新島誕生か。

2010.02.04 Thursday 09:19
kazuto funahashi


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100203-OYT1T00886.htm

小笠原諸島・火山列島にある南硫黄島の近海で海底火山の噴火が確認された。
白濁域が広がり、噴煙も上がっているため、島を形成する可能性がある。

この場所は「福徳岡ノ場」と呼ばれている海域。(海底火山がある場所は水深が浅く、よい漁場になるため、古くから知られている場合はこういう名前がつけられている場合がある)

過去100年で3度噴火し、そのうち2度は島を形成したため「新硫黄島」と命名されたが、のちに消滅している。

現在のここの海域の水深は22メートル。海洋底は4000メートルくらい深いため、海底からだと富士山級の海底火山だ。


私は海底火山の噴火が大好きで、西ノ島新島が誕生したときは新聞を見るのが楽しみだった。そのあと、東海大学が上陸調査した結果を一冊の本にまとめたのだが、小学校の図書室でそれを見つけて、ずっと借りっ放しだったことがある。(「海底火山の謎 : 西之島踏査記」)

埼玉にできたNHKアーカイブに行ったとき、わざわざ見たのはNHK特集の西ノ島新島の話だった。

どうも私は「なかなか変わらないもの、あまり変わらないものが変わること」が好きなようだ。


選挙開票速報が好きなのは、国を動かす国会の中身が変わるからだし、歴史地図が好きなのは、あまり変更がない国境の変遷がわかるからだと思う。

海底火山の噴火が好きなのは、地図が変わるからだ。

ちなみに、領海内に新島ができた場合は自動的にその国の領土とされるため、「領土宣言」をする必要はない。


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