2004/08/07
予 感
南の島フリークのあなたが
あの厳寒の冬
わたしに会うだけの理由で
あの北の街を訪ねてくれたことが
今も不思議でたまらない

最初は興味
そのあとに戸惑い
そして決心

不確かな展開に
こんなにも臆病なわたしが
決心できたのは
意味もなく湧き上がる予感だけが頼りで

でもあの夜
あの庭の芝生の上で話したでしょ

 身体重ねたらきっと
 きっと大恋愛になる気がするの

切欠はあなたらしくもない フライトで
展開はあたしらしくもない 決断で

いまふたり
こんなにも繋がってる

ようやくあなたに出会えた
あなたに会いたくて
流離っていたの
たぶんそう
きっとそう

くすぐったくて気持ち良い時間が
いつもふたりのすぐ上を流れて行く

ここちよい風に撫でられて
あなたの手を握ると
いつもきまって
少し強く握り返してくれる

あなたが求めてたもの
あたしが探していたもの
それはきっとここにある

だからあの夜
あの庭の芝生の上で話したでしょ

 身体重ねたらきっと
 きっと大恋愛になる気がするの

切欠はあなたらしくもない フライトで
展開はあたしらしくもない 決断で

いまふたり
こんなにも繋がってる