2008.07.03 Thursday
23:03 | posted by
kazuto funahashi
子供が生まれてきたら悩むのが名前。
さまざまな思いを込めて命名し、その名前をその子が一生使うこととなる、と考えるとおいそれとは決められないことでしょう。
男子の場合だったら、父から「幸」の字を使ってほしいという願いがありました。これは僕が高校生の頃に言われたことなので昔から考えていたようです。
この字はうちの家の「通字」というものです。
「通字」とは子々孫々一つの字を伝えていくという武家のしきたり。たとえば、徳川家なら、「家」、足利家なら「義」、織田家なら「信」。
んで、私の名前にも父の名前にも「幸」の字は入っています。
当初考えていたのは「幸大」と書いて「こうだい」と読ませるものでしたが、奥さんが難色を示し、「幸希」と書いて「こうき」と読ませる名前で確定していました。
しかし、子供は女子とわかりました。
女子の場合の名前も一応考えていました。
しかし、出産が近づくにつれて本当にこれでいいのだろうか……などとあと考えてしまう。
もっとも最初に、それこそ10年以上前から考えていた名前は「美菜穂」という名前でした。しかし、奥さんからの「これまでつきあった女の名前全部くっつけたんじゃないでしょうねヽ(`Д´)ノ」といわれのない批判で撃沈しました。(そもそもそのような名前の人とつきあったことがない)まあ、とくにこだわっていたわけでもないのですが、なんとなく耳当たりのよさそうな「みな」「みほ」「なほ」を合併しただけなので、あとで名前の理由を話したらグレたかもしれません(笑)
その次に出てきたのが今、内定している名前です。(一応まだ秘密)
しかし、さきほども書いたとおり、「本当にこの名前でいいのかなあ」という気持ちになるときがあり、そういうときに代案を出すときがあります。
奥さんが適当に勢いで言った「ふわり」という言葉が妙に気に入って「それもいいなあ」なんて言ったもんだから、「そんなのいわゆる"イタイ名前"でしょ!」と言われ、ふむむむと考え。たいていこの話は布団の中に入って話してるときなので、半分寝ぼけててあまり自制心なくぽんぽんアイデアが出てくるんですよね。ブレインストーミング状態というか。
俺「そうだ、ハロに決めさせよう」
このとき案は4つありました。
嫁「ハロちゃーん、○○がいい?」内定している名前。
シーン。
嫁「ハロちゃーん、"ふわり"がいい?」
……ん、ちょっともにょもにょしている。
嫁「ハロちゃーん、"みなほ"がいい?」
シーン。
最後はウケで言ってたのですが。
嫁「ハロちゃーん、"トラ"がいい?」
ぼんっ。
嫁「ハロが蹴った……」
(´д`)...
トラか……トラなのか……
20年も経ったら最先端のイカす名前になってるのかもしれないな……(なってないなってない)
さんざん悩んで決めたら「もうこれでいいや」と思うので、あとから思い起こすこともないんでしょうけど、あまりにもすんなりと決まってしまったので、こういう気持ちになるんでしょうか。
まあ、それでも今内定している名前で確定だと思いますけどね。
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