春の星座
こいぬ座(Canis Minor--カニス・ミノル)
プトレマイオスが制定した48星座にも含まれている非常に古い星座。星座の名前は「おおいぬ座」との対比でつけられたと思われる。おおいぬ座の主星・シリウスは古代エジプトでナイルの氾濫がはじまる時期の目安となっていたためだと考えられている。

こいぬ座の星

α星 プロキオン
ギリシャ語のプロキオンのラテン文字化で、「犬の前に」という意味。 この「犬」とはむろんシリウスのことを指す。 夜明けごろにシリウスが東の空に昇ってくる時期はナイル川の氾濫がはじまる時期の 目安とされ、古代エジプトでは最重要視された。 このシリウスの前に昇ってくることから目安の目安としてプロキオンも重要視された。
β星 ゴメイサ
アラビア名でアル・ゴメイサー(かすかなもの)から来た名前で、 もともと今のプロキオンがこの名前で呼ばれていた。 シリウスよりも光が弱いということだと言われている。
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