2011.05.12 Thursday
11:25 | posted by
kazuto funahashi
詳細はかけないけれど、社内プロジェクトの委員にいつのまにか任命されて、月に数度の会議に出ている。このプロジェクトは環境に関係のあるもので、今年はやはり節電についての話題一色となった。
そのあとで懇親会があった。25名程度の出席で都内のオーガニックレストランを貸し切ってのパーティー。まあ、貸し切るといってもそんなに大きな店でもない。
社長とは昨年、さしの話をして以来だが、私と話すころには完全に酔っぱらっていた(笑)
話題は必然的に「地震の日のこと」。
私は「偶然有給を取ってました」と言うと「それはよかった、俺は池袋で喫茶店にいたんだよね。紅茶を飲もうとしたらものすごい揺れが来て、会社に電話しても誰も出ないし。電車は止まってるからタクシーを止めたら、ゾンビのごとくサラリーマンがやってきて、「どこにいきますか?」「市ヶ谷」「神保町」「大手町」「有楽町」「銀座」ってことでオヤジ5人相乗りで会社に戻ったんだよ」とある意味すごい体験を語ってくれた。
あの日はビル全体で30人ほどが泊まり、社長も泊まったそうだ。
そのあと、私が「歯医者で歯ぐきに麻酔注射を打たれてるときに地震に遭ったことがある」という話をしたら、「その話を聞いて思い出した!」
知り合いの、けっこう大きな会社の役員をしている人は、内視鏡による大腸ポリープの手術中にあの地震に遭ったそうだ。お尻丸出しで器具をつっこまれながら揺れるからだをナースが「大丈夫ですから」と必死で押さえてくれたそうだが、漫然と「おれ、この格好で死ぬのかな……」と思ったそうな……。
私は洗濯物を畳んでいたときだったが、手術中の人、ケンカ中の人、もしかしたらエッチの最中だった人。東京タワーの展望台にいた人もいれば私の弟のように高層ビルですさまじい揺れに遭遇して酔ったという人もいるだろう。
地震ってのは本当にいつやってくるかわからない。