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悲しい夢は。

ときおり、真夜中に悲しい嫌な夢を見てしまって、シクシクと泣いてしまうわたし。それは過去の出来事に関連したものであったり、これからの未来に起こりもしないようなばかげた不安を抱えてみてしまうものだったり。



そういうとき、嫌な夢をそれ以上見つづけないよう、ダンナさんがそっと揺り起こしてくれます。



彼もヘヴィな仕事の夢や、なにか嫌な夢を見るときがあり、そういうときわたしたちは、その夢をお互いに話します。



「どんな夢だったの?」

「喋って吐き出しちゃえば、きっとバクが食べてくれるよ^^」



いつからか、そんなふうにお互いの見た嫌な場面を共有するようになったわたしたち。ときに、彼が浮気する夢だったりしても、包み隠さずそれを話します。

話すことで、全てをスポイルしてしまう。聴くことで相手のココロの状態を感じ取る。そんなシステムが、ふたりのなかに出来上がっているのかもしれません。
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