お友達の日記で初めて知ったんですが、この4月から「禁煙外来に健康保険が適用」になったそうです。
ここちゃんのコメントに書いても良かったんだけど、長くなるといけないので自分とこに書きます。
わたしは1日2箱喫煙していたこともあったんですが、5年以上前から現在まで非喫煙者です。(飲んだときにたまに吸ったり、ケンカすると不良になって吸う程度)
健康保険適用ってことは、努力してやめられる禁煙に、非喫煙者も協力しましょうってことですよね。税金や健康保険料という形で。
その一方で、出産費用・不妊治療費、そういったものは保険適用外の少子化ニッポン。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/02/dl/s0215-3u.pdf
なんかおかしいですよね。
出産は努力して自宅でひとりで出来るものじゃない。(一般的にね)不妊治療にしたって、努力して出来るようになるものじゃない。副流煙で身体に害を受けてるかもしれない妊婦さんや、そういう人たちは何十万って費用を自分で用意しなくちゃいけないんですよ。
出産には平均すると50万〜円くらいの費用が必要なんだそうです。補助金として国から戻ってくるのがうち20万円(あとで訂正:現在30〜35万だそうです)。これからベビーのいろいろなことにお金のかかる若い夫婦にその負担。
不妊治療なら、少子化で将来どんどん子供が減少し、健康保険制度のあり方すら危うい状況でありながら、産みたければ毎月何十万って金額を自分で出して、もしも目出度くベビーが手来たときには、さらに自費持ち出しで産んで下さいって話でしょう?
身近にそういう人がいるので、なんだかとてもやりきれない気持ちになりました。
そんなに保険適用するほどやめなくちゃいけないものは、禁止にすればいいんじゃないの。外来と称して治療する科が成り立つっていうのは、それほどの害があるってことでしょ。
これさ、覚醒剤とか大麻の中毒でも、保険適用で治してくれるのかしらね。
ここちゃんのとこでも、みんな書いてたけど
ダイエットだって保険効くべきでしょ、これがとおるなら。
(pdfより引用)
禁煙の希望があるニコチン依存症患者に対する一定期間の禁煙指導について、新たに評価を行う。
(だったら…)
ダイエットの希望があるおデブちゃんに対する一定期間のダイエットについて、新たに評価を行う。
こっちのほうが深刻だよね?