宿の玄関先に小さな水鉢が。鮮やかな花と浮き玉、底のほうに小魚が数匹泳いでました。
建物は古いけれど、お掃除もゆきわたって良い感じ。館内の説明をうけながら部屋に案内してもらいました。


香ばしい匂いに床の間を見ると、茶香炉が焚かれていました。こういう場では、お香より嬉しいかも。好みに関係なく良い匂い。
そのあと暫くすると仲居さんがやってきてお茶を煎れてもらい、雑談のあと食事の時刻など伝えました。とっさに心付けの用意をしてこなかったことを思い出し、
「ハダカで申し訳ないんですが…」
と気持ち渡しました。最近の若い人はこういうお宿のマナーを知らない人も多く、またお宿によっては必要ない場合もありますが、ふたりで1000円でずいぶん心地良い滞在になります。

お料理は全部で12〜13品。
日本酒ちびちびやりながら(´∇`)
蟹をむくの慣れてるわたしの担当。
どれもいい味付けで、大満足。しいていうなら多すぎた…。ご飯はラストにお茶漬けにして、ちょっと食べただけ。
掛け流しのお風呂は、沸かし直しなしなのに、少し熱いくらい。腰湯交えながら3分単位で浸かったり休んだり。のんびりしてから、寝る前にあと2回くらい入ってこようかな。