ドキュメント出産:1【ママ編】8/27(水)。

2008/08/27 Wed 23:59
momoca funahashi



8時になって、ダンナさんがいよいよ出掛けるという段階になって、痛みのピークがけっこう辛くなってくる。わたしが痛みの時刻を記録していたノートをダンナさんがもう一度見て「この小さい丸印の時刻はなに?」と聞かれる。縦に並べて書いた時刻の左側に、すっごく痛いときに『◎』、痛いときに『・』をつけておいた。「わりと軽めの痛いとき」と言うと「これもう6分間隔だろ!」と言われる・・・そういわれてみると確かに。

「やっぱり会社行くのちょっと待ってもらっていい?」と言うと、ダンナさんはすでにそのつもりで上司にメールを入れてくれていた。そしてまだ本陣痛か前駆陣痛か判断つけられずにオロオロしてるわたしに、すぐに病院に電話するようにいつもより強めの口調で言われ従う。すぐに準備してくるようにと言われ、ダンナさんは事前に登録していたタクシー会社のサービス「陣痛110番」へ連絡。

ほどなくしてタクシー到着。

ほんとうは、入院の時は退院の時に着る服で行けば、荷物がすくなくてすむから…なんて予定でいたけれど、この時点では痛みでそんなことを考える余裕はなく、唯一頭に浮かんだのがお誕生日に藤原嬢が買ってくれたホームウエアをとにかく着ようと言うことだけだった。それにお出掛け用のカーディガンという、今思うとヘンチクリンな格好でタクシーに乗り込む。

痛みでどうにもならないのに、タクシーや院内では周りの人に妙に気を使ってしまうという己の性(サガ)にちょっと嫌気がさす。「声出してスミマセン」「五月蠅くてゴメンナサイ」「痛みで声を我慢出来ないので、外来の方に迷惑掛けないよう病棟に早く連れていって下さい…」言ったあとに(こんなこと気を使わなくていいのに…)と痛みと闘いながらの自己嫌悪。

タクシーを降りた時点ですでに歩ける状態ではなく、車椅子で移動。診療時間内だったので、まずは産婦人科外来へ。電話で連絡している旨を伝え、内診を受ける。それほど待ち時間はなかったと思うけれど、全ての時間が気が遠くなるほど長く感じる。内診ではやはりまだ子宮が降りてきていないのを実感するべく、かなり深い場所を触診される。痛い…ものすごい痛みだったけれど、心の中で(産むときはもっと痛いんだろうな…)という思いがよぎる。

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