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こどもをまもる。

土曜日。

前日、わたしの誕生日ディナーで、仕事帰りのダンナさんと合流。
ちょっとおめかしして、やや緊張して(笑)素敵なディナーだったせいか、ふたりともお疲れ気味の土曜日の朝。

思い切り寝過ごして、波乗りはパス。
後悔初日のオーシャンズ13をnorthportで観てきました。

映画の感想は、娯楽作品として◎。
何も考えずに楽しめるのが、このシリーズのいいところです。

お昼ご飯の土鍋オムライスをふたりで食べていたら、子供の泣き叫ぶ声がだんだん近づいてきました。見ると3歳くらいの女の子。
「おとーさん!おとーさん!」
泣き方がだんだん酷くなってきて尋常じゃないので、気になり腰をあげかけたところで女性店員さんが確保。

どうやら迷子ちゃんのようでした。

でも、日頃「知らない人についていかない」としっかり躾されているんでしょう。店員さんがしゃがんで手をとると、さらにもの凄い勢いで泣き叫び出しました。正直、今まであれほどの泣き声は聞いたこともないし、自分が子供の頃にした経験もありませんでした。

一生懸命に優しく説得を続ける店員さん。腕の中で暴れて、必死で逃げようとする子供。

少しして走る出もなく、わりと普通の歩く速度で親御さん登場。30代半ばぐらいの、お父さんとベビーカーに赤ちゃんを乗せたお母さん。なにやら言い合いしながら。

店員さんには「あら、すみませんでした」程度で、少しずつ泣きやむ子供をたしなめ手を引き連れていきました。バツが悪かったのか、ずっとお互いのせいにしあうような言い合いをしていましたが、そうじゃないですよね。

なんだかなぁ・・・。

あんなに怖い思いをしたのに、どうして走り寄って抱きしめることをしないんだろう。あのままじゃトラウマになっちゃうよ・・・。

ダンナさんと
「親の責任だよなぁ・・・」
「トラウマなっちゃうよ・・・」
と、とても悲しい気持ちに。

わたしたち、こうして毎週海に通う生活を春からしていると、夏休みの7〜8月には一気に家族連れであふれかえります。混雑してくる昼前後は波乗りも思うように出来ないので、ゴロンと日焼け三昧なのですが、やっぱり「どうして」と思わずにいられない親御さんをたくさん目のあたりにします。

子供がほんのささいなことで−例えば、引き潮に転んで流される−そんなことも一歩間違えば『死』に繋がるということを自覚していない。いやわかってはいるんだけど、暑さと海辺の開放感で親も気が抜けるんでしょう。

暑さでビールがはかどるのも良く判るけれど、万が一のときそんなに酔ってて、海中で藻掻く我が子を救えるんだろうか。

大切な『命』。毎週繰り返される海辺の事故にやるせない思いでいっぱいになります。どうかいっときも我が子から目を離さないで欲しい。

いや、離すな

わかってはいるけれど、仕方ないのよねぇ・・・

それじゃ済まない結果。
それは誰の身の上にも起こりうることです。
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