みずがめ座(Aquarius---アクエリアス)


黄道第10星座として有名。面積も大きいのだけれど、明るい星が少なくて水瓶を傾けている少年の姿を想像するのはなかなか難しい。本来のAquariusの意味は「水男」である。ギリシャ神話ではこの男はトロイアの王子ガニュメデスと言われている。この場所にこの星座を置いた理由として、太陽がこの星座にくる時期はバビロニアが雨期に入ることに関連すると考えられている。
みずがめ座の星

α星 サダルメリク(Sadalmelik)
アラビア語の「アル・サド・アメ・マリク」(王の守護星)から。
β星 サダルスウド(Sadalsuud)
アラビア語の「アル・サド・アル・スウド」(幸運中の幸運)から。
γ星 サダクビア(Sadachbia)
アラビア語の「アル・サド・アル・アクビア」(隠れ家の守護星)から。
δ星 スカト(Skat)
アラビア語の「アル・サク」(右足)が訛ったもの。
ε星 アルバリ(Albali)
アラビア語の「アル・サド・アル・ブラ」(呑み込むものの守護星)から。
θ星 アンカ(Ancha)
中世医学ラテン語で「おしり」のこと。ちょうど少年の腰の位置にあるところから。

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