ケフェウス座(Cepheus---ケーフェウス)
カシオペア座とこぐま座の間にあるあまり目立たない五角形の星座がケフェウス座。神話では古代エチオピア王、ケフェウスの星座となっている。王妃はカシオペア、二人の間にできた娘がアンドロメダ。むろん、プトレマイオス48星座の一つ。
ケフェウス座の星
α星 アルデミラン(Alderamin)
アラビア語の「アル・デラ・アル・ヤミン」(右腕)から。この星は歳差現象のために今から5530年後に北極星となる。
β星 アルフィルク(Alfirk)
アラビア語の「アル・カワキブ・アル・フィルク」(羊の群の星々)から。
γ星 エライ(Errai)
アラビア語の「アル・ライ」(羊飼い)から。
μ星 ガーネット・スター(Garnet Star)
名前を見てわかるように比較的最近付けられた名前。天王星を発見したハーシェルがこの星がガーネットのような赤い星であるところから名付けた。
ξ星 クラー(Kurhah)
アラビア語の「アル・クラハ」(馬の額にある斑点)。ただし、どうしてこのような名前がついたのかはわかっていない。
次回は「みなみのうお座」です。
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