ハロと義母、奥さんと4人で湯河原へ行ってきました。
これまで2度、湯河原には行ってますが、いずれも駅に近いところ。
今回は「奥湯河原」と呼ばれる山のほうの宿を取りました。
日本旅行のツアーをサイトで見つけて予約。なんと、横浜-湯河原往復(特急・グリーン車)の乗車券・特急券つきで一人14300円。3人で42900円です。激安です。
横浜駅で駅弁を買いこみ、踊り子号のグリーン車でいざ湯河原へ。
といっても横浜−湯河原は1時間ちょっと。駅弁食べてたら着いてしまいました(笑)
駅からはタクシーで。オレンジラインという新道を通って10分ほどです。バスだと30分ほどかかるみたいです。
宿泊した宿は「
青巒荘」(せいらんそう)。今年、80周年を迎える由緒あるお宿でした。
ツアーだったので部屋の指定などはしていなかったのですが、用意されていたお部屋は新館にある「ときわ」というお部屋。なんだか広いですよ、奥さん!(誰
ここが部屋の玄関。
トイレが2つあります。どちらも洋式でウォシュレット完備。
洗面室。
部屋の浴室。あまり使われていなさそうだけど、浴槽は一応舟形になっています。
この部屋は玄関を上がったところにある二畳の小部屋。
そのとなりに6畳の部屋があり、さらに隣に12畳半の大部屋。
立派な床の間。
さらに隣には6畳の洋室。ここに冷蔵庫とテレビ、電話がありました。
庭から見る空。
宿のホームページを見ると「別館 特別室」扱いで、
この部屋の間取りが載っていました。一番下のほうです。
http://www.seiransou.co.jp/rooms/index.html
しばし、ここでごろごろしたあと、まず先に露天風呂へ行きました。
この宿には計5つのお風呂があります。女性専用の浴場が2つ、男性専用が1つ。
露天は2つで、滝のあるほうは時間によって男性と女性が変わります。
もう一つは基本的には女性のみですが、午後6時から9時は貸し切りとなります。
一日3組限定。貸し切りは2100円。
この建物は建て増しが多く、火事になるとけっこう迷うかもしれませんね……。
県道の下を地下道で抜けたところに殿方大浴場。これが川の側に立っています。
さらに川をこの橋で渡ります。
入ると滝があります。


脱衣所から開放された感じの露天。体を洗う施設はなく、完全に浸かるだけのものです。
風呂から戻って、義母と奥さんをお風呂へ送りました。
ご飯の前に私はもう一度風呂へ。最初に入ったときは先客3人がいましたが、今回は完全に一人のみ。期せずして貸し切り状態。
湯河原の湯は本当に優しくて、威力のあるお湯です。さすが奈良時代からの名湯というべきか。
戻ってきてもテレビをつけることもなく。庭を見たりハロとだらだら遊んだり。よくみるとハロが写っています。庭から部屋を撮った写真。


晩御飯。
品数も多く美味しかったです。私は海老が嫌いなので「海老アレルギー」と称していたのですが、茶碗蒸しの海老ぬきの特別製で、気を使っていただきました。
ただし、お吸い物に化学調味料を使っていたらしく、お腹を壊しました。

痛くなるというわけではないのですが、私のお腹は化学調味料が入っていると敏感に反応してすぐに下痢してしまうのです。市販のインスタントラーメンなんててきめんです。食べるときはお腹を壊すのを織り込み済みで食べてます(笑)
んで、ここの吸い物はかなり化学調味料が入っていたらしく1時間に4回トイレのお世話になりました……。
それ以外はお刺身も新鮮だったし、問題なかったのですが。
ご飯を食べたあと、少しまったりして貸し切り風呂へ。
やや小さめですが貸し切りにはちょうどいいのかも。

ここでハロをお風呂に入れました。
この宿は赤ちゃん用の貸し出しグッズ(無料)も充実していましたよ。
風呂から戻り、21時からマッサージを私だけ受けさせてもらいました。義母や奥さんにも勧めたんだけど、義母は脳腫瘍の手術以来、マッサージは避けるように言われているそうです。奥さんは子育ての中で右腕が上がらなくなってしまい(四十肩のような症状)、マッサージをするのは得策ではないとのことで私だけ40分4000円。
そういえば、ここにチェックインしたときにいろいろクーポンを渡されまして、館内利用クーポン3000円をここで使用しました。ただし、マッサージ師の方に宿のほうにツケにしてもらって、チェックアウトのときに清算という形です。
マッサージのあと、私は再び大浴場へ。それまでの3回は体を洗う施設がなかったので。
ボディソープ、リンスインシャンプー、フェイスソープがありました。カミソリも無料。
ちなみにマッサージ機器も無料でした。
さて、寝ようとしていたら、部屋が乾燥していたせいか、ハロがせきこみます。
どうしたの、と見ていたら、口からどっと吐きました……。
吐き戻しというのじゃなくて、あれは吐瀉です。
口から、カルピスでできたトコロテンが出てきた感じでした。
パパとママちょっと慌てました。
とりあえず、服を脱がせて、予備に着替えさせます。しかし、頭にもゲロ液がついてしまいけっこうすっぱい匂いが……。
部屋の風呂に入れようかとも思いましたが、すでにやすんでいた義母を起こすと、いらぬ心配をかけるかもしれないと思い、お茶用に置いていってくれたポットのお湯でタオルを湿らし、髪を拭き取ることにしました。4回ほど繰り返してよしとしました。
静かな湯河原の夜が過ぎていきました。
(つづく)