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貨幣博物館。

貨幣博物館へ行ってきました。



日銀に併設された施設であることや、入場料無料ということで、ひょっとしたらあまり見所としては薄いものなのかも・・・と思いつつも、新しいお札に盛り込まれた新技術が紹介されているというので、ダンナさんに「いってみない?」と誘ってみました。



歴史好きの彼は「また、俺の空きそうなマニアックなものを〜^^」と笑いながら仲良くお出かけ。駅前までは、買ってもらったばかりの自転車で彼のあとを走りながら。



天気の良いこの日、薄手のコートを羽織っていったのですが、電車の中だけではなく外も軽く汗ばむほど。



ついたそこは、これでもかというほど重々しいエントランス。こんなに重厚な自動ドアは見たことがありません。キリリとした静かに話す警備員の方に、記帳を促され2階へと上がります。接遇はとても丁寧で、こちらが恐縮するほどです。



古い遺跡から発掘されたお金〜といってもただの石や貝にしか見えない〜からはじまり、順に今の紙幣へと展示が続きます。手形が発生した時代背景、諸外国との係り、興味深い資料が整然と並んでいました。



世界の貨幣の展示では、一覧から国を指定しボタンを押すと、奥のほうからスライド式にその国のものが上がってきてみることが出来ます。このあいだ行ってきたマレーシアのお札を見ると、「先週のことなのにね〜」とちょっと懐かしい思いも。



閉館ギリギリまで閲覧したあと、外のコンビニで飲み物とアイスクリームを買い、てくてくと三越までお散歩がでら歩きました。「こんなふうにコンビニで買ったアイスを食べながら歩くなんて何年ぶりだろう〜」と少し照れくさそうに笑う彼。



そんなことをしたくなるほどに、穏やかで暖かな東京の休日です。
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クリスマスツリー。

子供のときに自宅にあった30cmくらいのツリーは、指先の器用な父の手作りでした。どうやって作ったのかは、まだ小さすぎたわたし達にはわからなかったけれど、それは市販のものと見劣りすることなく、むしろもっと立派な造りの物だったように記憶しています。



家を出てから、いつの年もクリスマスツリーを飾ってきたのですが、引越しを繰り返したり、出会いがあったり別れがある中で、いくつかの岐路で新しいクリスマスツリーを買わなければなりませんでした。



今年の秋になってから、この家にツリーがないのでどうしようか・・・と考えていました。買うとしたら小さいものにしたほうがいいのかしら・・・。



でも、こうしてお嫁さんになり、ずっとここに住むことが決まったので、思い切って少し大きめのものを買うことにしました。



ダンナさんにツリーの予算を一応決めてもらったのですが、わたしとしては安くてステキなものを用意して驚かせたい気持ちが満々なわけで。



ここからヤフオクとのにらめっこが始まりました。



条件は【新品】であること。緑色のものであること。サイズは100〜120cmくらい。

ネオンがついていたら尚良し。



で、無事なんと望みどおりのものを、1701円で落札。1円は同じ人が別に出品していたツリートップのオーナメントも落札したので。その日のうちに報告したら、その価格にもサイズにも驚いていました。120cmといったらわたしの肩ぐらいの高さがありそうです。



すぐにオンラインバンクで入金。翌々日には届きました。



ribon.jpgオークションの前から、飾りつけは出来るだけ気に入ったものを少しづつ集めようと思っていたので、金色のリボンテープを3mと小さな金色のベル、ワイヤーを手芸店で購入して小さなリボンの飾りを15個用意しておきました。



その他に、赤いボール、松ぼっくりなどの飾りも。



落札した商品には、ネオンの他にリボンテープが3巻、ブルー系の3色のボールなどがついていたのですが、あまり好きではないので、一番キレイな青のボールだけを採用。



わたしが飾り付けをして、最後に彼を呼びます。



tree.jpg「一番上のお星様は一家のお父さんのお仕事なんだよ」

そんなルールはあるような気もするし、違ったような気も。でも、わたしの中でずっとそう思って続けてきたことなので、そう言ってかれに、ツリートップの星を渡しました。







tree-top.jpgこのツリーが何年経ってもこのリビングに毎年飾られますように。そしてこれがわたしが買いにいく最後のツリーになりますように。



星に願いを込めて・・・。
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