ドキュメント出産:2【ママ編】8/27(水)。

2008/08/27 Wed 23:59
momoca funahashi



安堵感から痛みの合間に徒歩で陣痛待機室に戻ることが出来た。ベッドに横たわったとたんに「あぁ゛ぁ〜次の来たぁぁぁ゛〜痛いぃ〜」となったのだけど。

痛みが来るたびに、尾てい骨の上を死ぬほど強く押されると、ほんの少し痛みが和らぐ。たぶんここを押すために、ゴルフボールやテニスボールを分娩のお供にするようになったんだと思うけど、テニスボールみたいにやわらかいものだとどうなんだろう。わたしにはとにかくダンナさんの渾身の力をこめた指圧が一番だった。「もうちょっと上!」「もっと強く!」「とにかく押して!」よく、陣痛時にあまりの痛みでダンナさんに酷い言葉を吐いてしまったなんて話をよく目にするので、わたしは気をつけようなんて思っていたけど、この指圧の加減に関しては、やはりちょっと命令口調になってしまった。

ダンナさんがドクターに「とにかく彼女の痛みを和らげてやってください!!!!」と強く訴えているのを見て泣ける。

ダンナさんの訴えのおかげでウテメリンを点滴投与。ただし、このお薬を使うことで多少のリスク(主に早産防止に使われる薬で、子宮の収縮を弱める効果がある。術中の出血量が増える、術後に子宮が元の大きさに戻るのを一定期間阻害するなどの副作用がある)があることなども説明されていた。

点滴のおかけで、陣痛の間隔は少し伸び、痛みもほんの少し和らぐ。

何度もこまめにスタッフが入れ替わりにやってくるうち、14時から手術開始と告げられる。ダンナさんに今の時刻を聞くと13時40分。確か家を出たのがまだ8時台だったから、もうそんなに長い時間痛みに耐えていたことに驚く。

明け方の痛みで目覚めたときからすでに、8時間半が経過していた…。



(続く…)

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