貨幣博物館へ行ってきました。
日銀に併設された施設であることや、入場料無料ということで、ひょっとしたらあまり見所としては薄いものなのかも・・・と思いつつも、新しいお札に盛り込まれた新技術が紹介されているというので、ダンナさんに「いってみない?」と誘ってみました。
歴史好きの彼は「また、俺の空きそうなマニアックなものを〜^^」と笑いながら仲良くお出かけ。駅前までは、買ってもらったばかりの自転車で彼のあとを走りながら。
天気の良いこの日、薄手のコートを羽織っていったのですが、電車の中だけではなく外も軽く汗ばむほど。
ついたそこは、これでもかというほど重々しいエントランス。こんなに重厚な自動ドアは見たことがありません。キリリとした静かに話す警備員の方に、記帳を促され2階へと上がります。接遇はとても丁寧で、こちらが恐縮するほどです。
古い遺跡から発掘されたお金〜といってもただの石や貝にしか見えない〜からはじまり、順に今の紙幣へと展示が続きます。手形が発生した時代背景、諸外国との係り、興味深い資料が整然と並んでいました。
世界の貨幣の展示では、一覧から国を指定しボタンを押すと、奥のほうからスライド式にその国のものが上がってきてみることが出来ます。このあいだ行ってきたマレーシアのお札を見ると、「先週のことなのにね〜」とちょっと懐かしい思いも。
閉館ギリギリまで閲覧したあと、外のコンビニで飲み物とアイスクリームを買い、てくてくと三越までお散歩がでら歩きました。「こんなふうにコンビニで買ったアイスを食べながら歩くなんて何年ぶりだろう〜」と少し照れくさそうに笑う彼。
そんなことをしたくなるほどに、穏やかで暖かな東京の休日です。
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