やぎ座(Capricornus---カプリコーヌス)

いて座の東にある黄道第10星座。急に寂しくなるあたり。「やぎ」となっているけれど、星図上では下半身は魚の形をしている。ここからあとは、やぎ、いるか、みずがめ、くじらなど、水に関連する星座が多くて、太古の人たちはこのあたりを「海」だと考えていたらしい。
この星座が「やぎ」の名を与えられたのは星座が考え出されたころにこの星座に「冬至点」があったことが由来となっている。南に下がった太陽がこの日から再び北へ上がっていくのが、いわばを駆け上がる「山羊」の姿に擬せられたのだろうという。現在は歳差現象で冬至点はとなりのいて座に打つっているが、現在でも冬至関係の言葉にはこの星座の名前が付けられている。(Tropic Of Capricorn---北回帰線,ちなみに南回帰線はTropic Of Cancer)

やぎ座の星

α星 アルゲティ(Algedi)
アラビア語の「アル・ジャディ」(仔山羊)から。 β星 ダビー(Dabih)
アラビア語で「アル・サド・アル・ダビー」(犠牲の羊を屠る者の守り星)の後半部分から。
γ星 ナシラ(Nashira)
アラビア語で「アル・サド・アル・ナシラ」(晩夏の緑野の守り星)の後半部分から。
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