雨のち晴れ
寝ているあいだもずっと雷が鳴っていました。
夜に到着すると天気がいまひとつわかりません。バスで移動しているときは雨は降っていなかったのですが、再び降っていたようです。
こちらの係員の説明が非常にアバウトで、食事を取る場所やら時間の説明がまったくありませんでした。
逆に言うと、これまでの東南アジア旅行での係員の暖かさが、あの地域独特のホスピタリティというやつなのでしょう。
とにかく、渡された書類やら地図やらを解読して、食事はこちらに来る途中に見かけた大食堂「SKYLIGHT」、時間は8:00-10:00までとわかりました。
とりあえず8時半に起きようということで、部屋備え付けの時計をセットして寝ました。
8時半。備え付けの時計は鳴らなかった(理由は午後8時半にセットしていたためとあとで判明)のだけど、私の携帯電話のアラームがなり始めて起きました。
毎朝7時半に起きるためにセットしていたのが、時差1時間で偶然グアム時間8時半になりだしたものです。
とにかく起床。
4時間しか寝ていなくて、とにかく眠いですが、ごはんへ。
ありがちのバイキングですが、味噌汁やたくわん、しらす干しなどの日本食は完備。キムチもありました。
むろん、食パンやドーナツなどのパン食も。
味噌汁の具は自分でわかめか豆腐をチョイスする形。味はまあ普通。豆腐はやや固め。
客層は韓国人が非常に多く、中国人はほんの少し。韓:日:中:欧=6:1:1:2とこんな比率。
東南アジアにはありほど多かったロシア人が皆無でした。不況の影響なのか、ここが米軍基地の島・グアムのせいなのかはわかりません。
P.I.C.は退役軍人割引制度があるためか、アメリカ人客も多く、現役兵年代の夫妻や家族連れもけっこういました。休暇で来ているのかもしれません。
フィリピンにあったスービック基地とクラーク基地が返還されてその機能が、グアムに移転されたため、グアムは東アジアで最大の軍事基地となっています。日本にある基地機能を移転することも決まっており、北朝鮮のテポドンミサイルは一説にはグアムに対する抑止力ではないかとも言われています。
グアム島の大きさは淡路島くらいですが、軍事基地は北部に集中しており、ホテルがあるのは中部のタモンと言われる地区です。また、旅客機が発着するのは空軍基地とは違う、グアム国際空港で、これも中部にあります。
さて、朝ご飯は毎回同じような感じだったので写真はこれだけ。ご飯と味噌汁とサラダに目玉焼きにしらす干し。
今回の旅は毎回これでした。
ご飯を食べたあと、とにかくまだ眠いので部屋に戻って再び寝ることに。
10時〜13時半まで二度寝。
13時半起床、水着に着替えてロビーへ。ロビーには軽食スタンドがあり、ここでドーナツとハムチーズ入りパンを買ってからプールサイドへ。
P.I.C.には沢山のプールがあります。ウォータースライダーを2本そなえたメインプール。水中バレーボールのコートが備えられたプール、子供用に水深の浅いプール、ウィンドサーフィンの練習用プール。さらにはスキューバダイビング練習用のプール(しかも熱帯魚が泳いでいます)。さらに、プールではないですが、カヌーで巡れるようにつくられた池があります。地形も起伏に富んでいて、吊り橋までかかっていたり。
ロビーからウォーターパークの途中には小屋があり、そこの警備員がルームキー(カード)を見せるよう言ってきました。実はPICのウォーターパークは1日利用という形で他のホテルの客も入れるのですが、なんと1日100ドルです。(オプショナルツアーリストにありました)
もちろん、宿泊客はタダで入れます。
チェックイン時に渡された「タオルカード」というのをインフォメーションセンターで渡すと、タオルを渡してくれます。撤収するときはタオルと交換でカードを再び受け取ります。このタオルカードはチェックアウトのときまで使用します。
プールサイドにはあまり客はいませんでした。雲も多いのですが、ときおり射す陽射しはさすが北緯14度です。しかも夏至に近いため、北のほうから差し込んできます。
プールに基地を設定し、14時半から17時半までプール遊び。
ハロも水に入れてみました。意外にまったく怖がりません。波があると怖いみたいなのですが、水温も暖かくてお風呂と勘違いしているのかも。
ハロマシンは屋根つきのすぐれもの。他の小さい子が羨望の眼差しで見ていました。
水面を手で叩いてちゃぷちゃぷするのが好きなようです。顔にしぶきがかかってもまったく動じることなく遊び続けていました。
プール撤収後、ホテル内売店でスタバの瓶詰めコーヒー牛乳もどきを購入。これって日本で売ってますかねえ?
濃厚な味でおいしかったですよ。
部屋で風呂に入り、どうも右目に違和感があるので取ってみたらなんとソフトコンタクトレンズが破れてました。ウォータースライダーで着水したときからその違和感があったのですが、破れていたとは。
のこり4割の破片が目玉に貼り付いたままで取り出すのにとても苦労しました。
部屋は西向きなので夕陽がきれい。
さて、夕食は道路をはさんで向かいにある「ロイヤル・オーキッド・ホテル」内にあるカプリチョーザへ。
そう、日本のカプリチョーザです。グアムには2店舗あるとのこと。
ここでクラムチャウダースープとトマトとにんにくのスパゲティーをチョイス。
ハロにもクラムチャウダースープをあげてみたらかなりの量食べました。
食事後、近所の探索。ABCストアや免税店、マッサージ屋が3軒に、ストリップバーまでありました。
サイパンにはそこまで露骨な風俗店はなかったのですが、これが自治地域と準州の違いなんでしょうか。
21時半に部屋に戻り、ここから3時間半ほど「銀河鉄道999」の第2シリーズをぶっ続けで読み続けてから寝ました。
ハロは疲れが出たのか、ご飯から戻ったらすとんと眠り、朝までおきませんでした。
(つづく)