2004/02/06 Fri
00:00 | posted by
momoca funahashi
大切なあの人が
「かつて一緒に暮らした人が亡くなった夢を繰り返し見た」
そう言うのを聞いてしまったせいか、あたしもまたあの夢を見てしまった。
かつて一緒に暮らした人に、何度も何度も殺される夢だった。別れて2年くらいの間、疲れたり体が弱ると見る夢で、一晩に同じシーンが何度も繰り返される。
とても大きな厚みのある牛刀を持って、あたしに馬乗りになったあの人が、何度も何度もあたしを刺し続ける。ギリシャ神話の彫刻のような体つきのその人の腕の筋肉が、月明かりに照らされているのを、死んでいるはずのあたしは見ている。何度も何度もあたしのこの胸に振り下ろされるその腕は、とても美しくすらあり、時折その刃がこの肋骨にあたり鈍い音がする・・・それぼとに鮮明な、そして色彩も鮮やかな夢を何度も何度もあたしは見ていた。
やっとこの夢から開放された・・・そう思ってこの数年暮らしていたのに、また見てしまうなんて。自分の小さな悲鳴で目がさめた。
そのせいか、今夜あたしはとてもひねくれていて、抑えていた感情や、ここずっと成長しようとしていた部分も全て、あの人にさらけ出してしまって。
あの人の素晴らしい思うところは、そんなあたしのウダウダウダウダ・・・続く話を、聞き、判断し、答え諭すところ。けっして途中で投げ出すことなく。ただこれに甘えないで、あたしはしゃんとしなくては・・・そう思います。ありがとう。
あの人に最初惹かれたのは、たぶん同じドロドロとした部分や非日常的な感覚ををお互い持っていることに気がついて、ただそれだけならわたしは友達になっても惹かれることはないのだけど、彼がそれを彼なりに租借し、使い分けているところにMaster and Servantを感じてる気がします。あたしは決して、自分より大きな存在しか愛せない。年齢とか身分とか関係なく。それがあたしの愛情論です。
で、今日もありがとう。
たくさんの会話でたくさんを知る
それが出来たならたくさんのボロも報われます。