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詩のようなもの20050518。

■ 遅 刻 ■


きみの

「ごめん・・・ね?」

と見上げるときの「ね」が好き。




■ 無 題 ■


あたしへの想いが込み上げないから
言葉が湧き出ない
書き留めておきたい想いが涌かないから
もう書けない

それをあなたはいつも
行き詰まったTVゲームのせいや
デスクワークで詰まった肩のせいにする

ほんとは
あたしに恋心がないだけなのに
想いは途切れ途切れの言葉を生み
途切れ途切れの言葉は
いつしか散文となる
散文はそして詩になり歌になる

あたしが恋したあなたは
心にふつふつと涌く想いを綴る人だった




■ 恋 ■


恋がしたくて泣きそうになる
大切なあなた
大好きなあなた
あなたに恋するあたし

あなたの言葉が嬉しくて
あんなにも泣いた夜

一方通行の恋は
そういつまでもは続かないの

恋がしたくて泣きそうになる




■ ねぇ。 ■


ねぇ。

ん?

呼んでみただけ。

困ったような
怒ったような
ちょいとプイとした
キミの横顔


■ 染 ■

シャツの左肩が

つめたい

君の涙

寝息をこのまま聞かせて




■ 煙 草 ■


さみしいと
止めていた筈なのに
手を伸ばしてしまう

ひとりぽっちが寂しくて

ゆらゆら揺れる
青白い煙に
救われる

そしてひとつ咳をする

戯言。 | comments (0) | trackbacks (0)

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