写真。
2004/05/25 Tue 00:00
momoca funahashi
これまでたびたび喧嘩して、とてつもなく凹みモードに陥いると「どうせ、わたしのセックスと料理だけ好きなんでしょっ( ; _ ; )?」そうあなたに突っかかったのだけど、いつもあなたは「桃香の要素でそのふたつは、これまでに俺がつきあったどの子にも負けないし大好きだよ。それは重要なことでしょ」と答える。
いつもいつもわたしはその答えに納得がいかなくて、宛てのない感情に苦しくなっていた。
そんなことをこの週末のピロートークで何気なく話していて、わたしはそれがどんなに大切なことか感じることが出来ました。他にもたくさん好きなところがあるということを言葉にしてもらって安心した・・・というカンジ。オンナって、わたしってつくづく単純です。
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これまでにも何度も書いたけれど、わたしは写真を撮ったり撮られたりするのが好きで、これまで膨大な量の写真を持ってた。でも今は、田舎にある子供のときの写真以外のものはあっさり全て捨ててしまいネガも残っていない。
それをお布団の中で別の話題のときにふと口にして、自分でも予想外だったのだけど、ポロポロと涙が次々と零れてしまった。哀しくて苦しくて切なくて零れたわけではなくて、どちらかというとそこに感情はあまりなくて。
「あれれ・・・」そう言いながら掌で涙を拭っても、ポロポロとそれは止まるところを知らなくて。「思い切り泣きなさい」その言葉に、深呼吸することを思い出し深く深く息を吸って吐く・・・そして涙が収まったとき
・・・寂しい・・・・
つくづく、そう思った。燃えるゴミの日に出してしまったあのアルバムたちは、ただわたしの人生の記録だっただけではなく、思い出や感情のびっしりつまった宝箱だったのかもしれない。もう二度と、それを捨てるだなんて馬鹿なことはしたくないと思った。これから、またそれを作ることができるかしら。今からでも遅くはないのかしら。
いま手元には、何台かカメラがある。
父の形見が2台。
うち1眼レフじゃないほうの、古いボロボロの1台はわたしが産まれる前に、まだ若い父が借金して買ったもの。これには、産まれて歯が生えはじめたわたしが噛みついた歯形が今も無数に残っている。
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