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批判だけなら誰でもできる。

「和製レコード会社が消える!?」長期化する音楽不況で業界存亡の危機......
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1180015&media_id=53

いろいろ突っ込みところはあるんだけど。

まず、SMEは和製レコード会社じゃないのか(笑)
100%ソニーの子会社なので立派な和製です。

ちなみに海外のSMEは日本のソニーの子会社、米国ソニーの子会社になるため、資本的には日本と海外のSMEの間にはつながりがありません。

レコード会社全体が斜陽なのはその通り。

一般の業界が不況に突入したのが92年のバブル崩壊と言われておりますが、レコード業界はそのあともミリオンセラーや小室ブームが続き、ピークは 96年でした。業界全体のマーケット規模は8000億円を超えました。でも、それだけなのです。当時のパチンコ業界は3兆を超えてましたからね。

その後、急速にマーケットがしぼんでいくのはさまざまな理由があります。

・利用者離れ
→以前はアルバム単位で聞くするユーザーが多かったのが、楽曲単位に変わってきてしまったため、アルバムの売り上げが減ってしまった。理由としてはカラオケの勃興と、エイベックスによるタイアップ作戦の反作用と思われます。

・パソコンによるコピー
→「音をコピーする」という技術は、ものすごく難しかったものが、PCの高性能化により簡単にできるようになってしまった。レコードからカセットテープというコピーは劣化が発生するが、デジタルコピーは劣化しないため、オリジナルと質的には変わらない。
24bit/44.1KhzというのがCDクオリティだけど、もはや48Khzとか96Khzでも配信できるぐらいインフラは整っているためCD にこだわらなくてもよくなってしまっている。

・ゲーム市場の拡大
→音楽業界の縮小は、ゲーム業界の拡大に比例しています。もともとどちらも低年齢層が主体だったものだから、そこに支出される財布の規模は決まっています。そのなかでの取り合いの結果でしょう。

・携帯電話の拡大
→コミュニケーションツールとして必須となった携帯の通話代がかかるようになったため、音楽のほうへ支出が回らない。



こんな感じで、一昨年、2008年度の業界の総売り上げはついに5000億を割り込みました。4割減です。トヨタやヤマダ電機が一社で1兆以上売り上げているにもかかわらず、業界はこんなに縮小してしまいました。

しかし、音楽業界が縮小しているというわけではないのです。JASRACの配分高は年々増加しているので、音楽の「消費」自体は年々増えているのですよ。だから、レコード業界だけが斜陽化していると言っていいでしょう。


まあ、私が知っている範囲でも、各社、社員数が3-4割は減ってますね。早期退職ばかりやってますよ、うちの会社も含めて……。むろん、消えてなくなった会社も山ほど。


20年前までは税金差っぴいてもまだ、利益率が10%あったそうですけど、今は5%ないんじゃないかな。



ほかの人の日記を読んでて、いろいろ。

キングやキャニオンも確かに和製ではあるが、あまりに規模が小さくなってしまった。キャニオンはおにゃんこ時代が絶好調だったけど、今はパッとしない。
ランティスはできたばかりのレーベルだが、アニメ専門なため売り上げは知れてる。

バップは日本テレビの音楽部門が独立したレーベルで、トイズはそのバップから独立したレーベル。だから、ミスチルの最初のほうの作品はバップから出ている(今はトイズから出しなおししている)

それから、原盤権だけど。

もともと、日本のレコード会社って原盤権を持っていないのが普通だったのです。事務所が持ってました。その方針にたてついたのが、CBSソニー(現SME)。1969年にソニーがCBSと合弁で始めた会社で、政府の資本規制緩和第1弾で作られた外資系レコード会社でした。そのため、米国流の考えかたで、原盤権を確保する方向に動いたわけです。原盤を自分たちで持つ代わりに制作費も出すと言う。それまでの業界慣行にさからったわけだから、自分たちで新人を見つけ育てるしかありません。そのためソニーにはSD部門という専門セクションがあるくらい、新人開発の力は強いわけです。ついでにいうと、それまでレコード店との決済のしかたも年4度の手形決済だったのを毎月ごとの現金決済に変えたのもCBSソニーでした。いろいろ革命的なことをやったわけです。

最初は店のほうもシカトしてましたが、その条件を飲んででも仕入れないといけない事態が到来しました。サイモン&ガーファンクルの「卒業」サウンドトラックがバカ売れしたためです。
レコード業界がほかと違うのは、「別の会社から同じものは出ない」というところ。車なりヤカンであれば、他の会社から似たようなデザインのものは出るかもしれないですが、レコードに関しては、専属契約になるので、ある会社からしか出ません。

だから、シカトしていた店も、「卒業」ほしさにその条件を飲んで、仕入れたと聞いています。増産に増産しても間に合わず、営業の人が新幹線で自分で運んだ、なんていう話を聞いたことがありました。


という感じで、原盤権はレコード会社が持つ、という流れになってきたのは1970年代からなのです。しかも、売れてきたら、契約更改のときに原盤権を要求してくるのが普通なのです。ドリカムがエピックを離れた理由もこれです。SME系レーベルからアーティストが移籍したなら、理由はたぶん原盤権でしょう。最近だとブリグリがワーナーに移籍しましたが、たぶん同じ理由じゃないだろうかなあ。

あとは、ジャニーズとか、バーニング系列の事務所は原盤を確保しにいくだろうから、レコード会社が権利を押さえるのは難しくなりますな。


まあ、レコード会社も生き残るために一生懸命がんばっているわけですが、どうも「権利で食ってる」ところを否定的に見てる人が多くてねえ。でも、それはしょうがないのですよ、だいたいこの業界の始まりが著作隣接権に基づいてるわけだから。

昔、オルゴールが発明される前までは、音楽を複製するというのはすなわちスコア(楽譜)を複製することと同義でした。だから、音楽を複製するのに権利が発生したのです。楽譜がレコード、そしてCDに置き換わっただけなのです。(ゆえにこの権利を音楽出版権とも呼ぶ)

そういう1600年代にヨーロッパから生まれた歴史ある流れを無視して批判されても、薄っぺらい上澄みにしか思えないですね、私は。
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金麦陥落/お買い物。

これまでビール(もどき)はここ3年ほどはサントリーの「金麦」を飲んでいました。
しかし、昨日、ちょっと気になったので別のものを買いました。

それは「麦とホップ」(サッポロ)です。


結果。

うん、これはうまいかも。個人的には金麦より上はもう出ないと思ってたのですが、これはうまい。ビールの苦味もよく出ているし。

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今日はお買い物。
実は先週からハロが箸を使ってご飯をたべようとし始めたのです。 

01.jpg02.jpg















それで、お箸をちゃんともつための「エジソンの箸」というのがあるので、それを買いにでかけました。そしたら、なんだかいろんなものをたくさん買うハメに……。

港北のサイゼリアでご飯のあと、西松屋へ。
ここで、お箸と箸ケースとお尻拭き、手口ふき取りシートを購入。隣の本屋でパズルと「いないいないばぁ」「おかあさんといっしょ」の本購入。

パズルは「モノランモノラン」のピクチャーパズルで、15ピースのもの。1.5歳から、もう遊ばせてもいいそうなので、買ってみることにしました。

ここで、当初の目的は達成されていたのですが、時間がまだ早いので港北東急へ行くことに。


リブロで奥さんが買ったのはレスポの付録付き雑誌。
3種類出ているうちの黒をチョイス。1200円なり。

http://tkj.jp/book?cd=60769401


去年買ったものよりも一回り大きいそうです。

http://tkj.jp/book/?cd=60707101


このあと、ABCマートで私の靴を購入(PUMAのスニーカーで3,990円)して、帰宅の途に。
近くで紙おむつと牛乳、トイレットペーパーにキッチンペーパーと、ものすごくかさばるものばかり買って家に到着しました。

私は途中で「1Q84」のBook3を読み始めました。本はアマゾンで予約していたので、発売日に入手していたのですが、ちょっと放置していたのでした。

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今日は中国GP。夜中まで楽しめます。
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