奇妙な体験。
2004/10/31 Sun 00:00
momoca funahashi
土曜日、話題の映画『2046』を、みなとみらいのワーナーで観てきました。
感想・・・キムタクファンというわけではないですが(とはいえ、とても素敵と思います)、う〜ん・・・作品自体がという感じ。監督のウォン・カーゥアイは随分と評価が高いですが「なぜ?」という感じでした。他の作品を知らないので、なんともいえませんが。
ちょっと昔の時代を、SF絡めて近未来っぽくお洒落っぽく、ファッショナブルに描いてみたかったけど、やってみたら伝えたいことって特になかったんだよね・・・って感じ。ファンの方、辛口すぎてごめんなさい。
-*-
で、そのあとは地下鉄に乗って、驚くことがありました。
乗った途端、激しい眠気に手にしていた文庫本をバックにしまいうとうとと眠り込んでしまいました。たぶん、2駅ほど。で、ふとめが開いて、なんの気なしにまわりを見渡すと、斜め前の席に前の彼が座ってたんです。
いくら偶然とはいえ、そんなんことあるわけない、と思いなんども見直したのですが、靴はいつも気にいっている、履きつぶしてもまた同じデザインを買ってしまう人だったのですが、そのデザインで。CDを聞いているヘッドフォンは確かにわたしが選んだ色で、あえていうなら、うっすら茶色に染めていた髪が黒くなって、少し肌が青白くなって、若干太ったかな・・・という感じ。何度見直しても空似とは疑いようのないほど本人なので、思わず隣に座る彼に、小さな声で話してみました。
どの人?
あの・・・斜め前の・・・ヘッドフォンしてスーツ姿の・・・
車両変わろうか?
うん・・・
静かに車両を変わって、ほんとうに間違いないか聞かれたのですが。何度見直しても間違いなくそうだった・・・ホクロの位置も一緒だった。そういうと
念のため降車駅だけ確認しておこうか・・・ここにいて
そう言って彼がもどの車両近くまで戻ってくれました。するとしばらくして、わたしたちが降りる2駅前で降りたので、ホームを歩く姿を再度確認。ちらっと見えた姿もやっぱりそうなので、ずっと心臓はドキドキしっぱなし。
彼にも話したのですが、ドキドキというのは自分でも不思議なくらい、単に見つかりたくないという気持ち。いろんな理由があって別れたにしろ、いまこうして幸せなわたし。彼の側に解決できないことが山積みで、わたしが別れを切り出し家を出たことを思うと、見つかると可哀相な気がしました。
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