2012.08.07 Tuesday
20:47 | posted by
kazuto funahashi
オリンピック中継のせいか、ついに視聴率8%台を切ってしまった大河ドラマ「平清盛」だが、NHKは視聴率のことなんか気にせず上質な歴史ドラマを作ってくれればいい。
国民の受信料を元に多額の製作費をつぎ込みながら、視聴率の取れないドラマを作るな、という批判もあるだろうが、それは違う。視聴率の取りづらい時代のドラマを作るには、企業スポンサーの民放ではなくて、国民の受信料を元にせざるを得ない。
だいたい、戦国と幕末のドラマばかりやっていて何が面白いのか。
ちなみに私が大河で好きなドラマは「太平記」だった。これも、それまで取りあげたことのない鎌倉末期から南北朝動乱の時代で、敵味方が頻繁に入れ替わるわかりづらい時代だったか、とても面白かった。
今放映中の「平清盛」も歴史好きからしたらものすごく面白い。
戦国時代のドラマはすでに武士が国の統治権を握っていて、皇室や公家は京都に逼塞し、故事にしばられた狭い世界で生きているようなイメージがある。
しかし、平安末期はまだ公家の力が圧倒的に強い。そのような貴族>武士の構図から、保元の乱、平治の乱と敵味方がひっきりなしに変わり、そこに院と帝の対立まで絡んでくるのだから、これをわかりやすくせよ、というのは無理だ。
キーパーソンとなる人物も多くなるから、事前に予習、あとで復習しないと頭に入りづらい。でも、それが楽しい。
「太平記」や「平清盛」の敵味方の入れ替わり具合はいうなれば、「Zガンダム」や「ZZ」だ。ティターンズとエゥーゴの対立と、傍観的な一般将校、そこにアクシズが入りこんできて、やがてアクシズもまた2つに分裂する……。
最初のガンダムは「連邦vsジオン」の二元化だったのでわかりやすかったが、「Z」はものすごくわかりづらかった。「エゥーゴってジオンぽいけど、でも連邦軍の一部? なにそれ」みたいな感じ。でも、頭に入ってくるとだんだんにわかってくる。その人がどう考えるのかによって動きが予測できる。人は欲のみによって動くからだ。
ましてや1000年前の歴史を再現したドラマなんだから、多少は勉強しながら見るべきドラマなのだ、「平清盛」は。
どうしても「平家物語」や、その後に続いた源氏政権(足利、徳川政権)のせいか、平氏は悪者というイメージがついてしまっているが、そもそもそんなに変わり映えはしないと思う。そのあたりを新しい解釈で紡いでいるこの骨太なストーリーを断固支持する。
今年視聴率が取れなくてもいい。後世に評価されるようなぶれないドラマを作っていってほしい。
2012.08.07 Tuesday
20:45 | posted by
kazuto funahashi
働き始めて2か月の奥さんですが、昨日、正規雇用の証明書をもらってきました。試用期間が終わったということなのかな。普通は3か月なので、来月までと思っていたのですが。
最初のころは毎日ヘバッていた奥さんですが、体が慣れてきたらしく、疲れてはいるものの痩せてきたようです。ズボンなんてお腹のところに握りこぶし1つ入るくらい痩せてました。足はもともと細いのでわかりづらいですが、お腹が顕著ですね。
しかも。
先日、風呂から上がってきたら、壁に向かって手をつき、腕立て伏せをやるような感じで運動してます。
「なにやってんの?」
「うんどう〜 体を動かしたくてたまらない!!」
なんか変な病気?
体重はそれほど落ちてないそうなのですが(-3kgだっけ)、これたぶん、体脂肪率がかなり落ちてるように思います。
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そんな私も股関節に悪いからということで自転車に乗るのを辞めて、毎日駅までの往復を歩いています。今のところ、歩きながらあれこれ考えごとしたり、朝だと夜中のTwitterを読み返してたりするので、時間は気になりません。
娘が生まれてから基本的に移動は歩きなので、自分一人で歩けるとスピードが速くなっていい、ということもあるかも。これはこれで慣れてきたらいいかも。駐輪場代の月2000円が必要なくなるし、冬はもともと歩きの方がいいし。