幼女時代。そして。

2004/04/09 Fri 00:00
momoca funahashi




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かつて10年の結婚生活をともにしていた人は、感情の起伏のとても激しい人で、うまく心を言葉で表現したり、人とコミュニケートすることを苦手とする人だった。そして怒るとわたしをよく殴った。殴るというよりは、ぶっ飛ばすという感じで、183pの長身で、たった150cmそこそこのわたしを壁にぶっ飛ばしたり、蹴り上げたりした。



けれど、とてもわたしを愛して、わたしも彼をとても愛していた。わたしの全てをかけて、この人のこの感情の渦をいつか穏やかなものに変えてみせようと、歯を食いしばっていた。



そして・・・全てから開放されることを10年目に願い出た。



冷静にそれを話しひとしきり罵られる日々が続き、部屋を明日出て行くときいう夜彼はそれまでとうって変わってとても項垂れ、泪をポロポロと零しわたしに詫びだ。



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今、ここにいるわたしは、どうやったら程よく甘えられるのかわからずにいつも戸惑う。そして子供のように拗ねたり、つまらないことをわざとややこしくしたりしてしまう。



けれど、日を重ねるごとにリラックスし、素の自分でいられるようになっていくことが、とてつもなく嬉しいです。あともう少し・・・。

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