2011.05.17 Tuesday
15:12 | posted by
kazuto funahashi
関西の言葉で、「仲間に入れて」ということを「よして」と言う。漢字で書くと「寄して」。
「俺もよして〜」なんて言いながら、みんなの輪の中に入っていくわけだけど、これ、標準語の「よせ」(=やめろ)と勘違いされる場合があったりする。
モノを捨てることを「ほかして」と言うが、これを「保管して」と聞き間違えてどうでもいいゴミを保管していたという笑い話も聞いたことがある。
関西演歌に「ほかされて」(標準語に直訳すると「捨てられて」)という楽曲があるのだが、それを歌っていた女性歌手に、意味を知らなかった某大物演歌歌手が「あなたも大変ねえ……「犯されて」なんていう歌をうたうなんてねえ」と勘違いした話もあったりする。
それにしても今も「よして」なんて言うんだろうか。
私が子供のころは普通に言ってたけど。近所に住んでたばあさんは「もういにー」(もう帰りなさい)とか「おいど」(お尻)とか普通に使ってたけど、そこまでディープな河内弁はもう使ってないのかなあ。
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