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地図と愉しむ東京歴史散歩 都心の謎篇

以前も買って大変楽しめた著者による第2弾。
現在の東京のいろんな施設は、いったい以前どうなっていたのか……というのを古地図を元に解説する。

まずは「皇居」。戦前は「宮城」(きゅうじょう)と呼ばれ、あの区域は真っ白になっていた。安全保障上の改描なのだが、明治初期のころはわりときっちり描かれてあったりする。旧江戸城の中にあった徳川家の霊廟などが撤去される前の様子なども。

次に「お台場」。現在は2つしか残っていない台場が、現在埋め立て地のどこに埋没しているのかの探索など。

面白かったのは「飛行場」。現在の東京には羽田、調布、横田の飛行場があるが、以前は成増(現在の光が丘)、立川(現在の立川記念公園)、大井町(水上機発着場)、夢の島(ゴミの埋め立ての前は皇紀2600年に合わせた東京五輪用に空港が作られる予定で埋め立てが開始されていた)、晴海(戦後すぐ、GHQが作った)、有明(現在は学校などになっている)などに飛行場があった。まあ、当時の飛行機はジェット機じゃないから滑走路も2kmあれば超巨大なほう。そんななか、戦時中は道路にカモフラージュした滑走路も作られたという話。

book01.jpg



















これは千住新橋から北に4kmほど続く国道4号線の直線は滑走路跡と言われている。

羽田空港は戦前までは現在の空港敷地内にも人が多数住んでいたのだが、GHQが接収ののち、48時間以内の退去命令というものすごい荒業で、敷地を拡大し、2本の滑走路を作っている。
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