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爪きり。

彼の爪はとっても頑強です。そしておまけに、彼自身が爪-特に足の爪-を切ることに関してはずいぶんと面倒がり屋さんなので、放っておくといつも靴下の爪の部分が薄くなってしまいます。



わたしが爪切りしてあげるから、足を貸して。最初の頃はそういうと

「くすぐったいからいいよ。自分で切るから」

そう言っていたのだけれど、今は何にも言わずにさくっと足を片方づつ差し出してくれます。大き目の爪切りでパチン、パチンと切るのですが、その固いことったらなくて。

「エイッ!」

と声を出して切りながら横目で見ると、心なしか幸せそうな顔で本を読んでいたり、TVを観ていたり。

ようやく足の爪が終わり

「手も〜」

と言うと、またササッと右手から差し出してくれます。手は足に比べると、戯れのときにわたし自身を傷つけないための配慮をしてくれているので、そんなに伸びていないことが多いのですが、この週末はちょっと長めになっていました。



彼の指はすっきりと長く、節々だけが男の人らしくゴツゴツとしています。爪は縦長で綺麗な薄桃色が透けています。

「女の人ならさぞかしマニキュアが映える爪なのにね」



20040913-nail.jpgこんな、真ん丸で子供のような形をしたわたしの爪は、とても薄くてもろいので大好きなマニキュアを塗るために伸ばしても、いつもどれか一本は欠けて短くなってしまう。10本の爪全部が長く綺麗でいることは殆どありません。なので、丈夫ですっきりとした形の彼の爪が、とてもうらやましく思えます。そんな彼の手をわたしの掌に乗せ、一本一本慎重に爪を切ります。そのときに伝わってくる掌の温もり。



次もわたしがこの爪を切ってあげられますように・・・いつもふと、そんなことを思います。



できることならば、あなたがおじいさんになってもずっと、あなた専属のネイリストでいたいです。
戯言。 | comments (1) | trackbacks (0)

Comments

sutmiv | 2011/01/23 11:54
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