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エヴァを見ての雑記。

公開日にエヴァを見て1つだけ気になったことがあったけど、書くのを忘れてた。

それはなにかというとシンジが使っている音楽プレイヤー。「S-DAT」と書かれたテープが入っていた。

今から12年前、1995年の秋にテレビ放映されたこの作品は、2015年の日本を舞台としている。しかし、2007年の現代でも音楽プレイヤーの主流はシリコンチップに音楽データをぶちこんだモノ。ここだけは完全に発展速度を見通せなかったようだ。

1995年のときといえば、例えば私が使っていたPC(Mac)のスペックはクロック周波数33Mhz、ハードディスク容量250MB、メモリ容量8MB(のちに12MBに拡張)。(Performa575)
ブラウザといえば、ネットスケープナビゲータとモザイクの時代であり、IEはまだなかった。

世間的にいえば「家にパソコンがある」といえば、「オタク」扱いされる時代であった。
ネスケのVerは3.0が出た頃。フレーム表示(分割表示)ができるようになってスゲーとか言われている時代なのである。

まあ、その当時の私に現代の2GBのフラッシュメモリを見せて、「これ2GBの外部メモリなんだよ〜」なんて言っても、「こいつ頭おかしいな」と思うのがオチだったであろう。

なんせ、当時のデザイナーが250MBのハードディスク4台をデイジーチェーンでつないで1GB運用していたのを見て「スゲー」とうなっていたからである。あんな、親指程度の大きさのものが2GBと言われて信じられるハズがない。

ガイナックスがDATの上位版として「S-DAT」を設定したのも理解できないではない。VHSの上位版である、S-VHSを意識したのだろう。当時、記録メディアとしてのDATはあまり普及はしていなかったが、音楽用としてのプロユースではそれなりに使われていたこともある。だが、CDやMDでの使用がほとんどだった。その頃のPCのスペックでは音楽データはまだ扱うには貧弱すぎたということもあるし、記録メディアはフロッピーが主流で、やっとMOが出てきたというところか。CD-Rはハイスペックマシンにはついていたが、メディアもまだまだ高かった。

そのような状況だったのたが、十年一昔とはよく言ったもので、たぶん10年後にはもっと恐ろしい進化をとげているのだろう。

SF作家のアーサー・C・クラークは「進みすぎた科学は、魔法と区別がつかない」という至言を残しているが、2GBのフラッシュメモリでさえ、今の私には十分魔法のようである。
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