イギリス総選挙。

2010.05.07 Friday 21:06
kazuto funahashi




という感じか。

さて、まず最初にホイッグとトーリーはなぜ生まれたかというと、1678年に遡る。日本だと江戸時代前期のこと。

イギリス国王はイギリス国教会という宗教組織の管主としての役割もあるのだけれど、時の国王チャールズ2世には子供がなかった(妾に産ませた子は14人もいたが、庶子には王位継承権はなかった)ため、後継は王の弟、ジェームズになるのが最も妥当だと思われたのだが、問題は、この弟がカトリックだったこと。

国王になれば、イギリス国教会のトップになるのに、それがカトリックの王でいいのか、という問題が勃発した。これについて、

べつにいいんじゃね? という人々がトーリー党(後の保守党)、

絶対アカン!! という人々がホイッグ党(後の自由民主党)

と呼ばれるようになった。

結局、弟は即位を果たし、ジェームズ2世となったけれど、親カトリックの宗教政策は国民や貴族たちの怒りを買い、王の甥であるオラニエ公を担いで、軍隊を上陸させ、王を追放した。これが名誉革命。追放された王はアイルランドに渡り、捲土重来を喫したが果たせずに67歳で死んだ。


今、調べるとするりと頭に入ってくるなあ。
授業のときはどうして左から右へ流れていったのだろう( ̄ー ̄)

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