あかちゃんができました。
2008/02/28 Thu 23:59
momoca funahashi
今年の9月、わたしたちオトンとオカンになれそうです。
今年の1月4日の深夜に妊娠がわかり、翌朝ダンナさんに報告。
不安と嬉しさの入り交じった気持ちで検査薬を数回試し、それでも半信半疑のまま、お正月明けにクリニックへ向かいました。
というのも実は、結婚して間もなくから去年の夏までこのクリニックに不妊治療に通っていたのでした。お互い決して若くない年齢での結婚だったし、これまでの経験からあまり出来やすい体質じゃないかも・・・なんていう不安もあっての治療開始でした。そのクリニックはいい結果をどんどん出しているだけあり、とても評判も良く予約を入れるのも一苦労。たとえなんとか予約をとれたとしても、2時間待ちはあたりまえといったところでした。
治療のスケジュールや内容によっては、真夏の暑い時期に片道1時間半の道のりを1ヶ月以上、土日も休むことなく注射に通ったこともありました。ふたりでボディボードの板をかついでクリニックに立ち寄り、その足で湘南に向かう・・・なんてこともしょっちゅうでした。そして、毎月結果を知るたびに、心も身体も・・・今振り返ると、本当に辛い日々でした。
そして2006年の11月、ようやくわたしに宿った命。2年近い通院でやっとわたしたち夫婦に訪れた結果でしたが、それもたった7週の終わりといったあたりで、とても悲しい結果となってしまいました。
大切な命。
それが何の予兆もなく、ある日の検診で突然消えてしまったことで、わたしのなかで何かがプツンと切れてしまいました。
暫くは、ダンナさんや家族たちにとても心配をかけるような気持ちになってしまったり、何度か大きな夫婦喧嘩もしました。でも、そのたびにお互いが納得いくまで話し合いを重ねて、ようやく
「赤ちゃんはあきらめよう。そのかわりどこにも負けないぐらいハッピーでカッコイイ夫婦でいよう」
という結論を出すことが出来たのが、去年の夏の初め。
わたしはというと、それまでは月々身体の都合次第で突然スケジュールが組まれていた病院通いから解放されたことで、お勤めをはじめ、
「ふたりの将来への貯蓄はダンナさんのお給料から、わたしの働いたぶんは、遊びや豊かで楽しい生活のために使っちゃおう」
なんて話したりする中、それまでの自分は自分が想像していた以上に心が疲れていたと思い知るぐらい、全てに前向きになることが出来ました。
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