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働きマン

働きマンを見ていたら、ふと懐かしい感覚に襲われる。
私も8年間、編集という仕事をしていた。
月刊誌だし、音楽雑誌ということもあって、一般の雑誌とは相当違うとは思うが、締め切り間際のガヤガヤとした雰囲気や、ゲラ読みの真剣さや、校了開けの爽快感というのはやってみなければわからないものだ。

自分がセッティッングして取材したものが活字と写真によって形になり、それをお客さんが読んでくれるというのがたまらなく楽しかった。

単行本もいくつか作り、すべて増刷がかかった。自分が自慢できるのはこれだけなんだけど。

"Editorial Director"

その肩書きでクレジットされた自分の名前。不思議な感覚だった。

今から考えたらよくあんな生活サイクルで生きていたな、と思えるほどなのだけれど、それはもう20代の恐れを知らない怖いものなしの感覚で突っ走っていたからだろう。


しかし、いつかはエネルギーが切れ、体がついていかなくなる。会社の体制にも疑問を持ち、私はグループ内の別会社に異動願いを出すという形で、編集者を辞めた。

今はその判断が間違っていなかったと断言できるのだけど、なにかに一心不乱になることができたのはあの頃が最後だったのではないかとの思いが、懐かしさという形で心に去来するのだろうか。
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