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ふと思ったこと。

Webの世界と共存するようになって、随分と長くたちました。



最初は、前の結婚の後半の頃で、ただひたすら自分を押し殺して歩く中、自我に目覚めたのは、この世界がもしかしたらきっかけだったのかもしれません。たくさんの人の綴るテキストを読み、そこにわたしも綴り。



ネットに繋いで間もなく、見よう見まねで最初のサイトを作りました。

当時の結婚相手は、PCにもネットにも興味のない人で、むしろただ言うことを聞くだけだった妻が、ネットをとおして外の世界を知ることに嫌悪感を感じているような人でした。



それでもその人に見せたくて、見せて「やるじゃない」って言われたくて、頑張って作りました。当時飼っていたペットの日記と、バイクの写真、好きな音楽のこと、自分の描いたイラスト、詩など。出来上がったものを見せると、とても誉められて喜んでくれて、けれどそのあとはまた元に戻ってしまいました。

ほんとうは、それで興味を持って、いっしょにやろうか・・・とわたしはいわれたかったんだと思います。



日常生活に支障を与えてはいけないからと、自分の睡眠時間をさいてネットに当てていたんですが、それも気に入らなかったみたい。自分が寝ているあいだに、相手の性別に関係なく、誰かとわたしが話すことが嫌だと何度も叱られました。



そのあと、さまざまな出来事があって、離婚を決心。何も技術のないわたしでしたが、Webデザイナとして働きたくて、たくさん勉強しました。仕事を覚えてからは、寝食忘れて・・・と言いたいですが、睡眠削ってでもプライベートは充分充実させていたように思います。



最初のサイトから、いくつかプライベートなサイトを持ってきました。

PCクラッシュとHPスペースの統合なんかで、アカウント削除も出来ないまま今も残ってしまってるサイトもあります。



でも、心のどこかでいつも、自分がいつか幸せになったら、家族のサイト〜ホームページ〜作りたいなぁ・・・って。この家のこと、旅行のことだとか記念日の出来事だとか、そして日記。それをダンナさんになる人と一緒に築いていけたらいいのになぁ・・・って。



出会いや別れ、人生の転機、もろもろの事情でサイトを閉鎖したり、プロバイダが変わって変えざるをえなかったり。ずっと変わらない、URLを家族で守って育てていけたらいいのになぁ・・・と思ったり。



それを『ダサい』とか、そこまで『ベタベタしたくない』とか言う人もいると思うんですよ。でも、わたしは『素敵』なことだなぁ・・・と思います。自分がするかどうかは別として。



-*-



実際、どうかな・・・わたしたち、それをしたりするかなぁ・・・。

最近はほとんど更新こそしていないものの、ダンナさんには10年近くも続けてきたサイトがあって、わたしにもここがある。

ダンナさんのサイトは古くからあるだけに、いろいろとあり(ほとんど・・・いや裏側もほとんど全て・・・をわたしは見守っていたわけですが)、それもあってお互いにリンクは控えている感じです。



はじめるとしたら、きっとまったく別人の振りしてこっそりとかなんだとは思うのですが、たぶんしないでしょう。



子供でも出来たら、はじめちゃうのかな・・・^^
戯言。 | - | -