その名はＧ。
2012.08.25 Saturday 21:18
kazuto funahashi
金曜に会社の宴会から帰ってきたあと。
「ぎゃあ、ゴキブリ!!」
へ？
この部屋にはゴキはいません。
これまで何度か侵入されたのですが、そのたびに殲滅したのでいないはずなのです。
奥さんが見たというエリア以外にあるものを確認しつつ片付けていきます。期せずしてリビングがきれいになっていました。
奥さんは壁沿いに這って、壁掛けカレンダーの下へ行ったといういうので、ゴキジェットをカレンダーの下に噴射。長い定規で一枚ずつめくって確認したのですが……いない。
「本当にいたの？」
「ぜったいいた。5cmくらいの大きいのだった」
その大きさなら成虫です。
普通、そんな大きさのゴキがいるのなら、あと4-5匹はいると考えなければならないのですが。
捜索範囲を広げたのですが、結局発見には至らず、その日はそのまま寝ることにしました。とにかく見つけられなかったのです。
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土曜日。
外出から帰ってきてリビングの扉を開けると、隅に黒い物体を感知。
「うわ、ゴキだ!!」
本当にいたのです。
隠れた場所は確認したので、その周りのものをすべて取り除いていきます。
私の脱ぎ散らかした短パンの影に身をひそめたのはわかっています。
奥さんは燃え上ってるのか、「殺ってやる、ぜったいに殺ってやる!!」と広告を丸め始めました。
私がゴキジェットを噴射して追い出したところを奥さんが仕留めるという作戦となりました。
作戦通り出てきたゴキを奥さんが2,3発攻撃、さらに動くＧの上に楽天ブックスの箱を落とし、その上からこれでもかと激しく殴打。
恐る恐る取り除くと、たぶん死んでます。まあ、Ｇなので少し足が動いたりはしてますが。とどめに再びゴキジェットを噴射して、ゴミ袋へ。その跡地はマイペットで清掃し、その雑巾もゴミ箱へ。もちろん、楽天ブックスの箱は中身を取り出したあと、そのままゴミ置き場へ出してしまいした。
それにしてもどこから？
もともとうちの部屋にはゴキはいません。ということはどこからか運んできた？
最初は奥さんの会社かと思ったのですが、もしかしたら……私が宴会会場から運んできたのかも……ということは、私はゴキの入ったリュックを背負って帰ってきた？
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