新宿スモーキンブギという小屋で行われたライブに行ってきました。
プレイヤーはソウル・フラワー・ユニオンのギタリストである河村博司。
彼は実は私の小学校時代からの同級生なのです。
中学一年からギターをやりはじめた私は、彼にギターの弦の張り替え方を教えてもらったことがあります(笑)
小屋は40人も入れば一杯になるくらい。名前が「スモーキンブギ」というだけあるので、煙草モアモアなのかなあ、それはちょっときついなあと思ってましたが(奥さんもいるし)、予想に反してほとんど吸う人はいませんでした。
この日、私の会社はレイアウト変更のため、定時になったらとっとと帰れという指令が出ておりました。
ので、ありがたく定時にあがり、横浜から新宿に向かってくる奥さんと待ち合わせた場所は新宿アルタ前。
金曜の7時なんてものすごい人だらけで、待ち合わせにもなりません。おまけにうるさいので携帯で話がしにくい。
なんとか合流できたので店に行く途中適当にご飯を食べようと、らんぷ亭で親子丼を食べ、開場19:30を10分ほどオーバーして入店。2500円(ワンドリンクつき)
聞いたところこの店は元ダウンタウンブギウギバンドのメンバーが経営している店だとか。それで店名が「スモーキンブギ」なのねん。
店に入って、予約してる○○ですがと店員に声をかけると、その横でごそごそとしていた人が顔をあげた。
本人でした(笑)
「久しぶりやなー、ちょっと若返ったか?」と。
前に会ったのは……2000年4月1日の新宿リキッドルームでのライブ。
そのときはソウルフラワーユニオンのベーシストとしてのライブで、終わったあとに20数年ぶりに会っていたのでした。まあ、そのときからでも8年ぶりになるわけですが。
「ちょっと押すけど、ええか?」
「うん、ええよー」って、俺の都合に合わせてくれるのか? とか変に思いながらも開演を待つ。
予定から30分押し。雨のせいか客の入りは半分ほど。だけどたぶんソウルフラワーユニオンからの熱狂的なファンもいるのだろう、地方から来ている人もいた。客のほとんどが顔見知りのようで、私と奥さんだけが妙に浮いていた(笑)
オープニングから半分くらいまではギター一本で。
エレキギターだと「弾き語り」とは言わないのだろうけど、エレキとアコギを取っ替えながら。
ソウルフラワーユニオンの曲調とはあきらかに違い、どちらかというとポップな感じなんだけど、本来、河村が好むのはこういうタイプの曲だというのは昔から知っているので、最初ソウルフラワーユニオンにいるって聞いたときのほうがかなり意外な感じがした。
途中、他のタレントが歌うためのコンペに応募してボツにされたという曲をマックで音源を鳴らしながらギターを同期させての演奏。
これがけっこうかっこいい。売れそうなキャッチーな感じ。
アンコールは2度。
と言っても考えてなかったらしく、一回目は最初に演奏した「渚にて」のアコギバージョン(一曲めのときはエレキバージョンだった)、で2回目のときはソウルフラワーユニオンの名曲「満月の夕」でした。
ライブ終了後、客席にやってきた本人としばし歓談、4月にもやる予定があるとのことなので、再会を約して撤収。
私は生ビール2杯と泡盛ロックでけっこう出来上がっていて、自宅到着したら即布団で爆睡でした。