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北海道帰省(2)。

朝7時半起床。温泉につかってから、着替えて和定食の朝食。久しぶりに納豆を食べる。(ダンナさんは大阪出身なので、横浜の我が家では納豆は食べません)。朝は、少しの量しか食べられないので、ご飯茶碗に半分よそったご飯のさらに半分を納豆で、残りを生玉子でという暴挙に出るわたくし。お醤油をたらした生玉子に浮いたご飯がちと笑える。



20050109-1.jpgチェックアウトの手続きをしているダンナさんよりのひと足先に駐車場へ。係りのおじさんが、車をすっかり被った雪をキレイに払っておいてくれました。感謝。室内の空調を最強にして玄関まで行くと、ダンナさんが一面真っ白な雪景色をまぶしそうに出てきました。



最寄のインターからすぐに高速に乗り、今日の目的地の洞爺方面へ。高速道路の下は2000年の噴火で通行止めの個所などがまだあるため考慮して、ひとつ前の伊達インターで降りる。途中、昭和新山と有珠山の見える展望台のあるサービスエリアでは子供のように歓声を上げるダンナさん。



小学生の頃に、昭和新山誕生のお話を読み、そこに書かれていた地元の郵便局長の三松さんがつけ続けた成長記録にひどく感銘を受けたとか。それからずっと、実物を見るのが夢だったのだそうです。



20050109-2.jpg昼過ぎに無事、昭和新山の目の前の駐車場に車を入れる。ダンナさんの感動ぶりはしゃぎようは、言葉にはできないほどで、このスケジュールを組んだわたしとしては嬉しい限り。閑散としたふもとのセンターの資料もじっくり読んでいました。お腹も空いたので、駐車場をさらに奥へ移動し、有珠山ロープウエーの施設へ。ここでお昼ご飯となります。ダンナさんは、山菜蕎麦を。わたしはトロトロ卵の乗ったハヤシライスを。食事の後、ロープウエーに乗ることに。



わたしは子供の頃から、修学旅行や車内旅行でことあるごとにこのあたりは来ていたのですが、やはり初めてのダンナさんにはどの景色も感動の絶景だったようです。寒さには慣れているのわたしは、「寒い寒い」を連発。すっかり寒さに耐えられない軟弱な身体になってしまいました。



20050109-3.jpg今回、資料としては彼が一番見たかったはずの三松政夫記念館が1〜3月は不定休ということで、休館だったのが心残りです。



そのあと、虻田町立火山科学館へ。ダンナさんがあまりにもじっくり展示を見るので「寒いから車にいるね。ゆっくり見て来ていいからね」と言い残し、ひとあしさきに車に。ヒーターを最強にしても体が冷え切ってしまってどうにも・・・。間もなくダンナさんが戻ってきたので、今夜のお宿『洞爺湖畔亭』へ。



20050109-4.jpgチェックインしてすぐ、温泉に入って冷え切った身体を温めます。空中露天風呂から見渡す洞爺湖。雪の積もった景色がステキです。部屋に戻ってゴロゴロしていたら、夕食の時間。今夜はバイキング形式なので、会場の空く時間すぐにいってみました。リーズナブルなコースのため残念ながらタラバはありませんでしたが、比較的美味しいズワイガニあり、噴火湾で獲れた殻つきのホタテ焼きあり、お刺身も新鮮で美味しく、北の味覚がたくさんでした。



ご飯を食べたあとはテレビでやっていた「鉄道員(ぽっぽや)」をふたりで鑑賞。わたしは2度目でしたが、ダンナさんは初めて観るとのことで、気がつくと二人とも号泣。ダンナさんが映画に感動して泣くのをはじめて見て、ちょっと得した気分。すっかり、しんみり切ないモードの気分を替えるために、再び温泉につかってから就寝。



実は、早い時間帯の夕食だったので、ビールを飲みながら映画→温泉のあと、ふたりともお腹が空いてきてしまいました。ホテル内の飲食店はどこもおおむね11時にはクローズだったため、外に出ようか・・・とも思ったのですが(ホテルを出るとこのオフシーズンでも居酒屋やラーメン屋がちらほら営業している)、窓から見える景色に断念しました。



せっかく暖まったしね。
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