2005/05/19 Thu
01:54 | posted by
momoca funahashi
■ 遅 刻 ■
きみの
「ごめん・・・ね?」
と見上げるときの「ね」が好き。
■ 無 題 ■
あたしへの想いが込み上げないから
言葉が湧き出ない
書き留めておきたい想いが涌かないから
もう書けない
それをあなたはいつも
行き詰まったTVゲームのせいや
デスクワークで詰まった肩のせいにする
ほんとは
あたしに恋心がないだけなのに
想いは途切れ途切れの言葉を生み
途切れ途切れの言葉は
いつしか散文となる
散文はそして詩になり歌になる
あたしが恋したあなたは
心にふつふつと涌く想いを綴る人だった
■ 恋 ■
恋がしたくて泣きそうになる
大切なあなた
大好きなあなた
あなたに恋するあたし
あなたの言葉が嬉しくて
あんなにも泣いた夜
一方通行の恋は
そういつまでもは続かないの
恋がしたくて泣きそうになる
■ ねぇ。 ■
ねぇ。
ん?
呼んでみただけ。
困ったような
怒ったような
ちょいとプイとした
キミの横顔
■ 染 ■
シャツの左肩が
つめたい
君の涙
寝息をこのまま聞かせて
■ 煙 草 ■
さみしいと
止めていた筈なのに
手を伸ばしてしまう
ひとりぽっちが寂しくて
ゆらゆら揺れる
青白い煙に
救われる
そしてひとつ咳をする
Comments