2004/06/26 Sat
00:00 | posted by
momoca funahashi
時折、突然に心の中に湧き上がるこの不安はいったいどこから来るのだろう。あなたから受ける愛に対する不安なんかではなく、かといってあなたを愛する自分自身の心に対する不安でもなくて。
ただひたすらに、今立っているこの位置が不安でたまらなくなる。まるで高い高いビルの屋上の縁にたったひとりで裸足で立っているような気持ち。
飛び出せば、ほんの一瞬すべてから解き放たれ身が軽くなるものの、落下して自分が消えてしまう。五指を踏ん張って立ち続ければいつか気絶してしまう。
願わくば気絶したとき、うまくあなたが抱きとめてくれますように。