並ぶ。15名ぐらいずつが金属製のイカダちっくなボートに乗りこみ、パヤ島におろされ波打ち際に集合。しばらくするとおっちゃんがちょっと調子っぱずれに
♪タラタラタラー
と言いながら、魚の入った袋にたまった血を海にまくと…なんと!1メートルくらいのサメが次々に寄ってきたっ!他のスタッフも今度は丸ごとの生魚を手に、サメをおびき寄せたりの餌付けがはじまりました。
そう、♪タラタラタラーというのは、なんとJAWSのテーマ曲だった模様(笑)
そしてこれがそのときの動画。
■動画1■ ■動画2■
フェリーやプラットホームからの動画も撮っておけばよかった。



そのあと、またプラットホームに戻り、アップステアにあるデッキのビーチベッドに横たわり、読書しつつ日光浴。着いてすぐに来たら、すでに欧米人に占拠されていたので、食事でいなくなった隙に奪取(笑)
ホテルのプールサイドでもそうなんだけど、彼らはビーチベットの確保がとても要領良くて、いい場所をささっとキープしていきます。強烈に照りつける海上からの太陽を、日よけが和らげてくれて、ちょっと古めの洋楽のヒット曲がラジオから流れて…最高の気分でした。
至福のひとときです。
14:30
フェリーが15:30発なのでシャワーを。水シャワーで施設の作りも海の家のシャワールームみたいに簡易的なもの。"No Shampoo No Soap"とあるので、潮と砂を流す程度のものなんだけど、どういうわけか隣からシャンプーの香りが。床は隙間があって水はそのまま海へ流す作りだというのに…50才くらいの中国人のおばさんが入っていったんだけど…。
プラットホーム周辺の透明度が以前より低い理由を、ここで見つけた気がしました。
ここでもそうだったけれど、中国人観光客のマナーの悪さにはいつも閉口。列になって順番待ちをしていても平気で横割するし、どんな場所(例えばエレベーターなどの閉ざされた密室空間など)でも大声でしゃべりつづけるし、客はなにしてもいいと思っているのかゴミなんかも平気でポイ捨て、煙草もエリアおかまいなしでスパスパ吸う。これは老若男女あまり関係なくて、どこででもとても目に付きました。
ホテルのプールサイドなんかでもみんな静かに読書したり、眠ったり、会話するにしてもとても静かにゆったり過ごしているなか、10代のおねーちゃん達がなんとシャワー用のキャップ(お風呂に備え付けの透明のフワッとしたの)を頭にかぶり!、水着のまま浮き輪をつけて客室から来たらしく、ゲラゲラ笑いながら登場。プールサイドにいた人達が驚いて目を見張る中、いきなりプールへドボン。そのまま、あたりに響き渡る大声で30分以上携帯で喋りつづけてました。
ペナンは人口の半分ぐらいが中華系の人達なんですが、その人達はこういうことはなく、むしろとても思慮深く知的な感じすら受けます。ダンナさん曰く
「大陸からきてるいきなり金持っちゃったやつらが五月蝿い」
ってことで、こういう感覚の部分の成長を今後期待します。
あーそういえば、バリのときだったかな…帰りの空港で搭乗前。泥酔したコリアンのおっちゃんが、周りを威嚇しつつ「コリアンイズデンジャー!」と大声で何度も言ってはニヤニヤする、なんてことを繰り返してましたが、確かに自分でアピールするだけあって、そのおっちゃん、機内でも他人の荷物を自分のと勘違いして無理矢理持っていこうとするなど、危険そのものでありました。
15:30
離島。客室内最後列のエアコンの隣という席にもかかわらず、すぐに落ちました。目が覚めるとジョシータウンのビル群が目の前に。


17:00
ペナン着。バスで再びホテルへ。
バスから街並みを撮影しつつ帰ってきました。
18:00
ホテル着。
このツアーこれで、ランチ・フェリー代全て込みでひとりRM220(7700円)。JTBのクアラルンプール支店にメールで予約を入れました。HISや現地のツアー会社で予約しても230〜250リンギなので文句ナシの価格でした。
相変わらず、腹ペコなわたしたち。
《…3日目〜バンバンに続く…》