人体標本。マッサージ。

2004/09/11 Sat 00:00
momoca funahashi


午後から、東京国際フォーラムで開催されている人体の不思議展へ行ってきました。



今からたぶん、7年くらい前に雑誌で、『プラスティネーション』という方法で保存された遺体のスライス写真を見てから、いつか見てみたいと思っていたものでした。



思った以上に幅広い年令層(幼児から老人まで)が来場していて、かなりの混雑振り。(幼児期にこういったものを見ても平気なのでしょうか?わたしは子供の頃、夢を見てうなされるから、わざわざ見ることはないという理由で、父にこういうものを遮断されて育ったので、物心つく前の子供のこういうものを見せるのは抵抗があります。)



人ごみをかき分けながら見て回っているうちに不思議な違和感を覚えました。それは、この会場そのものが悪趣味な見世物小屋と化しているような、とても嫌なものでした。例えば展示されている、献体による標本のうちひとつは、プラスティネーションされた自分の臓器を手に持ち、コミカルなポージングをさせられていたり。その他の何体かも全く悪趣味なポーズ(なかには弓矢を持たされているものも)をとらされていました。



確か、あの頃わたしが見た雑誌での評価や説明は、これとは全くかけ離れた学術的な興味深いものでした。胎児の標本があったようですが、未だにベビー用品売り場すら普通に通り抜けられないわたしには、足がすくんでしまい、とうとう近寄ることは出来ませんでした。



公式サイトが、1年程前のものとは比べ物にならない程にお粗末なつくりになっているというのもの、何か関係しているのでしょうか。



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気を取り直し、肩凝りのひどい彼が1年通っていた台湾娘による足踏みマッサージ(notエロ)から乗り換えた(w)タイ古式マッサージを一緒に受けるために、表参道へ移動。予約時間まで、2時間弱あつたので、途中初めての皇居訪問。



タイ古式マッサージはストレッチが織り交ぜてあり、アロマオイルを枕元でたいてくれるのでとても癒されるとのこと。贅沢にも2時間コースをとってくださいました。お洒落なカフェっぽいつくりの店内で、中国茶をいただいて予約時間までの10分を過ごします。好みのアロマをたいてくださるというので、わたしはベルガモットをチョイス。彼はローズウッドにオレンジを少し垂らしたそうです。


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