9:00
起床。
なんだか寝つきが悪くて(決してダンナさんのイビキのせいではなくw)、1時間おきに目が覚めてしまって浅い眠りを繰り返していたみたい。旅にきた翌朝最初にカーテンを開けてみる景色は、ダンナさんと一緒と決めているので、8時ごろに一旦目覚めて無理やり「カーテンあけるよ〜」と声をかけて開けてみた。
日本と比べると夜明けが遅く、7時くらいに目覚めた時はカーテンの隙間から差し込む外の明かりはまだ暗かった。それがようやくうす曇りの空をのぞかせ始めたという感じ。海の色も少し暗いかな…。
それからさらに1時間ほどしてから、7階のプールサイドのレストランへ。


ここのホテルはビーチに面した斜面に建っているため、表のメインストリートから入ったロビーは、実はビーチから見ると7階。エレベーターなどの表示もLevel-7となっている。
そのため、レストランへ行くには15階にある自分達の部屋から、ロビー階を通りすぎワンフロア下がる感じ。



プールサイドに面したレストランは、朝はブッフェスタイルで、マレー料理をはじめ、インドカレー2種(これは日替わりの普通の辛さのものと、サンバルと書いた赤くて辛いモノの2種)が、ライスもサフラン・ジンジャーライスと日替わりで出されていた。どちらもとても美味しく、やっぱりカレーのご飯は長くてパラパラしてないと…と思わせる美味しさ。
ダンナさんは自他共に認める『食に関しては保守的』な人のため、気に入ったもの+あったらお粥を毎日というタイプ。
わたしは食いしん坊の欲張り虫なので、いろんなの少しずつ派。


ナシゴレン(フライドライス=炒飯)、パン数種、自分で盛り付けるヌードル(この日はフォー)、フルーツ、お粥、チキンソーセージ、チキンハム、調理方法を指定して目の前で作ってもらう玉子料理などなど、定番のスタイル。
もちろん席はいつも、屋外〜outsideはプール脇に陣取っていました。


食後、さらに下のフロアへ移動してビーチサイドへ。このホテルのプライベートビーチになっているので白砂はゴミもなく清潔。海は湘南の海からゴミがなくなったような色。実はランカウイ同様に、ペナンのビーチは潮の関係などで透明度は低く泳ぎには適していない。今回はそれを知っての上でやってきているので、それはあまり気にもならなかった。

ペナンにした理由は、食べ物が美味しい(ランカウイでお世話になったガイドのブンさんがペナン出身でいろいろ話してくれた)、比較的日本人が少ない、ツアー代金・物価が安い。
部屋に戻って少し仮眠、お昼頃シャワーをして外出。
前回のバリからなんだけど、初日のあたりに街に出て、お土産を買いこんでしまうとあとあとのスケジュールが楽。おまけにエリアを肌で感じる安心感というのもあり、今回も。
ホテルからタクシーでジョージタウンへ。こちらのタクシーはメーターがなく全て事前交渉制。英語の通じないドライバーもいるけれど、たいていはゆっくり身振り付きで話すと何とかなるもの。
コーンウォリス要塞までRM25(約850円)で行くとのことで、相場と思い承諾。細かなお金がなく、ふたりで思い切り申し訳なさそうにRM50札を出すと、ドライバーさんも釣銭を持ってなくて暫し車の外を見渡したあと、わたし達を車に残してどこかへ。


しばらく待つと、結構離れた通りにある銀行まで両替に言ってくれた模様。たくさん御礼を言って「ジュンパラギ!(またね)」と手を振る。
ここは東インド会社が設置した要塞とのことで、いろんな資料をまたまたダンナさんに当時の時代背景など説明されながら見て回る。(この大砲の刻印を見て「ほら、これ東インド会社のマークだよ」と言ったダンナさんに軽くリスペクト)


そこをでてから、中華人街・インド人街などディープなエリアを回りつつ、たまに道に迷いつつ、ペナンを一望できる60階建てのビルを目指す。各人街は横浜の中華街なんかと同様に、そこのみを生活の場としている人達もいて、そういう人達はあまり英語が通じない場合も多い。道を尋ねた食堂のおじさんとおばさんもそうだったようで、とても困惑していたけれど「コ・ム・タ」というと、「コムータ!」とパッと顔が明るくなって、方向を指差してくれたり。


そんなふうに炎天下歩き回っていると、ガイドブックで見た、セントジョージ教会やモスク、観音寺やガイドさんが見てくるといいといっていたプー一族のお寺なんていうのも、偶然通りかかることができました。


腹ペコでコムタの手前まで来た時、またまたネットで知った安いと噂の回転寿司すし金(Sushi-King)を見つけたので、お昼はそこで。わたしの右横に金髪の男の子がいたんだけど、上手に箸使って、キツネ蕎麦食べてました。
マグロ・トロがメニューになく、ダンナさんしょんぼり。でも裏巻きは何種類かあって、寿司飯の酢加減もちょうど良くて美味しかったです。お寿司の他にそれぞれソフトドリンク・お蕎麦ひとつを頼んで、ふたりでRM40ちょい(1300円)くらい。


そのあと、コムタの入り口探しにちょっと迷うも無事イン。ペナンは交通量が多いのに基本的に横断歩道というものがなく(信号はある)、道路を渡るのはちょっとスリルもの。現地の人の渡るタイミングにあわせ、ダンナさんに引きずられ、必死で渡るわたし。
コムタのあと、ローカルなデパートを見つけ入る。
残りの日本円は全て、噂通りのインド人両替商にて両替。


エスカレーター脇では、日本同様にいろいろな呼び込みチラシを渡されるんだけど、マッサージのを見るとFoot Massageが安いので行ってみることに。
30分たっぷり説明されながらもまれて、ひとりRM20(700円)。
そのあとススメられるままに、耳あかもしてもらいました。あの細いロウソクの筒を耳にさして火をつけられるやつね。シューシューと音がします。ひとりRM25。
毎日のようにお風呂上りしつこく綿棒で掃除するのに、結果は恥ずかしい…聞かないで(涙)
軽くなった足で土産も購入して、いざ帰らんとタクシー乗り場へ。係りのおじさんにホテル名を告げるとRM20ということで、乗ることに。ちなみにわたしたちのホテルCopthorne Orchid Hotelは「コプトーン」または「コプソーン」とガイドブックなどに表記がありますが、現地の人には「コプトン」と言うのが一番通じます。
現地の人には日本語がカッコイイのか、日本でもステッカーチューンしたヤン車があるように(笑)、こんな車も(>ω<*)
ホテルに無事到着。既に時刻は夜7時。お腹はもちろんペコペコです。
《…2日目〜バンバンに続く…》